2010年06月29日

山形エコハウス

日経アーキテクチュア2010-06-14号」に、宮城地域会ではないですが、縁の深い方の記事が出ていましたので、ご紹介します。
山形県の羽田設計事務所の水戸部裕行氏が手掛けた「山形エコハウス」についての記事です。水戸部さんは日本建築家協会 東北支部支部長でもあります。

記事によると、「山形エコハウス」は、環境省の「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」によって、山形県が建設した実験住宅です。完成後はエコハウスの手本として啓発してゆくことが主な活動となるようです。

この住宅は従来の木造住宅とは異なり、断熱性能と機密性能を高め、冷暖房の年間エネルギー消費を20kW/uと、今までの住宅の1/5〜1/10に抑えているのだそうです。
……ということは、単純に言ってしまうと、現在月に三万円灯油代が掛かっているご家庭だと、3千円から6千円程度で済んでしまうということでしょうか?そうであれば素晴らしいですね。

大まかな断熱仕様は
 屋根部   グラスウール 24kg 40cm
 壁 部   グラスウール 24kg 30cm
 基礎廻り  防蟻断熱材   15cm
 床スラブ下 ポリスチレンフォーム 10cm

気になった方は、「日経アーキテクチュア2010-06-14号」48ページをご覧下さい。

一度、見学会の案内を貰ったものの参加できなかったので、また是非、見学させていただきたいです。そして私自身も、いつかはこうしたノウハウを応用して面白い建築をつくってみたいと思っています。
手島浩之

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posted by JIAみやぎ at 08:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 建築雑記
この記事へのコメント
環境カウウセラーとして、住宅における省CO2に関心を持っています。そこで、東北大学のエコロボ、山形エコハウスの見学に行きました。東北地方における省CO2住宅の勉強をはじめたところです。何かありましたら教えてください。
山形エコハウスの外壁の厚さには驚くばかりで、また、欧米の家屋の歴史とは、このような建物は最近のことではないかと思ってきました。
Posted by 勝又真紀子 at 2010年07月19日 18:40
勝又様
コメントありがとうございます。
こうした省エネルギー住宅の取り組みはまだ試行錯誤の段階といっても良いと思います。
私は「ドイツの無暖房住宅」を見学したことがありますが、熱損失を避けるために極端に窓が少なく、とても日本人には馴染めないのではないかと思いました。
熱損失を低減するのはもちろんですが、心地良さや開放感も犠牲にすることのない住宅を模索したいと思っております。
いろいろとアドバイスがいただけるとうれしいです。
Posted by 手島浩之 at 2010年07月21日 10:17
CO2温暖化については疑問を持っていますが、住宅のグレイドが良くなることは良いと考えて勉強していました。東日本大震災で多くの住宅を失い、この災害が悲しみだけでなく、新たな住宅革命もあれば・・でも、エコハウスは高額で難しい。やっとニ重ガラス、それ以上にとりあえず家があればよい。こんな状況ですが、どうしたら、一歩すすめるのでしょう。
Posted by 勝又真紀子 at 2012年09月18日 12:33
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