2010年09月17日

松本純一郎設計事務所

先日、お願い事があって、「松本純一郎設計事務所」に出掛けてきました。
かねてから「事務所見学をさせて欲しい」とお願いしつつ、なかなかタイミングが合わなかったので、勇んで出掛けてきました。
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事務所と、賃貸住宅二戸を併設した建物で、3年前に新築したそうです。
将来の用途変更への対応や、スッキリしたデザインを維持する為の構造的な工夫、照明器具の納まりなどシンプルながら見所が盛り沢山の建築でしたが、私が本当にびっくりしたのは、何よりもコンクリートの綺麗さでした。
「厳寒期のコンクリート打設だったので(対処したんだけど)凍結してしまい、うまく行かなかった」と指差す部分さえも、すごく綺麗に見えました。
ピン角の部分など、欠けている場所が殆ど見当たりません。
ピン角には、なにやら特別な秘密があるようですが、ここでは伏せておきます。
精度もすごいし……。

今度コンクリートの打設がある際には、是非見学させて欲しいと思いました!
以前、前田卓さんにもかなり親切にコンクリート打設のノウハウを教えてもらったのですが、あとで考え直して残念だったのは、現場に張り付いて見学しなかったことです。やはり建築実務は座学では吸収できません。

松本さん。打ち放しコンクリート打設の際は、是非是非よろしくお願いいたします。
あ、打設前の、鉄筋と型枠の様子も是非見せてください。

……しかし、今回は”肝心の”内部の写真を撮り忘れてしまいました……。残念!
(C)
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2010年07月31日

阿部直人「アーキスタジオ」

須賀川での打合せの前に時間があきそうだったので、急遽お願いして、阿部直人さんの事務所「アーキスタジオ」を見学させていただきました。

阿部直人さんは郡山を拠点に活動する建築家で、学校などの公共工事から一般の住宅まで、幅広い建築を手掛けています。
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しばらく前に一緒に呑んだ時に言われた一言をいつも思い出します。
「公共施設をやったほうがいいよ。公共施設は、社会のありようを語ることができるから。」
自分の仕事をそんな風に説明できるなんて、何回思い返してみても、格好いいなぁ、うらやましいなぁ、と思います。映画「フィラデルフィア」で、弁護士であるトム・ハンクスが原告人として法廷に立ち、「弁護士という仕事は、あなたにとって、どういう仕事ですか?」と質問を受けます。エイズで体が衰弱しきったトム・ハンクスはやっとの思いでこう答えます。「本当に大変な仕事ですが…、ほんの、たまに、自分が正義そのものになったような気持ちになるときがあって、そんな時には、本当に素晴らしい…」
阿部さんの言葉に映画のそんなシーンを思い浮かべてしまいます。
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現在進行中のプロジェクトの模型を幾つか見せていただきました。それぞれの住宅がそれぞれに魅力的で興味深いのですが、私が一番気にいったのは、「20坪の小さな住宅」の模型です。ギリギリの広さだけど良く考えられており、十分に人が暮らせそうです。しかもその狭さゆえに、家族同士の呼吸が色濃く混ざり合い、家族の親密さを高めてくれそうです。
また、敷地が広いにもかかわらず、塔状に住宅を積み上げ、周囲との距離を巧妙に操作しているようにも見受けられ、実際に出来上がった「立ち姿」には、模型では味わえないような気品が匂い立っている予感もしてしまいます。
オープンハウスがあれば是非とも拝見したい住宅です。どうかよろしくお願いいたします。(C)
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2010年06月17日

建築事務所アク・アク(亘理)事務所の庭です。

亘理の事務所兼自宅の庭です。天候の良いときはこの庭で昼食を食べたり、夕方気持ちが良いときには一杯いただきながら構想を練ったり、考えているふりをしています。それがとても好きな時間です。庭の先に見える住宅は昨年完成した長男の離れ兼アトリエ、かなりの部分をセルフビルド(自分でつくる)で建築しています。
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みなさん天気の良いとき釣り道具など持って遊びにいらしてください。(渋谷)
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2010年06月16日

事務所放浪記第1号『都市建築設計集団/UAPP』

いよいよネタに困った挙句の、新企画の提案です。
自分の仕事場を皆さんにご紹介する、というだけの企画です。アレコレ言う前に試しに始めてみます。


『都市建築設計集団/UAPP』の手島です。
さて、「一般の方々にとって設計事務所は敷居が高い」とはよく言われることです。
さて、ウチの事務所はどうでしょうかねぇ……。


仲間内では、かなりキタナイといわれ続けているうちの事務所。いつも雑然としています。
先日、住宅見学を受け入れてくださったMさんには、「設計事務所での打ち合わせといったら、てっきり、コルビジュエの椅子に座れると楽しみにしてたのにぃ……」と相変わらず言われ続けております。

あるお客さんから「学生時代の研究室を思い出すなぁ」といわれたのをいいことに、「大学の研究室のような荒れ方」というのを言い訳にしてきましたが、
最近ある方に「最近はどこの研究室もオフィスのように綺麗ですよ!!」と言われ、言い訳のしようがなくなってしまいました!!

次からは、「昭和っぽいテイストです……」にしようかなぁ。

事務所は一番町一丁目、東北大片平キャンパスの北門の近く、古いビルの2階にあります。

こんな階段を上って、
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正面がウチの事務所です。
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入るとすぐに打合せスペース。
土曜日には打合せが込んでしまうので打合せスペースをもうひとつ作ろうと思っているのですが、何となく手が回りません。

次いで「スタッフスペースその1」
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この一番奥の窓際がわたしのスペースです。このスペースの写真も掲載しようと思ったのですが、それは次回、ネタに困窮した時に『わたしのデスク周り』という企画をブチ上げようかなぁ、考え、秘匿してあります。(苦笑)

「スタッフスペースその2」です。
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ちょうど、あるプロジェクトのスタディ過程の模型をまとめようと、写真を撮っているところでした。
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向こう側が1/100のスタディ模型。
(作った模型は、これらの模型に取り掛かる前に作ってもらったものがあと20、30個ありますが、あまり良くないので掲載するかどうかは少し迷っています。)
手前側が1/50のスタディ模型です。
3月末から検討を始め、つい昨日の打合せでおおよその目途がついたので、2ヵ月半くらいでこれらの検討を行いました。ここまでが基本設計という感じでしょうか。

今後、1/50の模型を作り直したり、1/30の模型にスケールアップしたりしながら図面を作成し、検討を続けます。
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コレが1/30模型。
プロジェクトは、現在工事中の「大和町の住宅」というものです。今年秋ころにはオープンハウスのご案内ができると思います。
お客さんとの詳細な打合せのために、キッチンの部分だけ1/20で作っています。
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設計事務所の仕事の進め方は、百社百通り、あります。
「図面でみっちりと詰めて行く」ことをポリシーとしているところもありますし、わたしたちのように「とにかく模型をたくさん作り、お客さんと立体で空間イメージを共有する」ところもあります。
どちらが優れているということではありません。
わたしたちは、お客さんに納得していただける、一番良い答えを、それぞれの得意なやり方で一生懸命に探し出そうとしているだけです。
どうぞ、皆さん、自分に一番合うと思える設計事務所を見つけて下さい。

「建築家/設計事務所との家作り」は本当に楽しいですよ。皆さんもどうですか?

コルビジュエのソファは常備しておりませんが(笑)、事務所見学はいつでもお受けいたします。見学をご希望される方は、どうぞ、お申込み下さい。

posted by JIAみやぎ at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務所放浪記