2013年03月27日

みやぎボイス

jia_sympo2013.jpg
震災復興シンポジウム2013
みやぎボイス
  地域とずっと一緒に考える復興まちづくり
----------------------------------------------------
   日時:4月6日[土]─7日[日]13:00~18:00
   場所:せんだいメディアテーク1F/オープンスクエア
----------------------------------------------------
日本建築家協会(JIA)東北支部では、4月6日、7日両日に
「震災復興シンポジウム2013 みやぎボイス 地域とずっと一緒に考える復興まちづくり」と題して、
震災復興シンポジウムを開催いたします。

シンポジウムの趣旨としては、

@復興に関わる方を、支援される側と支援される側、あるいは行政か民間か、あるいはボラン ティアか 職業人としての取組か、団体か個人か を分けず同等に扱い、どんな立場であれ、復興を願い、復興に向けて動き出している方々を支援し、結び付けることを目的とします。

A1日目のシンポジウムは、狭いエリア(北上)に限定し、その場所で復興に 携わっている方々 を、どんな取り組み方をしているかに関わらず、一堂にお集まりいただき、お互い の話を聞き、意見を交換すること。漁業の再興を願う漁師、学校の先生、まちにひとつしかない診療所の先生、NPO団体、市役所の担当者、県の各担当者、復 興庁、有識者など、立場 によ るいっさいに峻別を行わずお話がお聞きできる場を設けたいと思っています。

B2日目は、広く宮城県全域で活動する方々を対象とし、しかし、「まちづくり関連の復興」に限って活動する方々に御出でいただき、ジャン ルを限った、広がりを持った集まりとすることを考えています。

Cこの2つの「深さ」「広がり」を「復興の大きなうねり」の全体像の縦軸と横軸と捉え、少しでも全体像に迫り、今後の復興に役立てよ うと考えています。



お問い合わせ先
(社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
  〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
        E-Mail:shibu@jia-tohoku.org 
           URL http://www.jia-tohoku.org/
----------------------------------------------------
jia_sympo2-130323-1.pdf
posted by JIAみやぎ at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年04月22日

しばらく更新をサボっていたので・・・

しばらく更新をサボっていたので、ダイジェスト版でお送りします。

今週の火曜日にはJIA宮城総会と、乾久美子さんの講演会がありました。
JIA新人賞受賞記念の講演です。
2012-04-21a.JPG

講演内容も非常に面白かったのですが、懇親会は、乾さんの気さくな人柄もあって非常に盛り上がったそうです。

続いて、一昨日金曜日「JIA復興住宅研究会」がありました。
2012-04-21b.JPG
地域起しと一体になった地域型木造復興住宅の立ち上げが、少しづつですが進んでいます。

昨日土曜日は、先日ここで告知したオープンハウスがありました。
2012-04-21c.jpg

2012-04-21d.jpg
来週火曜日には、ここで建築批評会を行います。


都市建築設計集団/UAPPより 「(仮称)八乙女の剌Z宅」批評会参加のお願い
-----------------------------------------------------------------------
建築家、建築関係者、学生の皆様

この度、仙台市泉区に、わたしたちが手がけた住宅が完成し、クライアントの御厚意により皆様にご覧いただける機会を得ました。条件の険しい敷地な がら、建築計画上のアイデアにより、ゆったりした視界の広がりを確保した住宅です。
つきましては、建築批評会を企画しましたので、皆様の貴重なご意見を頂きたく、ご案内を差し上げます。

開催日時: 2012年 04月 24日(火)
      17時00分〜 18時30分現地にて、批評会
      19時00分〜 場所を変えて、呑みながらの批評会(会費:2500円程度)
           (@カフェ・アンビエント 仙台市青葉区一番町1−15−38)
             飲み会だけのご参加でも大歓迎です。
場所  : 仙台市泉区八乙女  
交通  : 仙台市営地下鉄「八乙女駅」より徒歩10分

 ※ご参加頂ける方は「氏名/参加人数/緊急連絡先」を記入の上、事前にお申し込みください。
  お申込いただいた方に現地案内図をお送りいたします。

  お申込みメールアドレス :  uapp@mve.biglobe.ne.jp
-----------------------------------------------------------------------

オープンハウス終了後、石巻市北上での高台移転WSに専門家として参加してきました。3月末に住民合意が成立した「二丁谷地」地区のWSです。
2012-04-21e.JPG

(T)
posted by JIAみやぎ at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年04月06日

JIA宮城第1回(新旧)役員会

JIA宮城第1回(新旧)役員会(会見監査・宮城復興支援員会)
 懇親会が行われました。

日時:4月4日(水)
 16:00−17:00  宮城会計監査
 17:00−18:00  宮城復興支援委員会
 18:00−20:00  宮城(新旧)役員会
 20:00〜 懇親会          

会場:JIA東北支部事務局

2012-04-04a.JPG
顔ぶれも新たな役員会です。

復興支援委員会も新たにリニューアルしましたので、その陣容も、そのうちに発表して行きたいと思います。

2012-04-04b.JPG
みょうがや。
最近、ここが多いです・・・。刺身がうまい!

2012-04-04c.JPG
たらふく飲んでしまいました・・・。
私はさっさと帰りましたが、皆さんは勇んでのどを鍛えに行ったようです。

(T)
posted by JIAみやぎ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年03月30日

東北工大主催のシンポジウムに参加してきました。

2012-03-28a.JPG

日 時: 2012 年3 月28 日(木) 13:30 〜16:30
場 所: 東北工業大学一番町ロビー (仙台市青葉区一番町1-3-1 ニッセイ仙台ビル4F)
主 催: 東北工業大学工学部建築学科・復興支援室

プログラム (司会:渡邉浩文・東北工業大学建築学科教授・同復興支援室長)
13:30〜13:40 開会挨拶
  谷津憲司・東北工業大学建築学科教授・学科長
13:40〜14:10 報告@ 千葉晃司・宮城県土木部復興まちづくり推進室室長
  「宮城県の復興まちづくり計画について(仮)」
14:10〜14:40 報告A 久坂斗了・女川町・UR 都市機構震災復興支援室宮城震災復興支援事務所
  「東日本大震災の被災地女川町に派遣されて−現状と課題」
14:50〜15:15 報告B 福屋粧子・東北工業大学建築学科講師・ArchAid 発起人
  「復興まちづくりへの被災住民参画について」
15:15〜15:40 報告C 新井信幸・東北工業大学建築学科講師・仮設カスタマイズお助け隊
  「復興に向けたコミュニティと創造力を育む仮設カスタマイズ」
15:40〜16:25 討 論 コーディネーター: 沼野夏生・東北工業大学建築学科教授・専攻主任

16:25〜16:30 まとめ・閉会挨拶(渡邉浩文)

2012-03-28b.JPG

少しだけ、コメントをつけておきます。
宮城県が震災後、どう行動していたかを改めて当事者から聞くことが出来て大変面白かったです。これからも、どんどんこういう行政の当事者から直に対話が出来る機会を作って欲しいと思います。
久坂さんの女川の状況報告、震災後のさまざまなことについての状況認識はすごく面白く興味深かったです。
福屋さんの発表は、(いつもそうですが)相変わらず良く作りこまれているなぁ、と感心します。
新井さんの活動はこうしてみるとすごく興味深く、意義のあることだと思えました。仮設住宅に移り住んだ人の心の機微に入り込んだ描写の出来る活動は、派手さは無いものの、絶対に必要です。

討論会終了後には、客席からコメントを求められた京都府立大学名誉教授広原先生がこう言っておられました。
「『計画』って言う言葉は、私たちの時代には進歩的な概念だった。その対極には無秩序があり、無計画があり、計画の先には未来がると信じて研究活動を行ってきました。ところが今は、『計画』が官僚による統治機構の統治手段になってしまっている。この呪縛から逃れない限り、未来は無い」

ご明察でございます。
こんなにまっとうな、研究者の意見は久しぶりに聞きました。
この一言を聞けただけでも、時間を割いた甲斐がありました。

(T)
posted by JIAみやぎ at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年03月12日

311一年目を通り過ぎて

みなさん。
去年の3月11日からちょうど通り過ぎて一年目をむかえて、どうでしたか?

振り返ってみると、この数日間は気持ちが妙に高揚したり、沈みきったり、といつにない不思議な数日間を過ごしました。
「一年」なんて、頭の中にしか存在しないような区切りなんて何の意味も無いと思っていました。
季節が一巡りし、また新たに季節がもう一巡りするだけなのですが、これからの一年は輪廻の端緒あるような、すべてが強制的に元に戻されるような、不思議な気持ちのする始まりであり……、また、終わりであるような……、不思議な区切りであります。

こんな風に一年と言う一巡りを感じるとは、こうして一年を迎えるまで思ってもみませんでした。
みなさんはどうでしたか?

(T)
posted by JIAみやぎ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年03月10日

311関連のイベント

告知も何も出来ずに通り過ぎてしまいましたが、3月8日(木)9日(金)にJIAの震災復興関連のイベントがありました……。
2012-03-10b.JPG

2012-03-10a.JPG
すごく充実したイベントでしたが、終了後の懇親会の席で、本部から来たある美しい復興対策委員の方に「手島さんですか?」と声を掛けられたのが悔やまれます……。
続いてこう言われました。
このブログをずっと読んでいて、どんな人だろうなぁと楽しみにしていたんです……。
で、どうでした?
「イスにふんぞり返ってあくびをしているさまを見て、とてもがっかりしました……」

わたしも同じくがっかりです……

さて、気を取り直して、8時からは場所を変えての送別会でした。
2012-03-10c.JPG
こんなに親密に盛り上がった送別会も珍しいでしょう。


次いで、本日、東北大学杜春会でイベントがありました。
杜春会というのは東北大学工学部建築学科の同窓会組織です。

viewer.png

「震災から 1 年」杜春塾 +JIA東北支部 主催イベント
 ……JIA東北支部の建築家と学生が語り合う……
2012-03-10d.JPG

2012-03-10e.JPG

2012-03-10f.JPG

2012-03-10g.JPG

内容については、省きます。現場にいた人にしかわからない密やかで親密な場所というのがこの世の中にあるべきだと思いますので……。

しかし、こういうイベントは今までありそうでなかったのですが、ほんとうに有意義でした。
僕らも若い人たちを巻き込んでいこうという意識に欠けていました。これからの長い道のりで意義のある復興支援活動を展開しようと考えると、若い人たちに向けて活動をオープンにしてゆくことが重要ですね。
僕らもあらゆる人たちに向けて、活動への参加を心から呼びかけ、必死で情に絆してでも懐柔する熱意が必要です。

震災後一年にふさわしい、ほんとうに楽しい会でした。
参加した人数はたったアレだけですし、正面玄関の閉まったエレベーターの無い研究棟の四階でのイベントでしたが……、
今回の震災は、わたしたち個々人にとっても緩みかけたいろいろな親しかった人たちとの関係を結びなおす、良い機会になっているんだと思います。復興に向けての意欲を持った人たちが素直にお互いに信頼しあって進んでゆける状況を目指して、わたしたちも次のステップへ歩みだそうと考えています。

人類初飛行がたった五人の証人の前でしか成立しなかったように、この日の出来事も未来に向かって大きく飛び立ってゆきそうです。

手島
posted by JIAみやぎ at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年03月04日

赤い羽根共同募金

logo_shien.gif

石巻市北上での高台移転専門家支援活動に、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ)」の支援を受けることが決定しました。

今後、こうした基金を活用しながら、活動を展開してゆきます。

2012-03-04a.JPG

突然こうした箱が届き・・・、

2012-03-04c.JPG

2012-03-04b.JPG

今後ともよろしく!!
posted by JIAみやぎ at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年11月17日

JIA本部災害対策委員会 来訪

2011-11-15a.JPG

JIA本部災害対策委員会、庫川委員長、森岡委員、来訪之図

2011-11-15b.JPG

そのあと之図

すごく意義深く、実りの多い懇談会で、それについてこと細かくお話しするべきなのですが、非常に忙しく、時間が取れないので、これだけで済ませます・・・ 言い訳之図。

(mm)
posted by JIAみやぎ at 06:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年11月11日

沿岸被災地域の支援専門家の募集

「沿岸被災地域の支援専門家の募集」について、建設通信新聞に記事にしてもらいました。

img-Y07135245.pdf

おかげさまで何人もの方に申し込んでもらっています・・・。
少し時間をいただいて体制を整え、皆さんの気持ちがきちんと形になるようにしてゆきたいと思っています。
(mm)
posted by JIAみやぎ at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年10月26日

2001-10-26産直木造住宅検討小委員会

何度も続けてきましたが、何度目かの「産直木造住宅検討小委員会」を今日、行いました。

震災後はいつも思い、そして皆で頷くのですが、「物事は早すぎても、何の意味も無い」ことにいつも気付かされます。

震災直後は、物事に早く気付き一刻も早く行動することが大切だと思っていましたが、それは(ある意味で)まったく間違っています。
今回の震災のような大きな出来事があると、その時間の空気のようなものが濃密にその空間を支配し、その流れを読み空気に従って行動しないと、何の意味も無いのです。三日前であれば何の価値も無いようなアイデアが、今になると急に面白く思えるような、「時の潮目」のようなものが明らかに存在するように感じます。それはその場所にいて同じ空気を吸っていないとなかなか共有できるものではありません。
うまく説明できないですが被災地には被災地の空気・潮目のようなものがあります。そしてそれは何かの同心円状に薄まってゆき、メディアを通しては感じ取れない何かなのです。それは何か、建築体験の本質と関係もあるような気もします…。
まぁ、この空気・潮目に関しては何時かどこかできっちりとまとめてみたいと思いますが、

2011-10-26.JPG

そして、何回目かの「産直木造住宅検討小委員会」です。
いままで、「まったく進んでいない」のなんのと言われてきましたが(苦笑)、これについても同じように思います。
必死でなにか有意義なことにたどり着こうと模索してきましたが、今にしてみると、その「時代の潮目」が来るまでは、どうあがいたところで、何の意味もありませんでした……。
しかしこれからは、違います。時間に振り落とされ、人数もこれだけに減ってしまいましたが、それだけに選りすぐりのメンバーが揃っています。(と、思いたい)
これにあと、事情があって離脱中の○○さんが戻ってきてくれると、本当に素晴らしいと思います。
まずは「私心を捨ててオーソドックスに良いものをまとめ、みんなで共通して活用できる実績にしよう」をスローガンに、地味にエゴ(中途半端な作品性)を捨てて、先ずはみんなで力を合わせたものを実現しようとしています。
(てしま)
posted by JIAみやぎ at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

山古志視察

石巻市北上総合支所の担当者と、JIA石巻北上チーム数人で、山古志の復興住宅などの見学に行ってきました。
案内していただいたのは、中越復興の際に長岡市復興管理監として活躍した渡辺斉さんです。

2011-10-25a.JPG

2011-10-25b.JPG

2011-10-25c.JPG
四住戸の長屋形式の復興住宅。…といっても、外壁は切り離され、音の問題に配慮しています。

2011-10-25d.JPG
高基礎式の復興住宅。法規的には2階建てのようですが、1階には十分な広さがあり、農機具小屋などとして使用されます。ただ、三階分の移動はお年寄りには少しハードだそうです。

2011-10-25e.JPG

2011-10-25f.JPG
復興住宅内部。すごく住み心地がよさそうでした。

これらの復興住宅は基本的に地元県産材を使い、地元の工務店や職人を使い、地域で経済が循環してゆく仕組みを作り、復興を下支えしよう、という試みです。
2階の内装は一部仕上げていない箇所がありますが、(国の大金が一気投入される復興過程では)地元大工さんたちが忙しいのはいっときだけで、仕事がすぐになくなってしまうことに配慮しての工夫だそうです。

先日きいた、ある方の試算によれば、県債木材を使用し、地元工務店で地域型住宅を作った場合には、投資金額の80%程度が地元で循環するのに対し、中央資本の大手住宅メーカーで住宅を作ると、30%程度のお金しか、地元に残らないそうです。

その他一日かけていろいろな場所を見学しましたが、記憶に残ったものをいくつか挙げると……、

かまぼこ屋根の車庫。
2011-10-25g.JPG

2011-10-25h.JPG

この地域の車庫・農機具小屋は基本的にすべてこの形だそうです。
京都駅ビルなどを設計した建築家・原広司を案内した際にはいたくこの形を気に入ってたそうです。(笑)
その話しを車中で聞いたとき、どっと笑いが沸きました。
なんで、(笑)何か分からない人は、建築の勉強不足です……。

美しい棚田。
2011-10-25i.JPG

2011-10-25j.JPG

2011-10-25k.JPG
しかし、能登の千枚田といい、日本海側に棚田が多いのはなんででしょう?

そして、明るいおかあさんたち。
2011-10-25l.JPG

2011-10-25m.JPG
おかあさんたちが自ら運営する食堂。
中越復興の際の被災者の心の動きを、個人の視点に立って丁寧に話してくれました。

2011-10-25n.JPG

2011-10-25o.JPG
野菜など地元産品の直売所。
コーヒーやふかし芋をおいしくいただきました。

(手島浩之)
posted by JIAみやぎ at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年10月21日

都市計画家協会『復興​まちづくり特派員』との情報交換会


以前、東北大学建築学科四年生の課題(石巻雄勝地区の集団移転についての調査と検討)発表が「せんだいメディアテーク」であり、そのゲストクリティーク(ゲスト講評者)として、声を掛けていただいたのですが、同じような立場で参加していた都市計画家の谷口さんから、連絡を頂き、石巻市での活動について、情報交換会を行いました。

いただいたメールを要約すると……、

都市計画家協会(Jsurp)の活動で、三菱商事の助成金を得て、被災地へのJsurpの中長期的な窓口として9月に『特派員制』が設けられ、自分を含めた3名が石巻・女川・東松島ブロック班の命を受けました。(全体では東北3県を5チームで担当)

都市計画協会・復興まちづくり特派員のミッションとは、

1) 被災地の復興全般および、ご尽力中の取組みについて、進捗状況・問題点・「こうできれば上手くいく」等、取組み意図や課題意識を伺うこと
2) そのうち、特に重要な事実や留意点で、広く専門家が知っておくべき、かつ掲載の了承が戴ける事項を、家協会ポータルサイトで紹介させて頂くこと
3) 各被災地に共通する悩み・課題から、必要となる今後の(専門家や家協会ならではの)活動や支援について、少し議論して貴重なアドバイスを戴くこと

2011-10-20.JPG

われわれJIAとして参加したのは、東北支部の復興支援委員会を総括する松本純一郎、石巻中心部で活動する白鳥誠、櫻井一弥、北上で活動する安田直民と、わたし手島が参加しました。
しかしまぁ、JIAチームはみんなしゃべるしゃべる……。特に若いのはおしゃべりの集まりで、みんな我先にと喋りまくるから、本当に疲れる(苦笑)……ああ、つかれた……。

これに懲りず、都市計画家協会の方々が、末永く我々とお付き合いいただけることを願っております。

彼らから受けた指摘をひとつだけ、記しておきたいと思います。
「これだけ活動し、他の地域よりもかなり進んだ活動を行っているのに、なぜ、この情報が、どこにも伝わっていないのでしょうか?」
それはわたしたちが行うべき最大の反省点です。

また、そろそろ、今までのわたしたちの活動や、前述の「東北大学らの石巻雄勝地区・牡鹿地区での活動」、あるいはその他の地域での活動などなど、わたしが肌身を通して知っていることについて「広報的まとめ」ではないまとめをするべき時期かなぁ、という気がしてきています。

わたしたち建築家や大学職員・研究者などの専門家も、自らをまな板に乗せて(あるいは乗せられて)、どう行動し、何をなしえて、何が出来なかったのか、開示してゆく義務があると思います。それがきちんとやれるかどうかで、われわれが、きちんとした専門家足りえるのか、それとも原子力保安院並みか、分かれるのでしょう。
つらいけれども、仕方がありませんねぇ。

手島浩之
posted by JIAみやぎ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年10月18日

「実存は本質に先立つ」

2011-10-18.jpg

あれこれ思うところはありますが、

考えてみると、この世の中のすべての活動は大きく二つに分けることが出来そうです。

ひとつは、数学の方程式を解くように物事を解決してゆく思考。
与条件を与えて、それに最適な答えを模索してゆく活動です。(解けるかどうかは別ですが)理論上は世の中のすべての物事を数式化し、必ず答えにたどり着くことが出来るはずです。ただし、問題を普遍化、一般化する必要がありますし、解決に永遠とも言える時間を賭する覚悟が必要です。しかし必ず、どこかに正解はあります。

もうひとつは、「問題を多く抱えながらもその解決を迫られ、時間に追われながら、出来た範囲のことを結果として受け入れる(出来なかったことも結果として受け入れる)」方式の(問題への)取り組み方です。
これはスポーツ選手の問題解決方法もそうだと思いますし、ある意味で一番オーソドックスな課題への取り組み方法です。

実は「ある復興支援活動」ときに、さる大学の先生と話をしたときに、ハタと気が付いたことがあります。
彼は被災地の「複雑に入り組んだ」問題を前にして、呟きました。
「さて、この方程式をどう解くか……?」

私たち建築家のような実務家は、決してそういう風に物事を捉えることはありません。
正解を導き出すよりも、どんどん行動しながら必死で頭を使い、もがいてたどり着いた結果を受け入れ責任を持つだけです。その精神は本当にスポーツ選手のそれとなんら違うところがありません。
有限の時間の中で、「とにかく理屈も抜きに頑張ってみる!!」。……そう言ってしまうと、本当にバカみたいですなぁ。(笑)
相撲取りなんか、ただのデブでバカだけど(おまけにハゲ)、でも心底、肉体のリアリストです。

しかし、この「アカデミックな問題への取り組み方」と「実務家的な在り方」をうまく組み合わせることは、本当に大切なことでしょうねぇ……。


……んんん、これって所謂「実存主義」ってことなんでしょうか。
この年になって初めて、そんなことを胃の奥底でうっすらと理解したような気がしました。

と言っても、まともに読んだことないけど……(笑)。

(T)
posted by JIAみやぎ at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年08月29日

ひさしぶりの「石巻まちカフェ」と、「北上十三浜某エリア防災集団移転支援活動」ひと区切り

縁が深く、しょっちゅう石巻には足を伸ばすものの、オープニングイベント以来素通りしていた「石巻まちカフェ」にて、無料建築相談を行うとのことで、相談員として駆り出されてきました。
ああ、まとめなければならない基本設計数件を事務所に残しての遠出です……。本当にええのんかな、こんなことしてて……。(苦笑)

2011-08-27a.jpg
「石巻まちカフェ」は、担当する白鳥さん、櫻井くんの奮闘もあって「カフェ」らしくなっていましたね。
その無料相談では、相談を受けるとすぐに現地に行って、状況を確認することを旨としていました。そうして訪れたビルでは、ほこりの舞う真っ暗の屋根裏らしき空間を這うようにして調査を行いました。増築に増築を重ねて迷路のようになった空間の果てに、突然に出くわした、屋上から見る青空は本当に綺麗だったなぁ……。

2011-08-27b.jpg

しかしふと視線を下ろすと、取り残されたこんなものが無残にも転がっていたりします。
2011-08-27c.jpg

次いで、「北上十三浜の某漁村集落」の集団移転の支援活動のために、仮設住宅を訪れました。

2011-08-27d.jpg
なんともまぁ殺風景な建物ですが、市役所で被災者支援を行っている人が、住民たちと深く接するうちにこんな風に感じたといっていました。
「避難所にいるときには、いろんなものが支給されることもあって、仮設住宅に引っ越すことに不安を感じ『ずっとこのままでいても良い』とみんなが思うけど、一度仮設住宅に入ると『出来るだけ早くここを出て、もっといい生活をしよう』と思うようだ」

そのとおり!!
被災民にそう思わせ、自立を促すために、国と県と、プレ協は一致団結してわざわざ殺風景なデザインを施しているんです……。ここでは住み心地の良さそうな路地空間など、決して被災民のためにならないんです。……すいません。冗談です。

仮設住宅脇の集会所のような場所で、住民代表の方々とワークショップを行いますが、こうした催しはこれで3回目です。
2011-08-27e.jpg
前回は、集団移転の造成案を幾つか説明し、意見を伺っていましたが、今回は更に造成工事費の算出の精度を上げ、現実可能な案に研ぎ澄ましていっています。
また、前回の打合せで住民の方から「是非調べて欲しい」との要望のあった、「災害公営住宅」についても、現行法規の範囲内で可能な限り調べたことを説明しました。

千年に一度の大津波で「家族だけを残して」すべてを流されたひとたちは、こうしてまた「あらゆる手段を足掛かりにして」立ち上がろうとしています。

2011-08-27g.jpg
計画の説明は、土木的素養のある高橋さんを中心に進められ、それを補足する形で、二箇所の計画案の詳細を、それぞれ役割分担して作業を行った「ソイソースの安田くん」と私・手島が説明しました。
今回の集団移転では、我々が行ったように「土木と建築がそれぞれの長所を活かしながら、それぞれの短所を補う形で計画すること」が重要だと感じました。そうした作業によって造成工事費は何分の一にも圧縮できる可能性があります。

2011-08-27f.jpg

議論が白熱してきたころ、タイミングよくビールが……。
2011-08-27h.jpg
嗚呼アア。うまい……。

住民の方々が用意してくれた「つぶ貝」です。
2011-08-27i.jpg
枝豆のように手が止まりません……。
そして、刺身と、ぶりの味噌煮もうまかったなぁ……。ぶりの味噌煮はひそかに三人前を頂いてしまいました……。

その晩は集会所にいつの間にか雑魚寝してしまい……、朝五時前にもぞもぞと起き出して、朝もやの中、家に向かって車を走らせました。
2011-08-27j.jpg
ああ、美しい入り江。

2011-08-27l.jpg
こうした活動を共にする仲間の中で白熱した議論のことが、ふと頭をよぎりました。
こうした「北上十三浜での集団移転支援活動」は基本的に我々のボランティア活動によって成り立っていますが、今後どうやってこうした活動を継続させてゆくか、そして支援を必要としている他の地域に広げてゆくかについてです。
要するに活動資金捻出についての悩みです。
このままじゃぁ、しなくてはならない支援活動もそのうち出来なくなる、といつもそんな話になります。
「赤い羽根共同募金や、日本財団などのファンドの支援を申し込もう」ということになっていましたが、何だか、そんなことを考えるのも面倒臭くなってきたなぁ……(笑)
……余計なことを考えずに、待ってくれているお客さんのところへ帰っていって……、どっぷりと建築に浸かって、建築以外のことは一切頭の中から追い出そう。そうして良い建築をどんどん創ってやる。
そんなことだけを考えてやっていきたいなぁ……。
……だってそういうのは苦手だし、面倒くさいもん(笑)。建築だけやっているのが一番いいなぁ。

焼酎を飲みながら漁師の人が言っていたことを思い出しました。
「ワカメの種付けさえ出来れば、何とかなる。最初の数年はじっと我慢して稼いだ金を全部つぎ込んでどんどん養殖量を増やしていけば、生活は建て直せる」

話の主旨は違っているかもしれないけど、仕事をじっと見つめる目は、どんな仕事も似たようなもんだなぁ。と不意に笑いが漏れました。

2011-08-27m.jpg
世界に誇れる美しい集落が復活するといいなぁ、と密かに思った瞬間でした。

手島浩之
posted by JIAみやぎ at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年06月17日

みやぎ復興のための「まちづくり勉強会6」

皆様
震災復興のどたばたで更新が滞っております。申し訳ありません……、が、しばらくの空白期間のあと、唐突に、ぶつ切りでご案内いたします。
------------------------------------------

みやぎ復興のための「まちづくり勉強会E」開催のご案内  

「まちづくり事業手法と震災被災建物の修復・建て起こしとは」

いま私たちは何をするべきか、どうするべきかを学ぶための講演会を開催します。
こんなときだからこそ、様々な立場から見た未来の東北の姿を勉強することで
宮城の明日・建築を復興させましょう。
ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!
どなたでも参加できます。
今回は、公共の補助や住み続ける手法など長谷川氏から学びます。


開催日時 :2011年6月18日(土)18:30〜20:00
会場 :北四ビル2F(JIA東北支部事務局のある北四ビルの2階です)
仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル2F
参加無料 (定員30名) 


講師 : 長谷川 順一(はせがわ じゅんいち)住まい空間研究所 主宰
     新潟市在住 / たてもの修復支援ネットワーク代表
            
 【たてもの修復支援ネットワーク】http://shufuku.com/           
                       
 参加される方は直接会場へおいでください   

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
  〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
        メインE-Mail:shibu@jia-tohoku.org
           ※info@jia-tohoku.orgも今まで通り使えます
           URL http://www.jia-tohoku.org/

posted by JIAみやぎ at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年05月06日

まちづくり勉強会C 北原啓司『復興からのまち育てとは』

みやぎ復興のための「まちづくり勉強会C」開催のご案内!!  
「復興からのまち育てとは」

いま私たちは何をするべきか、どうするべきかを学ぶための講演会を開催します。こんなときだからこそ、様々な立場から見た未来の東北の姿を勉強することで宮城の明日・建築を復興させましょう。
ご多忙の折とは存じますが是非参加してください!どなたでも参加できます。
 今回は、街づくりの視点からの東北の復興を、北原啓司氏から学びます。

開催日時 :2011年5月15日(日)16:00〜18:00
会場 :北四ビル2F(JIA東北支部事務局のある北四ビルの2階です)
    仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル2F
    参加無料 (定員40名)

講師:北原 啓司(きたはら けいじ)
   <弘前大学教授・教育学部副学部長・博士(工学)>
    昭和54年 東北大学工学部建築学科卒業
    昭和60年 東北大学大学院工学研究科 博士課程単位取得修了  同 建築学科助手
    平成 6年 弘前大学教育学部助教授
    平成15年 弘前大学教育学部教授 / 弘前大学大学院地域社会研究科教授
    平成16年 弘前大学教育学部副学部長(現在に至る)
活動: 日本建築学会まちづくり支援建築会議調査研究部会長
    日本建築学会東日本大震災調査復興支援会議委員 
    日本都市計画学会防災・復興問題研究特別委員会都市復興部会長
    日本都市計画学会東北支部副支部長(予定) 
    都市住宅学会東北支部副支部長
    宮城県沿岸被災市町グランドデザイン策定検討
    復興住宅検討会アドバイザー
著書: まち育てのススメ(弘前大学出版会)
    対話による建築・まち育て(共著、学芸出版社)
    まちづくり学習(編著、丸善)   ほか 
             
   参加される方は直接会場へおいでください
お問合せ :     (社)日本建築家協会(JIA)   東北支部
   〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
  TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
             E-Mail:shibu@jia-tohoku.org

(社)日本建築家協会    東北支部復興支援委員会委員長 松本純一郎
宮城地域会復興支援委員会委員長 針生 承一
posted by JIAみやぎ at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

第2回 JIA宮城復興支援委員会

財団法人・宮城県建築住宅センターの総括による「石巻市復興プランの作成」への支援活動が本格的に始動することを受けて、5月4日(水)10時に「第2回 JIA宮城復興支援委員会」が急遽開催されました。
2011-05-04a.jpg

大まかな内容は以下の通りです。
●先ずは「『石巻市復興プランの作成』に、JIAとして参加する目的は何か」を議論し、次のように結論付けました。
この支援活動の目的は「専門家としての地域貢献」であり、建築家という仕事はどんな仕事で、わたしたちがまちや社会に対して何をするべきか、を考え、具体的に実践する場として捉えよう。

●「石巻市復興プランの作成」にはJIA宮城として参加する。

●参加するメンバーは、石巻に縁のある会員を中心に声を掛け、あとは公募という形で会員に周知し、編成する。

●また、その他の各市町にも「復興プランの策定支援の申し入れ」行うために、資料を整理しようということになりました。


参加:針生承一・松本純一郎・渡辺宏・渋谷尚・西村明男・鈴木孝悦・星野明・早坂陽・手島浩之
posted by JIAみやぎ at 12:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年05月03日

5月2日の活動

昨日の5月2日、日本建築家協会会長の芦原太郎氏、副会長の室伏次郎氏、水戸部東北支部長、松本(東北支部復興支援委員会委員長)、針生(宮城復興支援委員会委員長)とで、宮城県庁の土木部次長・高橋信宏氏に対して、今後の復興計画への支援について申し入れを行いました。
2011-05-02a.JPG

次いで、仙台市震災復興本部を訪ね、山田文雄本部長、小島博仁副本部長を訪問。
2011-05-02b.JPG

その後、夕方から、三部佳英氏(宮城県建築住宅センター理事長)の街づくり勉強会(レクチャー)が、行われました。
2011-05-02d.JPG

「宮城県建築住宅センター」の総括の元で、石巻市では具体的な復興支援業務が動きまじめるようで、それについてのお話がありました。
JIA宮城復興支援委員会では、その業務を全面的にバックアップすることになっています。
2011-05-02e.JPG
詳細は追ってご報告いたします。

そして、やはり懇親会です。
2011-05-02f.JPG

(T)
posted by JIAみやぎ at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年05月02日

芦原JIA会長を囲んでの懇談会の様子

昨日、日本建築家協会会長の芦原太郎氏、副会長の室伏次郎氏、関東甲信越支部の上浪寛支部長を囲んでの懇談会が行われました。
2011-05-01a.jpg
二時間に及ぶ懇談会でしたが、宮城、福島、岩手の各地域会からの活動状況の報告にはじまり、今後の活動方針についてなどが話し合われました。

そして、懇親会。
2011-05-01b.jpg

そのあと、新幹線の最終電車ギリギリまで、駅前で……、
2011-05-01c.jpg

そういえば、昨日の午前中には、兵庫県から、医療支援のために一週間仙台で活動していた義弟を見送りに仙台空港に行ってきましたので、その様子を載せておきます。

2011-05-01d.jpg

2011-05-01e.jpg
入口は、この一箇所だけで、あとは仮囲いでシャットアウトしていました。

入っても、この区画だけで運営され、あとはすべてシャットアウト……。
2011-05-01f.jpg
普段であれば、飛行機から降りたあとに、荷物を受け取るロビーですが、急ごしらえの搭乗口になっています。しかし、職員の皆さんは本当に親切で、空港が再開したことを心から喜んでいるようでした。
教えてもらって、滑走路の様子も、見てきました。
2011-05-01g.jpg

義理の弟は、避難所で被災民の心のケアを医療支援として行ったそうですが、宮城野区での活動の際には、天皇皇后両陛下が突然に慰問にいらしたそうです。
驚いたことに、体育館いっぱいにいる被災された方々ひとりひとりに、全員に、膝をついて丁寧にお言葉を掛けられていたそうです。
声を掛けられた途端に泣き出す人たちもたくさんおり、精神科医である義弟は「僕らがカウンセリングするより、何百倍も効果があるなぁ…」と感心しておりました。

(T)
posted by JIAみやぎ at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2011年04月29日

JIA宮城復興支援委員会 第一回定例会議

「JIA宮城復興支援委員会 第一回定例会議」がきのう行われましたので、その内容を簡単にメモ書きしておきます。

その前に、委員会の概要を簡単にご紹介します。

復興支援委員会委員長  針生 承一
副委員長  手島 浩之
委員  松本純一郎
  渋谷  尚
  西村 明男
  渡辺  宏
  佐久間 治
  早坂  陽
  櫻井 一弥

なお、東北支部の復興支援委員会は、委員長/松本純一郎、副委員長/渡辺宏・早坂陽 で運営されています。

[議題-1]
JIA宮城地域会としての東日本大震災に対する声明文について。

内容は、JIA本部が芦原会長名で出す予定の声明文と、うまく対を成すように、地域に根ざした視点で構成しようということになった。時期については、宮城地域会総会の時点(5月10日)が適当だろう。一般の方々にきちんと届くような配布方法を検討し、実行する。声明のあとに、地域に根ざした建築家としての活動指針をつけて、一般の方々により具体的に、私たちの活動をイメージしてもらおう。

[議題-2]
県が公募している、応急仮設住宅の提案について。

針生事務所が中心となり、ある提案グループに対して設計支援を行ったことの報告。

[議題-3]
応急仮設住宅の配置計画について、設計支援の申し出について。

応急仮設住宅は、個々の住宅の質も大切だが、地域コミュニティを維持育成してゆくには配置計画が重要だとの認識に立って、県、市町村に対して、配置計画の設計支援をしよう、ということになった。誰に向けて、どう働きかけてゆけばよいかをツテを頼って調べよう。実際の配置計画の例や、先日講演を行ってもらった渡辺斉氏のメモを添付しようということになった。

[議題-4]
JIA青森の佐々木さんからの提案「サービスつき高齢者住宅の早期建設を呼びかける!」他

高齢者を、避難所や応急仮設住宅といった仮住まいをたらい回しにさせないために、早期に「サービスつき高齢者住宅」の建設を呼びかけ、定住してもらおう、ということです。高齢者にとって、5年にもなると予想される仮設住宅暮らしは、果てしなく長い苦行を強いる結果になるのではないかと心配しています。
「津波被災した住宅の修繕マニュアル」の作成について。被災した住宅の修繕がどんどん進んでいるが、きちんとした修繕がなされていないのではないか、との指摘があり、そのマニュアルを作成しようとの話になっています。

[議題-5]
「JIA建築家マガジン」という機関紙で、次号以降震災復興特集を組むので、その対応する窓口を決め、それを中心にそれぞれの人に寄稿を割り振ろう、ということになった。窓口担当は手島がやります。

[議題-6]
「若手実務者のための復興支援読書会」発足について。

松本さんからの提案により、今後予想される復興街づくりに際して、有能な設計実務者を多く育成するために、資料の読み込み、ラフな意見交換などを行う「読書会」をはじめることになりました。松本さんのイメージでは、今後、復興についての若手実働部隊の横のネットワークに育ってゆければ、と考えている様子です。
また、聞いて知識を得る「復興支援講演会」とは違って、自分たちで調べて、発言し、議論することに力点を置くことになると思います。
現在週一回ペースで行われている「復興支援講演会」を補う形で週に一回程度開催するつもりです。参加メンバーは今後募集を行いますが、取り急ぎ、幹事を佐久間治、手島浩之、櫻井一弥としてスタートすることになりました。

[議題-7]
今後の活動について。

詳細については伏せておきますが、街づくり協議会の適当な規模についてが論点になりました。全市単位で行うものから、入り江単位、町内会単位まで様々なものが想定されそうですが、とにかく一度住民の中に入ってみてから考えたほうがよさそうだし、地域の特色にしたがって、地域ごとに決まってゆくのではないか、ということになりました。

参加: 針生承一 渡辺宏 鈴木孝悦(支部幹事長) 佐久間治 手島浩之 櫻井一弥
場所: 東北支部事務局 4月28日16時〜
次回: 5月7日(土)13:30〜

記録 手島
posted by JIAみやぎ at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連