2011年08月12日

島根・からぶり紀行

最近お付き合いのある方たちから、「島根はいい、島根はいい」と聞かされ続ける昨今、それに追い討ちをかけるひと言に背中を押されて、島根に旅立つことにしました。
しかし、目指すは「足立美術館」。この庭園がすごく良かったと聞かされての出発でした。

山陰に向かう高速道路をひたすら北上し、途中で、折角だから出雲大社まで足を伸ばそう、ということになりました。
いやいや、本当に思いつきだけなんです……。

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あら!なぜか本殿が見えない!!、と思いつつ良く見てみると、「平成の大遷宮」というやつで、つまり、「大修繕工事中」ということのようです。
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ああ、残念。ここまで遠路はるばるやってきて本宮を拝めないなんてなんと不運なことだろうと嘆きながらふと脇を見ると、こんな記述がありました。
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半ズボンの上、裸足にサンダル姿の私のような不心得者には本宮を拝む資格はないようです……(苦笑)

次いで、もうひとつの本命、「出雲大社庁の舎」です。
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内部空間は本当に居心地が良い空間でした。今年の節電対策のためか、張り巡らされたゴーヤの緑のカーテンが、内部空間に柔らかい安らぎをもたらしているように感じました。

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鈴なりに実ったゴーヤは、本殿にてお払いを受けた後にこうして配られていました。
これでうちの夕食は霊験あらたかなゴーヤチャンプルーに決定しました。

大きな鳥居付近で見かけた看板につられて、ここにも寄ってきました。
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「大社文化プレイス」伊藤豊雄事務所の設計ですが、全く期待せずに「まぁ折角だから、五分だけ寄り道させて……」とカミサンに言い訳しながらふらりと立ち寄っただけだったのですが、予想に反して良かったです。
……という言い方もすごく失礼な言い方ですね……、本当に申し訳ありません。

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上の写真は、エントランスですが、ここを何気なく通り抜けると、その見返りの写真が、下の写真です。
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エントランスの右側の下ってゆく通路のさらに左側に大ホールがあります。
こういう風に、ちょっとした仕掛けで、かろやかに、かつ、ダイナミックに全体の構成が成立している場面には、なかなかお目にかかることは出来ません。
作り手の、何かを発見したときの喜びの表情が目に浮かぶような構成だと思います。
しかし、この面白さをうまく文章で表現できれば良いのですが、素人の皆さんにこの喜びをお伝えするのは、これまた文章表現の技を磨かなければ出来ることではないのかもしれません……。
でも、そんなことにも挑んでいかなければ、何かの溝を埋めることは出来ないんでしょうね。

さて、大きな空間の中にもうひとつあるホール。
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そして、盛土した丘のしたの部分に、図書館機能が収められていました。

中に入ると、
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円筒形の光庭を設けているのですが、これが結構実際の効果を発揮していて吃驚しました。実際の効果という意味では、メディアテークよりもはるかに実効性のあるつくりだと思いました。図面や写真で見るとこういう風には感じなかったと思います。

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そして、球面の天井に架けられた格子天井が思いのほか効果的なラインを構成していて、これにも少し驚きました。

このほかに、盛土で構成した丘と建築との境目を曖昧にしているところなど、見るべきところの多い建築でした。
しかし全体としては「伊東節」が炸裂してしまっているところが、ある意味で残念でなりません。
……「伊東節」の良い悪いを言っているのではなく、メディアを通してしまうと「伊東節」にひと括りにされてしまって、それ以上のものが見えてこないんですよねぇ……。

次いで、今回の大本命である「足立美術館の庭園」です。
米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で八年連続ナンバーワンを獲得したりとか、ミシュランガイドに掲載されたりとか、話題の絶えない美術館のようですが……、

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ほら、やっぱり、ここにも書いてありました!!

そしてその庭園です。
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手入れの行き届いた広大な庭園は、確かに素晴らしいものでした。
そうして創り上げた庭園と、よりすぐりの日本画を交互に見せ、お互いの効果を高めようとするアイデアも申し分ないと思います。

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しかしながら、ひとつだけ申し上げずにいられないのは、選りすぐりの日本画と、手間を惜しむことのない美しい庭園、そしてそれを鑑賞する人々の間にあり、それぞれを繋いでゆくべきものが、決定的に良くないのだと思います。
端的に申し上げると、それが「建築的ななにか」だということになるのでしょう。
ここに優れた建築があれば、私としては何を感じることもなく、健やかに心置きなく、すばらしい庭園と日本画を楽しむことが出来たのだと思います。

そうして、他の芸術の邪魔をすることなく、人々の活動に静かになにかを提供することも建築の大きな役割であると、真摯に感じた瞬間でした。

(T)
posted by JIAみやぎ at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築雑記

林原美術館

今回の帰省で、必ず行きたいと願っていたのが「林原美術館」でした。

今年二月に目にした驚愕のニュース
「林原倒産!!」
http://www.data-max.co.jp/2011/01/post_13506.html

WIKIPEDIAによると……、
株式会社 林原(はやしばら)は食品原料・医薬品原料・化学原料製品や試薬を研究・製造・販売するバイオメーカー(非上場)。創業は1883年、本社は岡山市北区下石井。主な製品はインターフェロン、トレハロースである。
元々は水あめ製造業であり戦後生産量日本一を誇った時代もあった。デンプンからの各種糖質開発を事業として特許を多数取得し、そこから得られた莫大な収益でさらに新たな研究を行っている研究開発型の企業である。

創業者の林原一族の同族企業だったが、後述の会社更生手続開始(経営破綻)によって林原氏は退陣へ追い込まれ、現在の社長は福田恵温。縁故採用に肯定的な企業であり、社員の公募はせず社員の多くは地元大学に頼み岡山から採用している。

日本国内で化石発掘から展示までを行う唯一の企業とされている。

林原グループは、岡山駅の至近の一等地に広大な土地(岡山藩主・池田家の所有地を買い取ったもの)を持っていることでも知られる。この土地の持つ含み益と特許が生み出す利益によって資金調達が容易なため上場する必要がなく、長期にわたる独自の研究開発を行うためにもあえて上場しないという方針である。この土地は長らく本社や駐車場(林原モータープール)、林原自然科学博物館などに利用されてきたが、「ザ ハヤシバラシティ」として再開発する構想も発表した[7]。

一方で研究開発費を捻出するなどの資金繰りに充てるため、岡山製紙や三星食品などのグループ会社を次々に売却した。

岡山財界とは密接な関わりを持つため、林原がADRの手続きをした事に対し岡山市長と岡山県知事が会見を行なった。

2011年1月、私的整理の一つである事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを申請したことを明らかにした。負債総額は1千億円を超えるとみられ、事業を継続しながら経営再建を目指すとしている[8]。また、岡山駅近所の有料駐車場と本社に岡山の地方銀行である中国銀行が、林原美術館に住友信託銀行が抵当権を設定していることを明らかにした。

不正経理の表面化などのため、2月2日の債権者集会の場で事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを断念したことを明らかにし、同日、林原・林原生物化学研究所・林原商事の3社は東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請した。負債額は1300億円超と見られ、岡山県内の経営破綻としては過去最大である。この責任をとって社長の林原健と実弟で専務の林原靖が取締役を辞任し、後任の社長には林原生物化学研究所の常務だった福田恵温が就任、創業以来一貫して林原一族が主導してきた同族経営に幕を閉じた。



こうしてみると、優秀な研究者が一発大山を当ててしまい、バブルに浮かれ自滅してしまっただけの話に思えてきますが、この林原の研究や文化に駆ける意気込みはまさに郷土の誇りでした。

「林原類人猿研究センター」http://www.gari.jp/
一民間企業が、広大なチンパンジーの研究施設を運営していました。その成果の何をどう役に立てるのかなど、あまり考えていなかったのでしょう。「チンパンジーの知能の研究は、人類にとって必要である」という科学者としての直感にのみ基づいて設立したのでしょう。

「林原自然科学博物館」http://www.hayashibaramuseum.jp/monphoto/index.html
モンゴルに恐竜の化石の発掘隊を派遣していたようです。
実は去年の夏休みに「恐竜展」を開催しており、むすめをつれて行ってきました。発掘隊に参加した研究者が直接説明してくれるコーナーがあったりと、並みの博物館で行う恐竜展とは違った視点が随所に見られました。「俺が掘り当てた恐竜」という視点で語られる骨の断片は、大人から見ても格好良かったです。


どれも、一民間企業が手をつける内容のものではないですよねぇ。
林原は本当に大丈夫か、と誰もが思いつつも、損得を抜きにして面白いと思うことには金に糸目をつけず、何でも手を出してしまう、そんな心意気に誰もが喝采を送っていました。
近年、ベネッセがあれだけ文化事業に手を出すのも、林原が様々な文化活動になにを躊躇することなく猛烈に手を出すのを横目に見て、「尊敬される経営者とはああでなければならない」と感じ入ったに違いありません。

そして今回見に行ったのが「林原美術館」です。
「やってるかなぁ」と少しどきどきしながら、行ってきました。

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「岡山城長屋門をエントランスゲート」として使っています。

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「ああ、林原美術館」
てっきり、道場破りに荒らされたあとみたいに看板が外され、尾羽打ち枯れている様を思い描いていたのですが、大丈夫のようです。

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門を入ると、実は「前川國男」です。
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やはり、瀬戸内海は「松」なんでしょうなぁ……。
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ロビーの様子。
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庭に出てみると……、
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ついでに、岡山から世界に飛び立とうとしている企業をもう一軒。これも林原と同じく非上場企業だと思われます。

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「鳥好」
最近同級生と呑みに出掛けるときには必ずこの店です。
六時を過ぎるといつも一杯だそうです。

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安いし……。

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なんと「ミシュラン掲載店」だそうです。

この日一緒にのみに出掛けた高校の同級生も、外資系大手繊維メーカーの社員なのですが、外人の客が来ると必ずこの店につれてくるそうです。
中途半端な高級店につれて行くよりも、外人客は大喜びだそうです!!

……しかし、大丈夫かミシュラン!!(笑)

(T)
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2011年四国香川・栗林公園……

しばらく前から、ずっと念願だった香川県高松市の栗林公園に行くことにしました。
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わたしがかつて住んでいた「岡山県玉野市」は、電車で岡山市内に出るよりもフェリーで高松に渡った方が便利だったこともあり、かなりなじみのある町です。
フェリーでの風に吹かれての一時間の船旅も、楽しいものです。

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こんなクレーンでよってたかって、ガシャガシャと船をこねくり回している風景も、眺めているだけでも飽きるともありません。

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現在、漁村集落の移転の手伝いをしていることもあり、漁業関連の情報には敏感になってしまいます。
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こんな変わった形の小船がミズスマシのようにすいすい海面を滑って行きます。

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やがて、高松の町並みが見えてきました。写真では撮り損ねてしまいましたが、「玉藻城」という高松の城が岸壁沿いに構築されていて、一般的な城郭とは違う景観をつくり出しています。フェリーは、城壁とやぐらに接岸するように錯覚するほど、隣接した船着場に到着します。

早く着きすぎて暇つぶしに寄った海岸沿いのシンボルタワーには、ちょっとだけ仙台七夕の飾りが吊るされていました。
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施設真ん中のアトリウムの逆円錐形の空間を見て、うちのカミサンが「いろんなところであんな感じの形を見るけど、何か理由があるの?」
……んーっ! 何か理由はあるのでしょうか?

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ああ、やっと辿り着いた栗林公園。小学校のころから遠足でも何度も訪れた場所ですが、こんな風にアピールしておりました……。
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正面入り口から入ります。

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わが娘たちは、無料貸し出し中の日傘をかざしております。

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こんな風に、瀬戸内海らしく松の多い庭園です。

公園内には、ぽつぽつと茶屋が設けられています。
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茶屋の脇には、こんな小屋が設けられていて、何かと見てみると、ここで休憩してお茶とお菓子がいただけるようです。
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順路には幾つかの小高いビューポイントがあり、そこから全体が見渡せます。
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見渡せたかと思うと、うっそうとした緑の中を分け入ってゆくような場所もあり、
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見飽きないように構成が練られています。

要所要所に設けられた茶屋には、鯉のえさが売られており、それを見るたびに娘どもが騒ぎだします……。
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娘が恋に夢中になっている隙に、また、小高いビューポイントに上ると……、
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……やっと、見えてきました。
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石橋の上でこどもたちが大騒ぎをしているので、何事かとおもうと、
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池には亀やすっぽん(?)がたくさんいました。

そして、やっと辿り着いた「掬月亭」。
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中に入ってみると……、
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床の間もこんな風だったり……、

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しかし、こうして実際に来てみると、「数寄屋造り」の建築が何で「雁行配置」なのか、ストンと腑に落ちます。図面や写真を見ているだけではこんな風に雁行配置を実感することは出来ません。

そして……、
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これだけ開放的なつくりなので、開口部周りをよくよく見てみると、雨戸の収納にかなりの工夫をしています。
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この部分の建具は、ずっとこちら側に引いてきて、コーナーの芯棒でくるりと90度回して、
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あちら側に引き込むようになっています。

しかし天井も結構低く、それがすごく気取ってなくて良い気がしました。
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そして、栗林公園駐車場のおじさんに教えてもらった「うどんや」。
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いわゆる「製麺所」です。
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小さい御椀一杯が一玉で160円。二玉で280円。大人の男性は二玉が標準なようです。てんぷらは一律80円。
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しかし、うまかったです!!!

帰りに、谷口吉生さんの「東山魁夷せとうち美術館」に立ち寄り、長居をしようと思ったのですが……、
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ふらりひと回りしただけで、あまり長居をする気にもなれず……、

しかし、瀬戸大橋のふもとに建つこの美術館から見上げる瀬戸大橋は、すばらしく巨大でした!
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ローマの水道橋なんかみると、これ以上の迫力なんでしょうかねぇ…。

もうひとつ、四国の丸亀城を見たかったのですが、暑いのでこどもたちに却下され、谷口さんの名作に四度目の訪問をすることにしました。
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……しかし、この内部空間の展開は本当に良く出来ていると思うんだよなぁ……。

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本当は、旧香川県庁舎も再確認したかったし、百十四銀行、丹下さんの香川県立体育館!もみたかった……。坂出の人工土地も、今すぐに見るべきだとの声もありながら、果たせず仕舞い……。

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帰りのフェリーで、次女と海を眺めながら物思いにふけっていると……。
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最初、タンカーが炎上しているのかと思いきや、
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山火事でした。
小学校のときに習ったのですが、ここは日本一山火事が多い場所だそうです。
昔は銅の精錬所があり、その煙突から飛散するリンのせいで、かんたんに山火事が発生したようです。近年は煙突に取り付けるフィルターの性能が向上したおかげで、山火事は減ったと聞いていたのですが、一度火がつくと、数日は燃え続けることが多いのです……。
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(T)
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2011年08月10日

渋川海水浴場

みなさま。
とんと、ご無沙汰しております。
ある地区の集団移転の手伝いや、もろもろの復興関係の雑事に追われるあまり、こちら方面には全くかまうことが出来ませんでした……。

ですが、一週間の夏休みをいただけることとなり、追い迫る仕事から逃げるように、深夜の高速道路を夜逃げ同然のスピードで駆けてきました(笑)

で、行き着いたのが「渋川海水浴場」です。

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当然東北地方では、誰ひとり知らないでしょうが、こちら岡山では一番の海水浴場なのです。瀬戸内海の波のちゃぷちゃぷ具合は、海水浴にはもってこいです。
ちなみに、うちの次女は、以前高知の荒波に呑まれかけて以来、太平洋での海水浴を極端に嫌がります。

そこで見かけた一軒の海の家。
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この生簀で釣りをします。

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一回500円なので、ねだる娘たちには諦めさせました。

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東北地方の海水浴場ではあまり見かけないような気がするのですが、どうでしょうか?

海水浴場に面したキャンプ場です。
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すべてのキャンプサイト、バンガローが海に面していて、すごく良さそうでした!

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朝早いこともあって、人の少ない海水浴場はなかなか素敵でした。

(T)
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2011年06月22日

オープニングパーティの様子(日経新聞)


「石巻まちカフェ」オープニングパーティの様子が日経新聞に掲載されました!!!

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2011年06月20日

「石巻まちカフェ」オープン!!

きのう、「石巻まちカフェ」のオープニングイベントを行いました!
発案から、宮城地域会定例会での満場一致の承認を経て、きのうのオープニングまで、なんと6日間という爆走ぶりです(笑)
打ち合わせテーブルから、ソファ、PC、スピーカーに、冷蔵庫、コーヒーメーカーに至るまであっという間にすべてが揃っていました。素晴らしい!!と自画自賛していたところ、電気の開通は、10日後だと知りました……(苦笑)

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こういう風に、地元商店街で買い揃えたソフトドリンクや、笹かまぼこ、ドーナツやフルーツを準備していたのですが、開場時間の12時を待つまでも無く、どんどん人が集まり始め、やがて、バイオリンミニコンサートが始まると、その音色に引き寄せられるように人だかりが出来ていました。

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バイオリンの演奏は、柴生田桂子さんです。

柴生田桂子
仙台市生まれ 1990年桐朋学園大学卒業 同年ドイツ・デトモルト音楽院に留学。1994年終了試験に首席で合格。
アメリカ・タングルウッド音楽祭やヨーロッパ各国の音楽祭に招待参加。
これまでに仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京シティーフィルハーモニー管弦楽団と共演。
仙台を拠点に演奏、後進の指導にあたっている。


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本当に大盛況でした。

そのあと、石巻市役所での「第2回震災復興基本計画市民検討委員会」を傍聴してきました。
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こころざし高くまちの将来を語る市民が大半で、少しびっくりしました。前回の第一回目の委員会の最後に、検討委員会副委員長を務める商工会議所の会頭さんが、こう言っていました。
「さすがは、わが石巻市民の代表だと感じました。誰ひとり『6mの津波が来たから、7mの堤防を造れ』とは言わなかった!!」
この会の委員長は、東北大学の小野田教授です。
委員会終了後に二十分ほど立ち話をしましたが、いろいろと奮闘しているようです。

ところで、石巻市の中心部、アイとぴあ通りで見かけたセブンイレブンが素晴らしかったのでご紹介しておきます。
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お弁当やジュースなどは、この保冷車の中で買えます。

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そしてもうひとつ、早朝五時半に仙台を出発したのですが、その途中で見かけた光景です。
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居眠り運転か、車が電柱に激突したようです。

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おまわりさんが三人がかりで、通してくれました……。
硫黄島に星条旗を立てるアメリカ兵みたいで、格好良かったです(笑)
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2011年06月17日

「石巻まちカフェ」オープニングイベント

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皆様

このたび、わたしたち、日本建築家協会宮城地域会では「石巻まちカフェ」をオープンすることになりました。
地元石巻で地域の再起に意気込むかたがたや、石巻の復活のために様々な形で力を尽くされている方々、我々JIAメンバー、各大学の関係者など、皆さんがこれからの石巻を考える拠点になればと考えております。

毎日とはいきませんが、これから週に数回程度、曜日を決めてオープンするつもりでいます。
建築相談・人生相談、なんでも承ります。
おいしいコーヒーを自由に飲めるようにするつもりですので、是非立ち寄ってください。

「石巻まちカフェ」オープニングイベント
6/19(日)12:00には、オープニングイベントを予定しております。


地元石巻で奮闘するショップにて買い集めた笹かまぼこやカンヅメなどの軽食、飲み物などをご用意しております。
バイオリンミニコンサートなど予定していますので、お時間が許せばぜひご参加下さい。

場所  : 石巻市中央2丁目8‐2 ホシノボックスピア2階
電話番号: 決まり次第すぐにお知らせいたします……。
開店日 : 決まり次第お知らせします。
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みやぎ復興のための「まちづくり勉強会6」

皆様
震災復興のどたばたで更新が滞っております。申し訳ありません……、が、しばらくの空白期間のあと、唐突に、ぶつ切りでご案内いたします。
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みやぎ復興のための「まちづくり勉強会E」開催のご案内  

「まちづくり事業手法と震災被災建物の修復・建て起こしとは」

いま私たちは何をするべきか、どうするべきかを学ぶための講演会を開催します。
こんなときだからこそ、様々な立場から見た未来の東北の姿を勉強することで
宮城の明日・建築を復興させましょう。
ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!
どなたでも参加できます。
今回は、公共の補助や住み続ける手法など長谷川氏から学びます。


開催日時 :2011年6月18日(土)18:30〜20:00
会場 :北四ビル2F(JIA東北支部事務局のある北四ビルの2階です)
仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル2F
参加無料 (定員30名) 


講師 : 長谷川 順一(はせがわ じゅんいち)住まい空間研究所 主宰
     新潟市在住 / たてもの修復支援ネットワーク代表
            
 【たてもの修復支援ネットワーク】http://shufuku.com/           
                       
 参加される方は直接会場へおいでください   

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(社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
  〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
        メインE-Mail:shibu@jia-tohoku.org
           ※info@jia-tohoku.orgも今まで通り使えます
           URL http://www.jia-tohoku.org/

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2011年05月06日

まちづくり勉強会C 北原啓司『復興からのまち育てとは』

みやぎ復興のための「まちづくり勉強会C」開催のご案内!!  
「復興からのまち育てとは」

いま私たちは何をするべきか、どうするべきかを学ぶための講演会を開催します。こんなときだからこそ、様々な立場から見た未来の東北の姿を勉強することで宮城の明日・建築を復興させましょう。
ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!どなたでも参加できます。
 今回は、街づくりの視点からの東北の復興を、北原啓司氏から学びます。

開催日時 :2011年5月15日(日)16:00〜18:00
会場 :北四ビル2F(JIA東北支部事務局のある北四ビルの2階です)
    仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル2F
    参加無料 (定員40名)

講師:北原 啓司(きたはら けいじ)
   <弘前大学教授・教育学部副学部長・博士(工学)>
    昭和54年 東北大学工学部建築学科卒業
    昭和60年 東北大学大学院工学研究科 博士課程単位取得修了  同 建築学科助手
    平成 6年 弘前大学教育学部助教授
    平成15年 弘前大学教育学部教授 / 弘前大学大学院地域社会研究科教授
    平成16年 弘前大学教育学部副学部長(現在に至る)
活動: 日本建築学会まちづくり支援建築会議調査研究部会長
    日本建築学会東日本大震災調査復興支援会議委員 
    日本都市計画学会防災・復興問題研究特別委員会都市復興部会長
    日本都市計画学会東北支部副支部長(予定) 
    都市住宅学会東北支部副支部長
    宮城県沿岸被災市町グランドデザイン策定検討
    復興住宅検討会アドバイザー
著書: まち育てのススメ(弘前大学出版会)
    対話による建築・まち育て(共著、学芸出版社)
    まちづくり学習(編著、丸善)   ほか 
             
   参加される方は直接会場へおいでください
お問合せ :     (社)日本建築家協会(JIA)   東北支部
   〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
  TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
             E-Mail:shibu@jia-tohoku.org

(社)日本建築家協会    東北支部復興支援委員会委員長 松本純一郎
宮城地域会復興支援委員会委員長 針生 承一
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第2回 JIA宮城復興支援委員会

財団法人・宮城県建築住宅センターの総括による「石巻市復興プランの作成」への支援活動が本格的に始動することを受けて、5月4日(水)10時に「第2回 JIA宮城復興支援委員会」が急遽開催されました。
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大まかな内容は以下の通りです。
●先ずは「『石巻市復興プランの作成』に、JIAとして参加する目的は何か」を議論し、次のように結論付けました。
この支援活動の目的は「専門家としての地域貢献」であり、建築家という仕事はどんな仕事で、わたしたちがまちや社会に対して何をするべきか、を考え、具体的に実践する場として捉えよう。

●「石巻市復興プランの作成」にはJIA宮城として参加する。

●参加するメンバーは、石巻に縁のある会員を中心に声を掛け、あとは公募という形で会員に周知し、編成する。

●また、その他の各市町にも「復興プランの策定支援の申し入れ」行うために、資料を整理しようということになりました。


参加:針生承一・松本純一郎・渡辺宏・渋谷尚・西村明男・鈴木孝悦・星野明・早坂陽・手島浩之
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2011年05月03日

5月2日の活動

昨日の5月2日、日本建築家協会会長の芦原太郎氏、副会長の室伏次郎氏、水戸部東北支部長、松本(東北支部復興支援委員会委員長)、針生(宮城復興支援委員会委員長)とで、宮城県庁の土木部次長・高橋信宏氏に対して、今後の復興計画への支援について申し入れを行いました。
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次いで、仙台市震災復興本部を訪ね、山田文雄本部長、小島博仁副本部長を訪問。
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その後、夕方から、三部佳英氏(宮城県建築住宅センター理事長)の街づくり勉強会(レクチャー)が、行われました。
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「宮城県建築住宅センター」の総括の元で、石巻市では具体的な復興支援業務が動きまじめるようで、それについてのお話がありました。
JIA宮城復興支援委員会では、その業務を全面的にバックアップすることになっています。
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詳細は追ってご報告いたします。

そして、やはり懇親会です。
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(T)
posted by JIAみやぎ at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年05月02日

芦原JIA会長を囲んでの懇談会の様子

昨日、日本建築家協会会長の芦原太郎氏、副会長の室伏次郎氏、関東甲信越支部の上浪寛支部長を囲んでの懇談会が行われました。
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二時間に及ぶ懇談会でしたが、宮城、福島、岩手の各地域会からの活動状況の報告にはじまり、今後の活動方針についてなどが話し合われました。

そして、懇親会。
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そのあと、新幹線の最終電車ギリギリまで、駅前で……、
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そういえば、昨日の午前中には、兵庫県から、医療支援のために一週間仙台で活動していた義弟を見送りに仙台空港に行ってきましたので、その様子を載せておきます。

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入口は、この一箇所だけで、あとは仮囲いでシャットアウトしていました。

入っても、この区画だけで運営され、あとはすべてシャットアウト……。
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普段であれば、飛行機から降りたあとに、荷物を受け取るロビーですが、急ごしらえの搭乗口になっています。しかし、職員の皆さんは本当に親切で、空港が再開したことを心から喜んでいるようでした。
教えてもらって、滑走路の様子も、見てきました。
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義理の弟は、避難所で被災民の心のケアを医療支援として行ったそうですが、宮城野区での活動の際には、天皇皇后両陛下が突然に慰問にいらしたそうです。
驚いたことに、体育館いっぱいにいる被災された方々ひとりひとりに、全員に、膝をついて丁寧にお言葉を掛けられていたそうです。
声を掛けられた途端に泣き出す人たちもたくさんおり、精神科医である義弟は「僕らがカウンセリングするより、何百倍も効果があるなぁ…」と感心しておりました。

(T)
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2011年04月29日

JIA宮城復興支援委員会 第一回定例会議

「JIA宮城復興支援委員会 第一回定例会議」がきのう行われましたので、その内容を簡単にメモ書きしておきます。

その前に、委員会の概要を簡単にご紹介します。

復興支援委員会委員長  針生 承一
副委員長  手島 浩之
委員  松本純一郎
  渋谷  尚
  西村 明男
  渡辺  宏
  佐久間 治
  早坂  陽
  櫻井 一弥

なお、東北支部の復興支援委員会は、委員長/松本純一郎、副委員長/渡辺宏・早坂陽 で運営されています。

[議題-1]
JIA宮城地域会としての東日本大震災に対する声明文について。

内容は、JIA本部が芦原会長名で出す予定の声明文と、うまく対を成すように、地域に根ざした視点で構成しようということになった。時期については、宮城地域会総会の時点(5月10日)が適当だろう。一般の方々にきちんと届くような配布方法を検討し、実行する。声明のあとに、地域に根ざした建築家としての活動指針をつけて、一般の方々により具体的に、私たちの活動をイメージしてもらおう。

[議題-2]
県が公募している、応急仮設住宅の提案について。

針生事務所が中心となり、ある提案グループに対して設計支援を行ったことの報告。

[議題-3]
応急仮設住宅の配置計画について、設計支援の申し出について。

応急仮設住宅は、個々の住宅の質も大切だが、地域コミュニティを維持育成してゆくには配置計画が重要だとの認識に立って、県、市町村に対して、配置計画の設計支援をしよう、ということになった。誰に向けて、どう働きかけてゆけばよいかをツテを頼って調べよう。実際の配置計画の例や、先日講演を行ってもらった渡辺斉氏のメモを添付しようということになった。

[議題-4]
JIA青森の佐々木さんからの提案「サービスつき高齢者住宅の早期建設を呼びかける!」他

高齢者を、避難所や応急仮設住宅といった仮住まいをたらい回しにさせないために、早期に「サービスつき高齢者住宅」の建設を呼びかけ、定住してもらおう、ということです。高齢者にとって、5年にもなると予想される仮設住宅暮らしは、果てしなく長い苦行を強いる結果になるのではないかと心配しています。
「津波被災した住宅の修繕マニュアル」の作成について。被災した住宅の修繕がどんどん進んでいるが、きちんとした修繕がなされていないのではないか、との指摘があり、そのマニュアルを作成しようとの話になっています。

[議題-5]
「JIA建築家マガジン」という機関紙で、次号以降震災復興特集を組むので、その対応する窓口を決め、それを中心にそれぞれの人に寄稿を割り振ろう、ということになった。窓口担当は手島がやります。

[議題-6]
「若手実務者のための復興支援読書会」発足について。

松本さんからの提案により、今後予想される復興街づくりに際して、有能な設計実務者を多く育成するために、資料の読み込み、ラフな意見交換などを行う「読書会」をはじめることになりました。松本さんのイメージでは、今後、復興についての若手実働部隊の横のネットワークに育ってゆければ、と考えている様子です。
また、聞いて知識を得る「復興支援講演会」とは違って、自分たちで調べて、発言し、議論することに力点を置くことになると思います。
現在週一回ペースで行われている「復興支援講演会」を補う形で週に一回程度開催するつもりです。参加メンバーは今後募集を行いますが、取り急ぎ、幹事を佐久間治、手島浩之、櫻井一弥としてスタートすることになりました。

[議題-7]
今後の活動について。

詳細については伏せておきますが、街づくり協議会の適当な規模についてが論点になりました。全市単位で行うものから、入り江単位、町内会単位まで様々なものが想定されそうですが、とにかく一度住民の中に入ってみてから考えたほうがよさそうだし、地域の特色にしたがって、地域ごとに決まってゆくのではないか、ということになりました。

参加: 針生承一 渡辺宏 鈴木孝悦(支部幹事長) 佐久間治 手島浩之 櫻井一弥
場所: 東北支部事務局 4月28日16時〜
次回: 5月7日(土)13:30〜

記録 手島
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2011年04月27日

みやぎ復興のための「まちづくり勉強会B」のお知らせ

「宮城県内被災地の復興計画について」

わが国は過去に多くの震災を経験し、そのたびに
色々な立場の方々がそれぞれに復興に尽力されてきました。
いま私たちは、何をどうするべきか過去の事例に学ぶための
講演会を開催します。こんなときだからこそ、勉強することで
宮城の明日・建築を復興させましょう。
ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!
どなたでも参加できます。
今回は県内被災地の復興計画について勉強します。

開催日時 :2011年5月2日(月)17:00〜19:00
  会場 :JIA東北支部事務局のある「北四ビル2F」
      仙台市青葉区二日町17−21  TEL 022-225-1120
      参加無料(定員50名)

講師:三部 佳英(さんべ よしひで)氏 
   <一般財団法人 宮城県建築住宅センター理事長>
   昭和46年東北大学工学部建築学科卒業/
   昭和48年東北大学大学院工学研究科修士課程修了/
   同年宮城県庁入庁/平成10年4月〜企画部政策課長、
   土木部次長、産業経済部経済産業再生戦略局長/
   平成18年4月環境生活部長/平成20年3月宮城県庁退職

※参加される方は直接会場へおいでください 
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(社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
  〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
        メインE-Mail:shibu@jia-tohoku.org 
              ※info@jia-tohoku.orgも今まで通り使えます
           URL http://www.jia-tohoku.org/
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2011年04月23日

「中越地震の復興に学ぶ」

きのう行われた勉強会、みやぎの復興のための「まちづくり勉強会A」『中越地震の復興に学ぶ』に参加してきました。

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講師の渡辺斉さんは、中越地震の直後から長岡市復興管理監として、復興の陣頭指揮を取られた方です。下の写真の左が渡辺さん。右が新潟の建築家、上山 寛さんです。
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興味深い話ばかりで、せっかくなのでここにまとめておきたいのですが……、
……すいません。

その後の懇親会の様子です。
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そういえば、午前中に石巻方面に出かけたのですが、車中から目にした応急仮設住宅の光景です。ほぼ出来上がっていました。
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渡辺さんの話の中にも仮設住宅建設の際に奮闘したお話がいくつも出てきました。

●集落ごとのまとまった入居。
●近隣とのコミュニケーションを絶やさないために南向きにこだわらず入り口同士を向かい合わせた配置計画としたこと。
●近所の人が寄り合える談話室を作り、おばあちゃんたちがお茶呑み話が出来る環境を整えたこと。
●みんなで相談し合える、集会所を作ったこと。
●出来るだけ住民の要望に沿うように場所の選定を行ったこと。最小2住戸の応急仮設住宅を作ったそうです。短期間に多くの仮設住宅を建てようとすると、行政としては、どうしてもまとまった場所にまとまって建てようとしてしまうようです。被災者が住みたいと思う場所に住まわせてあげることが大切だそうです。
●散髪屋さんなどそれぞれの生業の仮設的な営業が出来るように取り計らい、「仮設市街地」としたこと。
●お祭りや運動が出来る「ひろば」を造ればもっと良かった、とも仰っていました。

二ヶ月間ほとんど寝ずに仮設住宅の建設にあたったそうです。
その甲斐もあって、最初に掲げた目標「孤独死を一人も出さない!」は達成された、と胸を張って仰っていました。

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今度の震災では、私たちは最後にあんな風に胸を張れるでしょうか?
今回の震災での仮設住宅で、被災者の皆さんは多少なりとも安心し、悲惨な状況を忘れて笑ってくれるでしょうか?

手島
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2011年04月21日

JIA福島より、震災後の活動状況中間報告

福島地域会の阿部直人さんから活動報告が送られてきましたので掲載いたします。
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東日本大震災後の活動状況の中間報告 ……JIA福島

 今回の東日本大震災によって被災した方々のために少しでも役に立ちたいという思いで、それぞれの建築家がJIAという立場を超えて被災後1ヶ月あまり活動してきました。
福島県も大きな被害をうけました。 報道等でご存知のように、福島は地震、津波、原発に加えて予想もしなかった風評被害が重くのしかかり、被害はいまだに進行中で、復興に向かおうとする気持ちを押さえつけます。今までの被災地の災害復興とは違う道を辿るのだろうなと思っています。

 まず、私たちが行なった最初の作業は応急危険度判定として各地を廻り、被災した建物を専門家として診て危険かどうかを判断することでした。自分の家は大丈夫なのだろうかと不安がる住人から言われた「とにかく専門家が見てくれて、駄目といってもらったことで気持ちが楽になった」という言葉が忘れられません。責任は思いと感じました。
 これからやらなければならない大きな課題の一つが、応急仮設住宅の建設です。
 仮設住宅について県は、当初14,000戸の建設をプレハブ建設協会と検討していましたが、建設資材や労働力確保の観点から、県内企業の活性化と県産材活用を目的に4,000戸を公募という形でその作業分担を図ろうと、建設事業者を対象に11日に発表、18日に締切るという短期間で公募が行なわれました。(昨日の飯舘村からの避難が決定したことで、総数が25,000戸に増えました)
 私たちは参加しようとする建設業協会などの団体に設計部分での協力を申し出て、無事提出することが出来ました。阪神大震災以来さまざまな形で提言されてきた応急仮設住宅の問題である居住者の『コミュニティー問題や生活の質』を少しでも改善、実践できないかと模索し、風評によって出荷できない県産の木材をふんだんに使って、むしろ住み心地の良い仮設住宅を提案できるチャンスと考えました。豊かとはいかないまでも人と人が助け合って生き抜いていける生活の場を、少しでも多くの人に提供する手助けがしたいという使命感を持って全力投球で参加し、少しだけ今はその満足感に浸っています。
 一方、避難施設での暮らしを余儀なくされている方々の環境をダンボール間仕切りで改善する、そして避難者がお互いを知るのに表札のような情報掲示の提案などを検討していましたが、今週21日、避難所になっている郡山のビッグパレットで坂茂事務所が500組の簡易間仕切を設置する活動を受けて、地域会でボランティア協力することになりました。

 まだまだ中間報告でしかありませんが、復興住宅についてどのような提案ができるのか。
 原発問題が世界的ブランドになった『フクシマ』は、それこそ何年で故郷に帰れるか見通しの付かない被災者の方が大勢います。私たちのやるべき事、やれる事は膨大にあります。その時々において皆さんの協力をお願いするかもしれません、その時は力をお貸しください、お願いします。

                                     
平成23年4月18日
                                     JIA福島地域会会長  阿部直人

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
福島地域会の、「仮設住宅に対する提案」「簡易間仕切りの設置活動」などの詳細はのちほど掲載いたします。もう少しお待ちください。
posted by JIAみやぎ at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年04月18日

みやぎの復興のための「まちづくり勉強会A」

<至急開催案内>
(社)日本建築家協会
東北支部復興支援委員会
委員長  松本純一郎
宮城地域会復興支援委員会
委員長  針生 承一
みやぎの復興のための「まちづくり勉強会A」のお知らせ
「中越地震の復興に学ぶ」


わが国は過去に多くの震災を経験し、そのたびに色々な立場の方々がそれぞれに復興に尽力されてきました。
いま私たちは、何をどうするべきか過去の事例に学ぶための講演会を開催します。こんなときだからこそ、過去の震災を勉強することで、宮城の明日・建築を復興させましょう。
ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!
どなたでも参加できます。

今回は中越地震の復興を元に勉強します。

開催日時 :2011年4月22日(金)18:00〜
        17:30〜に変更になりました!!
  会場 :東北工業大学一番町ロビー 4Fホール
        仙台市青葉区一番町1-3-1  022-723-0538
参加無料

講師:渡辺 斉 氏   (長岡市復興管理監)
    わたなべ・ひとし:
     1953年生まれ。新発田市出身。
     79年東北大学大学院工学研究科修士課程修了。
     同年新潟県庁入庁。
     2003年に県都市政策課広域都市政策班副参事、
     04年県長岡地域振興局地域整備部参事・建築課長
     など歴任。05年9月に退職後、特別職の現職に。
     山登りや囲碁、テニスなど趣味は多種多様。

※参加される方は直接会場へおいでください。

問合せ:
(社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
  〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
            E-Mail:shibu@jia-tohoku.org 
           URL http://www.jia-tohoku.org/

前回の勉強会では、前日の告知だったにもかかわらず多くの皆様に御出でいただきありがとうございました。
また、急遽開催だったために会場の用意が整わず、ご不便をお掛けいたしましたことをお詫びいたします。今回は、満員御礼だった前回の反省を汲み、多少でも広い会場といたしましたので、ご興味のある方はいらっしゃれば、どんどん誘ってください。
そうしてできるだけ多くの方々に、いまの自分たちに何が出来るかを、考えて欲しいと思います。

下の写真は、前回の会場の風景です。
本当に狭い会場で、御出でいただいた皆さんには、ご迷惑をお掛けいたしました。
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中身の濃い講演会だったので、内容をゆっくりとお話したいのですが、……申し訳ございません。

また、日々の対応に終われ、このページの更新も滞ってしまっておりますが、何もしていないわけではありませんでした……。講演会の前に、応急危険度判定で訪れた女川町の様子です。
この日は、石巻経由で女川町に行ってまいりました。
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震災後一ヶ月も経って「応急危険度判定」っていうのもどうなんだろうと思って、行ってまいりましたが、役場は津波に流されて機能しておらず、小学校の一部を間借りして震災の対応に当たっていました。
こんな状態では、「危険度判定」どころじゃぁなかったんだろうなぁ、というのが本当に分かります……。

手島
posted by JIAみやぎ at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年04月13日

至急開催案内:4月14日みやぎの復興におけるまちづくり勉強会

<至急開催案内>

(社)日本建築家協会    東北支部復興支援委員会
                  委員長  松本純一郎
                宮城地域会復興支援委員会
                  委員長  針生 承一
みやぎの復興におけるまちづくり勉強会に参加しませんか?

2011年4月11日の役員会で、宮城地域会復興支援委員会が設置されました。今、勉強することで、宮城の明日・建築を復興させましょう。ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!


開催日時:2011年4月14日(木)18:00〜
会場  :JIA東北支部事務局のある「北四ビル2F」(下のフロアを一時的に借りました)

講師  :森崎輝行氏  神戸大学工学部建築学科卒
            星社竹腰建築事務所・安藤忠雄建築研究所 を経て
            1976年9月〜 森崎建築設計事務所 所長

※「阪神淡路大震災に学ぶ」をテーマに神戸氏在住のJIA災害対策委員の森崎輝行氏より経験談を基にご講演いただきます。

参加される方は直接会場へおいでください。

問合せ: (社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
      〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL 022-225-1120 FAX 022-213-2077
            E-Mail:shibu@jia-tohoku.org 
           URL http://www.jia-tohoku.org/
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2011年04月08日

賑わいを取り戻した夜

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最近、事務所の飲み会でいつも利用していた事務所となりのカフェで、震災後はじめて飲み会を行いました。
春のように暖かい日でもあり、役所との協議で緊迫した場面の乗り越えたあとだったので、フライング気味に5時から呑み始めました。

震災時にはオープンデスクの学生さんが多く出入りしていたので、本当はその時にそろそろ彼らをもてなしてやろうかなぁ、と思っていた矢先の震災だったのです。
お隣さん同士なので、震災の時も急いで飛び出した道路でアレコレと話を交わしたり、震災後の食糧難の時もご飯と味噌汁を届けてもらったりと、ささやかながら交わりもあるのです。

やはり、震災後は売り上げも大幅ダウンしたようで、大変な状況はどこも同じようですが、久し振りに楽しく盛り上がりました。

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帰りに、春めいた開放感に浸りながら街中をパトロールしました。
最初、いままでよりはマシだとはいうものの、一番町通りの閑散とした感じを少し不安に感じながら、国分長方面に足を伸ばしたのですが……、

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2011年04月06日

木造家屋再生


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宮城県北部に建つかなり古い住宅を訪ねてきました。
この住宅は、江戸時代後期(二百年ほど前)、明治期、大正期と順次増築を繰り返した立派なお宅です。
基本的には今は使っておらず、年に数回親族が集まって楽しく過ごしているだけのようです。

親族で代々大切に使ってきたのですが、今度の震災で大きく傾いてしまっていました。
再生にはどれくらいの金額が掛かるのか想像も付かないため、断腸の思いで再生は断念したようです。内部の欄間やふすまだけでも別の住宅で再利用できないか、とのことでした。

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2011年04月04日

「仙台市被災者支援相談窓口」に参加してきました…

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きのうの日曜日、仙台市役所8階のホールで開催されている「仙台市被災者支援相談窓口」に、専門家ボランティアとして参加してきました。
被災され、どこの誰に相談してよいのか途方に暮れている方のために、ひと通りの事はすべて答えることの出来るような体制を目指しているようです。
4月1日(金)から1ヶ月間ほど毎日開催されます。

中の様子は……、
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順を追って全体の構成をご説明します。

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2011年03月31日

瓦斯

今日街を歩いていると、「ガス臭い!」と思うことは無かったですか?
ふとガスの臭いに気付いて、周りを見渡すと……、

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「火気厳禁」と大書された立て看板。
近付いて、作業員の方に話を聞いてみると、ガスの復旧のための試験をやっているそうです。

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そう思っていろいろと見ていると、そこかしこにこの作業を行っている人たちがいました……。
ほら、この路地の奥でも……。

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友人の勤める東京ガスからも同じ部署の人たちが何人かこちらに送り込まれているとのメールがあったのを思い出しました。「東京ガス」の腕章を見掛けたら声を掛けようと思って探してみたのですが、ついぞ探すことは出来ませんでした。

(mm)
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震災後19日目の多賀城近辺

近くで打ち合わせがあり、その帰りに少し足を伸ばして、多賀城近辺の様子を見てきました。
私の事務所で基本計画に着手したばかりのプロジェクトの計画地がここにあったのですが、震災で水没してしまったようで、プロジェクトは頓挫してしまいました。その計画地付近の被災状況をどうしても見ておきたかったのです。

そのクライアント自身も震災時にはこの付近の施設の1階におり、襲ってきた津波で危うく命を落としそうになったそうです。その後なかなか水が引かず、何日か孤立した状態だったようです。

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2011年03月30日

中心市街地各店舗の開店状況

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体系的に調査を行ったわけではありませんが、ぐるりと市中をひとまわりした、「散歩の寄り道」程度の調査です。
こういうことをはじめると、仙台市中、端から端までくまなく調べてみたいという欲求に駆られますが、当然ながら、そんなことをしたところで、なにひとつ意味はありません。(笑)

しかしながら、ここでこうしてPICk UPする情景は仙台市の、ある一日のひとつの断面であることに違いはありません。
閉めている店、品不足ながら開店している店、それぞれの事情があってそうしているのでしょうが……。

私としては、宮城県内の酒蔵がどういう状況なのか、一番気を揉んでいるところですが、行きつけの酒屋さんの情報によると、相当深刻な被害を受けた酒蔵も多くあるようです。

しかし、先ずは、全国チェーンのファストフードの状況から……、


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posted by JIAみやぎ at 14:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年03月29日

震災後三週目の街の様子

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とにかく目の前にある日常を、面白くでもなく、センセーショナルにでもなく、淡々と記述してゆきたいと思っています。こうして比較的安穏とした仙台市内一区画の様子を流してしまうと、「ネットに状況をUPする暇もなく」日々闘っている人たちの存在を薄めることになってしまわないか、との葛藤もあるのですが、たった数キロを隔てただけの同じ震災地でのリアルな状態を記しておく必要もあると思っています。
ともかく、これはこれで、震災後の被災地の日常の風景なのです。


街としては徐々に、少しづつ平常の姿を取り戻しつつありますが、三週目に入って大きく変わったこともいくつかあります。
ひとつは、きのうの月曜日から全店24時間営業を再開した大手スーパーが出たこと。
もうひとつは、震災直後に品物を放出し、営業をストップしていたコンビニの中にも、営業を再開し始めた店舗があること、などです。

また、市営バスはこの日から「休日ダイヤ」でも運行を再開したようです。
この二週間、ガソリンがないのはまだしも、バスがほとんど機能していないのには閉口していたのですが、それもどうやら解消されるのでしょう。
結局この二週間の間、皆さん足が無いためにどこにも行けず、スーパーやガソリンスタンドに行列するしかなかったのですから……。

仕事の昼休みに、街をぐるりと一周してみました。
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仙台朝市の様子です。
一時期はひと玉700円のキャベツに大行列をしていたのですが、お客さんの数も落ち着いてきたようです。




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2011年03月28日

応急危険度判定/亘理町編


きのうの日曜日、亘理町からの要請で、応急危険度判定に出掛けてきました。
ガソリン不足のこのご時勢、JIAの宮城から何人も参加していましたが、大友さん、宮崎さん、星野さんと、私の四人が、一台の車に相乗りしての出発です。

空は晴れ渡り、やけに天気のよい日曜日なので、行きの車中では「なんだか、花見かピクニックにでも向かってそうな感じだねぇ」と軽口も飛び出す始末です。
仙台市内での応急危険度判定が(大変な地域もたくさんあるのですが)、テレビで見るセンセーショナルな映像に比べて、比較的に無事な状態が多かったので、私も気が緩んでいたのかもしれません。

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亘理町役場に着くまでも、わたしが道を間違えてしまったくらいで、いたって平静で、ここまでは良かったのですが……、
……この一日を通して、荒んだ荒野に、たった一人で、砂埃にまみれながらとぼとぼと歩いているような暗澹たる気持ちになりました……。
下の写真は、亘理から引き上げる直前の写真です。
道端にじっと立っているのは星野さんです。
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どれほど筆を尽くしても、私の未熟な文章力ではこの悲惨な光景の中の何も伝わることはないと思いますし、写真だけでは、テレビで垂れ流され続ける映像にはとてもかなうものではないと思います。残念ながら……。

判定を始めた当初は、悲惨な光景を目にしながらも、少しでも明るい話題をこのブログにUPできれば、と考え、途方にくれながらも家族で力を合わせてぽつぽつと片付けを始める様子を写真に収めていたのです。
泥の海水に1階の屋根までつかり、むちゃくちゃになった家の前で「ウチだけじゃないから……」と笑い、「あんたらも大変だねぇ」と気遣ってくれる農村の人たちの屈託のない明るさに救われる気もしていたのです……。

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posted by JIAみやぎ at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年03月26日

日没時のスーパーの在庫状況

カミサンの知り合いの親切なご家族が、お風呂難民の私たちに、お風呂を提供してくれる、というご親切に甘え、一週間ぶりのお風呂を堪能しに、仕事を早退して出掛けてきました。
慌てて出掛けたので、少し早くついてしまいそうになり、通り道にあったスーパーがどのような状況なのか、覗きに行ってきました。

立ち寄ったのは、青葉区八幡町の宮城生協です。
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今日から20時までの営業だそうです。
一番町の「藤崎百貨店」は(たしか)朝10時開店、夕方4時閉店だったので、このコープはかなりがんばっている感じです。
うちの近所のヨークベニマルも、朝10時〜夕方4時でした。
ちなみにわたしが立ち寄ったのは5時50分です。


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posted by JIAみやぎ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年03月25日

震災を受けての緊急役員会

震災を受けて急遽召集された、日本建築家協会宮城地域会の緊急役員会に参加してきました。

石巻市を本拠地として活動している佐々木文彦さんが、いまだ物資もなく自衛隊などの支援もなく自力で救援活動を行っている大変な状況を少しだけお聞きすることが出来ました。長々と惨状を話している暇もなく、すぐに石巻に引き返してゆきましたが、「石巻市北上町十三浜相川地区」など、海沿いの小さな集落には、まだほとんど救援の手が届いていないようです。そのような地区が三陸地方の沿岸部には本当にたくさんあるようです。

また、震災で自宅と事務所を失ってしまった渋谷地域会長も、緊急役員会に参加していました。自分の身の上のことは一言も語らずに、緊急役員会をまとめ、活動を打ち合わせし、急いで石巻に取って返す佐々木さんに事務局にあった救援物資を持たせてあげる姿を見ていると、胸に迫るものがありました。

佐々木さんや渋谷さんが今回の震災で経験されたこと、目にしたことは、もう少し事態が落ち着いたら、詳細な記録として残しておいてほしいと思っています。


以下にJIAの会員の方々が撮影した震災関連の写真などが掲載されています。

「日本建築家協会東北支部」
       http://www.jia-tohoku.org/index.html

「JIA会員・賛助会員によるwebアルバム」
       https://picasaweb.google.com/112333610284230518507/20110311#

「JIA災害対策情報掲示板」
       http://www.facebook.com/jia.saigai

(T)
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2011年03月24日

国分町の夜の蝶たち

仙台、もしくは東北地方の皆様は当然ご承知のことだと思いますが、国分町とは、東北地方随一の歓楽街です。
震災後、チャリ通勤を再開した私は帰り道に少し寄り道をして、夜の街の様子ががどんな感じなのか覗いてみました。

先ずは一番町通りです。一番町通りは、中央通と並んで、仙台で一番の中心市街地商店街です。
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少し話が長くなりそうなので、ご興味のある方は、以下をクリックしてください。

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posted by JIAみやぎ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年03月22日

震災後の小さな芽

今日は、応急危険度判定はお休みさせていただき、通常通りの仕事に戻りました。
応急危険度判定に使用した車には、県からガソリンが支給されることになっているのですが、その証書をもらいに、午後から県庁まで歩いて出掛けてきました。

その道すがら、しばらく頭を洗っていなかったので、散髪がてら髪を洗えるところはないかなぁ、と探していたのですが、普段とは違った街の様子が目に付いたので、その様子をご紹介したいと思います。

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とにかくみんな、路頭にでて、勝手に物を売っているんです。

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posted by JIAみやぎ at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連