2010年09月29日

竹筋コンクリート

何回か掲載させていただいておりますが、ナカナカコメントが頂けず寂しく思っておりますので、今回は情報を募集ということで
執筆。
戦時中の物資不足の折、鉄筋の代用に竹を用いたコンクリート造の建築物、橋梁等が各地で作られました。私も戦後直ぐの住宅の解体現場で、布基礎に竹が混入しているのを不思議に眺めていたら、鳶の親方に「チッキンだよ、これ」 あー 竹筋だー
私の大好きな作品に岩国徴古館<S20(1945)築 佐藤武夫氏設計>があります。溶鉱炉から出るクズを利用した鉱滓ブロックタイルの外壁に漆喰の連続アーチで柔らかく区切られた内部空間に魅せられ何度も訪れては佇んでおりました。構造は無筋に近いコンクリート(竹筋との説もある)と煉瓦造。国内で唯一確認?されている建築物です。
10092901.jpg

私が中学生の頃に、祖父から「東北大の金属研の建物は、材料の分析、測定を考慮して、鉄筋の代わりに竹を使っているんだよ」と教わったことがあるのですが、どの建物を指していったのか、現存しているのか、詳細までは分からず仕舞い。
30数年前のもやもやした情報を、明快にして頂けないでしょうか
横山 芳一
posted by JIAみやぎ at 18:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 本業一直線

2010年09月23日

『仙台屋別室』 9月29日OPEN

一昨日、東北の食材を楽しめるみちのくダイニング「仙台屋」の別室が、仙台駅アエル前の志ら梅ビル4階にて仮営業を始めました。
七夕の終わった翌日初打合せ。25坪に厨房こみで客席50、施主へのプレゼが1週間後。工事完了9月初旬。最近無茶なの多いなー
意匠に星野明氏、照明計画に梅田かおり女史を巻き込み、施工は小西造型・古川寛氏、阿部翼氏。プロデュース横山英子の布陣。
北上川の葦に玉虫塗、仙台ガラス、ブナコに紫根染、樺細工に月山和紙、米沢織に會津木綿等東北6県の素材を織り込んだ構成。
秋保石は在庫が無く、採石日程も合わずで、栃木産…。
隣県だし、戊辰の役で宇都宮城を守ったし…でも産地偽装だよなー。8月終わりに工事開始。旧店舗の化粧柱を剥したらPS。管理会社の図面にも無い…客席減らせないし…。
頑張り過ぎて、予算超過。天井塗替え無、ルーバー半分…ハハハー
悶々の日々が続きます。

10092301.jpg 10092302.jpg
ありゃりゃ          いいですね

現場を見ては、スケッチ起こし。パッチワークの壁も模型を作っては、光を当てたり、色付けしたり…結局、実物作って現場合わせ。諸検査が終っても作業は続くが、なんかいいんでない。
設計当初から、渡辺宏氏設計のアエルを借景にしたいねってことで、窓を意識した空間に纏めようと努力したかいがあったかな。

10092303.jpg 10092303.jpg
まだまだ作業中         問題の秋保石。看板スポットが
                まだ無い
10092305.jpg飲んでる脇で微調整。詰めたPSのエルボ隠しに竹炭。愛おしい

10092306.jpg
ブナコとアエル。旧店舗の壁(VE案)も慣れると面白い
10092307.jpg

10092310.jpg

10092209.jpg

100999.jpg

最後に、関係者で祝杯。女史たちは中で座って飲んでいる。

posted by JIAみやぎ at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 本業一直線