2012年10月24日

第16回東北建築学生賞 結果のお知らせ

最優秀賞
記憶の丘                       
熊谷 雄     仙台高等専門学校

優秀賞
田ノ浦番屋 〜コミュニティ・文化・生業の再生拠点〜  
瀬野尾 真里子     東北文化学園大学

優秀賞
箱庭 〜安心と安全子どもたちの未来へ〜        
新妻 慎也  新長 一茂     wiz専門学校国際情報工科大学校

奨励賞 みやぎ建設総合センター賞
ひとの編み目、まちの編み目     
塩田 佑太郎     wiz専門学校国際情報工科大学校  

奨励賞 東北専門新聞連盟賞
都市のヴォイド 〜高密度な都市空間における小学校の提案〜     
永久 淳一     東北大学  

奨励賞 東北専門新聞連盟賞
水と暮らす  つかずはなれず     
中井 奨太     日本大学   

奨励賞 河北賞
     
加藤 雅人  平塚 亮太郎  福田 浩之     秋田県立大学

賛助会 特別賞
たかだいたがだいの灯
後藤 忠平  秋山 由衣  山口 裕史     八戸工業大学

賛助会 特別賞
ひとりだけふたりだけかぞくだけ     
米田 菜奈子     東北芸術工科大学

賛助会 特別賞
Ripple −音と暮らしのミュージアム−  
堰内 宏香     秋田県立大学

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 第16回JIA東北建築学生賞審査会は例年通りせんだいメディアテーク1階オープンスクエアで開催されました。
昨年は、3.11の東日本大震災の影響などで、開催日が11月上旬と大幅にずれ込んでしまいましたが、今年は例年同時期の10月19日(金)に行われました。昨年より3点少ない34作品の応募となりましたが、審査会にはほぼ全員の学生が参加していただいたこともあり、盛況のうちに終了しました。

応募作品の傾向としては、昨年に続き震災復興関係の作品が多く、通常の課題との審査基準の設定とその評価に審査員の方々は苦慮したようでした。結果的にも震災関連のテーマで取り組んだものが多く入選したことは、復興道半ばの現状として、それぞれの地域で様々な課題があるにことが改めて浮かび上がったように思います。

また、審査の方法も昨年から見直し、多くの作品を一同に審査するディスカッションのスタイルで行われました。応募作品を全体で再確認することができたうえで審査、投票が行われることは審査員とギャラリーの学生との一体感につながり、概ね好評だったようでした。
来年度以降もより公平、真正な審査が出来る体制を整えていきたいと考えています。

最後に各地域会ならびに関係団体から参加していただいた審査員の皆様、会場設営、進行などに御協力いただいたスタッフ、賛助会員の皆様、そして、学生賞に応募していただいた学生の皆さん、学校関係者の方々に心よりの御礼を申し上げます。

お疲れさま、有難うございました。

2012年度JIA東北支部・支部企画事業実行委員長 佐藤忠幸
posted by JIAみやぎ at 17:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 建築雑記

2012年10月11日

震災復興支援活動(を主とした業務の)スタッフ募集

震災復興支援活動にご興味をお持ちの皆様

ガッツのある専門家不足が深刻な今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

「都市建築設計集団/UAPP」では、震災復興支援活動を主に設計業務を明るく!楽しく!手伝ってくれるスタッフを募集しています。

ご興味のある方は、下記連絡先までご連絡ください。

uapp@mve.biglobe.ne.jp

基本的には、メールでご連絡をいただいたあと、ポートフォリオ等の資料を送付していただきます。
内容を確認後、メールにてその後のステップについて、ご連絡を差し上げます。

※経験者を優遇したいと思っていますが、未経験者でもご連絡ください。

手島 浩之
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都市建築設計集団/UAPP
宮城県仙台市青葉区一番町一丁目15-38小林ビル2F 
〒980-0811  telephone 022-217-2515  facsimile 022-217-2516
-----------------------------------------------------------------------
uapp@mve.biglobe.ne.jp  http://www.uapp.jp 
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posted by JIAみやぎ at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

2012年10月09日

北上の植生勉強会

9月29日に北上の『高台移転地(造成地)の植生を考える』セミナーが行われました。
講師の佐々木豊さんのお話がとても面白く、あっというまの二時間でした。
久しぶりに(建築以外の)知識を教えていただく貴重な機会でした。
「何かを知る」というのはなぜ楽しいのでしょうか・・・。

セミナーを動画に撮りましたので、下のリンクから御覧ください。






真田
posted by JIAみやぎ at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

小室集落 テレビ取材のお知らせ


10/5(木)に東日本放送KHBによる、小室集落の防災集団移転について取材申し込みがあり、PARCICから日方さん、 JIAチームからは渡辺、真田が対応しました。

取材内容は、千葉区長と小室住民3名へのインタビューと、移転案とその模型の趣旨説明、北上専門家支援の主旨についてなどでした。

その後、石巻市集団移転対策課にも取材を行ったようです。

放送は以下の予定です。

KHB東日本放送「スーパーJチャンネルみやぎ」
10/11(木)放送の回の中で、18:15頃放送予定

是非ご覧ください。
posted by JIAみやぎ at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

2012年10月08日

2012年秋の東京の夜

おめでとうございます!!
・・・と言っても、自分のことですし、しかもJIAではない建築士関連団体からの賞ですので、ここでわたしが書くべきか、迷うところではありますが、とりあえず挙げておきます・・・。

午前中の打ち合わせを終え、車を飛ばしてスタッフ三人で会場に向かいました。
目当ては授賞式会場の前にある、去年竣工した「日比谷花壇」です。

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思ったよりも建物が小さく、驚きました。たぶんこれは訪れた人が誰も思うのではないでしょうか?よく考えれば、この柱のピッチは、構造上の必要ではなく、ガラスの製作可能限界を元に設定されているので、スケールの錯誤が起きるのは当然と言えば、当然かも知れません。
日差しが強すぎる所為か、ブラインドが閉じ気味なのも残念でした。

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この施設は、基本的に完全に別棟で幾つかの「部分建物」が寄り添うように建てられているのですが、その施設どうしの接続は面白く出来ていました。一方の建物を自動ドアで出ると、その歩行速度のまま、1mほど離れた「隣の棟」に、そのまま自動ドアが開きます。分棟の建物をつなぐアイデアとして、その連続する「自動ドアの快感」を思い付いた瞬間の建築家の頭の中がどんなに激しい至福に包まれたかは想像できます。

たぶんこの建築の新しさ、特筆した面白さを言え、と言われると、誰もがその快感を言うのでは無いでしょうか?

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うちのスタッフの一人は、「誰の設計か分からないけど、帝国ホテルのこのパースはすごく格好いい・・・」と呟いていました。

日事連建築賞授賞式の会場はこんな感じ・・・。
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日事連全国大会の中での授賞式でしたが、びっくりするくらいに立派でした・・・。ほんとうにびっくりしました・・・。
・・・といっても、実は、わたし、JIAの全国大会にも一度も出たことがありません・・・。すいません・・・。

パーティ会場では更にびっくり。会場は倍以上に大きくなり・・・、

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スタッフが思わず「喜ばし組」と呼んだ女性スタッフも多数配置されていて、(ヘンな意味ではなくて、帝国ホテルのホステスさんです、たぶん・・・)

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JIAの芦原会長も乾杯の音頭をとられていました。
芦原会長には、この夏の北上従前地調査への協力を直々にお願いに上がった経緯もあり、直にご報告がしたいと思い、会場中を探したのですが、広すぎて見つけることが出来ませんでした。

ともあれ、この席で優秀な建築家数人と話が出来たのがほんとうにうれしかったです。

帰りに、浅草の隈さんの新作を見に行きました。

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どうでっしゃろうかぁ〜?

手島
posted by JIAみやぎ at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | おめでとうございます!!

2012年10月07日

2012-10-04-福岡建築ツアー

前の記事の翌日、福岡の松山さんに、いろいろと連れ回してもらいました。
本人は九州でもピカイチに忙しい身だというのに・・・。

先ずは、NKSアーキテクツの末広さんご夫妻の保育所です。
外から見ただけですが、門型モチーフの繰り返しが面白いです。
きっと中でも、執拗に繰り返されているのでしょう。

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打ち放しと、黄色の塗装の切り替えも、面白いし。
前夜、宣子さんにはいろいろとお話をお伺いしていましたが、すごく魅力的な方でした・・・。


ついで「ぐりんぐりん」
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周りのうわさを聞くと「竣工当初とは違い、木々でうまく建物が覆われるようになって随分良くなった」とのことでした。

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うううんんん…。
地面がめくれて様々な空間が出来ているのは面白いんだけど、人の、建物への近づき方が地上の真正面から一方的に近づくだけで、その点が普通の建物以上に普通なんですよねぇ・・・。

同じ伊東豊雄さんの、アルミのトイレ

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これも良かった。

次。
ネクサスは実は二度目でしたが、今回は随分良いと感じました。
建築家の谷口遵さんの事務所にお邪魔し、案内をしていただきました。谷口さんは自宅と事務所をここにお持ちだそうです。

マークマック棟
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ステーブンホール棟
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レムクールハース棟
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スティーブンホール棟が圧倒的に良かったです。
前に行った時には、中に入れなかったこともあり、「綺麗なデティール」くらいの印象しかなかったのですが、とにかく共用部といい、住戸配置といい、良く出来ています。雑誌で見たときにはクールハース棟に一番衝撃を受けましたが、いくとそうでもないんです・・・。クールハース棟は縦型の住戸配置アイデアの斬新さに惹かれますが、行くと「戸建て住宅の集約化タイプの構成」として見え、戸建て住宅よりも住戸と住戸の間のスペースが貧弱さが目に付いてしまいます。
一方でスティーブンホール棟は共用部分が非常に充実しており、「人と人がどうすれ違うか」が良く練られていると感じました。

実は、偶然にもスティーブンホール棟には福岡の錚々たる建築家たちが多く住んでいるそうです。

次いで大宰府天満宮のスタバ
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これも良かったです。

菊竹さんの博物館
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このでかさは、ある意味でこの時代の中では特異な輝きを放っていました・・・。
いまどきこんな作り方はあまりしないもんなぁ。

前日見せてもらった、松山さん作の個人住宅も本当によかったなぁ・・・。


少し手抜き気味ではありますが、二日連続で更新してしまいました・・・。
復興と関係なければ気が楽なんですけどねぇ。復興関連となれば、妙に気が重くなってしまうのです。
なんででしょう?
それはこの復興に関して、(正直に言って)何か為し得ている実感のある人は誰もいないでしょう、総理大臣を含めて。
それを今言葉にしてしまうことは、かなり「盛っている」感じになってしまう気がします。それを惜しげもなく開陳してしまうのは、政治的、プロパガンダ的なんですよねぇ。

しかしそんなことが広報をサボってよい理由にはなりません・・・、よねぇ・・・?ああ、サボりたい

手島
posted by JIAみやぎ at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築雑記

2012年10月06日

2012-10-03 福岡の夜

みなさん、ご無沙汰しております・・・。
何ヶ月かぶりの投稿です。

行く先々で、やんわりと「せっかくJIA宮城のブログを見ているのにぃ・・・」といった小言をぽつぽつと耳にしながらも無視を決め込んでいたのですが、次第にその仕草も痛々しさを増していたのか、言う方々も気を遣ってかなり遠回りな婉曲な物言いをしてくださるのが、かえって心に突き刺さります。

10月3日、4日に松本純一郎元支部長と共に、福岡に震災復興支援報告を行ってきました。それもこれも福岡の松山さんと、佐久間さんが熱心に誘ってくれたおかげです。
ついつい「洗濯機の中で叩き洗いをされているような」復興の慌しさに追われ、こうして誰かが熱心に引っ張って暮れないと、こうしたことはなかなか実現しません・・・。

ほんとうにありがたい限りです。

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わたしたちも、震災が他の地域からどう見えているのか、この復興支援が遠い九州からどう見えているのか、ほんとうに勉強になりました。
分かったのは、伝える努力をしなければ、何にも分かってもらえていないことです。その専門職であるメディアに任せていれば、距離は関係なく何でも伝わっているだろう、と当然のごとくタカを括っていたのですが、びっくりするくらいに「距離に比例して」何も伝わっていないことが印象的でした。
関東の連中に伝わっていないニュアンスと、関西の連中のそれと、面と向かって突き付けられる九州人の質問は、びっくりするくらいに開きがありました。
(ほんとうに誰ひとりとして「AA」を知らないんです・・・。)
なんだかんだと言っても、やはり、日本は広いです。

そしてそのことにすごく安心しました。

そして当然のごとく、懇親会です・・・。
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すごく楽しかったなぁ・・・。翌日、いろいろとつれまわしてもらった建築見学記も残しておきたいのですが、出来るかなぁ・・・。

手島
posted by JIAみやぎ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動