2012年03月30日

東北工大主催のシンポジウムに参加してきました。

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日 時: 2012 年3 月28 日(木) 13:30 〜16:30
場 所: 東北工業大学一番町ロビー (仙台市青葉区一番町1-3-1 ニッセイ仙台ビル4F)
主 催: 東北工業大学工学部建築学科・復興支援室

プログラム (司会:渡邉浩文・東北工業大学建築学科教授・同復興支援室長)
13:30〜13:40 開会挨拶
  谷津憲司・東北工業大学建築学科教授・学科長
13:40〜14:10 報告@ 千葉晃司・宮城県土木部復興まちづくり推進室室長
  「宮城県の復興まちづくり計画について(仮)」
14:10〜14:40 報告A 久坂斗了・女川町・UR 都市機構震災復興支援室宮城震災復興支援事務所
  「東日本大震災の被災地女川町に派遣されて−現状と課題」
14:50〜15:15 報告B 福屋粧子・東北工業大学建築学科講師・ArchAid 発起人
  「復興まちづくりへの被災住民参画について」
15:15〜15:40 報告C 新井信幸・東北工業大学建築学科講師・仮設カスタマイズお助け隊
  「復興に向けたコミュニティと創造力を育む仮設カスタマイズ」
15:40〜16:25 討 論 コーディネーター: 沼野夏生・東北工業大学建築学科教授・専攻主任

16:25〜16:30 まとめ・閉会挨拶(渡邉浩文)

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少しだけ、コメントをつけておきます。
宮城県が震災後、どう行動していたかを改めて当事者から聞くことが出来て大変面白かったです。これからも、どんどんこういう行政の当事者から直に対話が出来る機会を作って欲しいと思います。
久坂さんの女川の状況報告、震災後のさまざまなことについての状況認識はすごく面白く興味深かったです。
福屋さんの発表は、(いつもそうですが)相変わらず良く作りこまれているなぁ、と感心します。
新井さんの活動はこうしてみるとすごく興味深く、意義のあることだと思えました。仮設住宅に移り住んだ人の心の機微に入り込んだ描写の出来る活動は、派手さは無いものの、絶対に必要です。

討論会終了後には、客席からコメントを求められた京都府立大学名誉教授広原先生がこう言っておられました。
「『計画』って言う言葉は、私たちの時代には進歩的な概念だった。その対極には無秩序があり、無計画があり、計画の先には未来がると信じて研究活動を行ってきました。ところが今は、『計画』が官僚による統治機構の統治手段になってしまっている。この呪縛から逃れない限り、未来は無い」

ご明察でございます。
こんなにまっとうな、研究者の意見は久しぶりに聞きました。
この一言を聞けただけでも、時間を割いた甲斐がありました。

(T)
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2012年03月22日

2012-03-20お彼岸の小室・小指集落WS

お彼岸のこの日、二つのワークショップが行われました。
14時から、小指集落の住民合意形成に向けてのWS
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18時からは、合意形成の成立した小室集落では集落造成計画案立案のためのWSです。
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(T)
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2012年03月20日

災害復興に係る住宅融資制度説明会

「災害復興に係る住宅融資制度についての説明会」があり、参加してきました。

              記

1 日 時 3月19日(月) 午後7時00分から午後9時00分

2 会 場 北上保健医療センター「ひまわり」ホール

3 講 師 住宅金融支援機構東北復興支援本部 田 弘 芳 樹 氏

4 内 容 ◇防災集団移転促進事業に対する金融の関わり
      ◇抵当権抹消の要件と残債務の支払方法
      ◇移転先建物への災害復興住宅融資の利用上の留意点
       参考 災害復興住宅融資のシュミレーションなど

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会場はまさに満席で、一席の空きもありませんでした。参加者は80名近くいたようです。

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配布資料はこちらです。クリックすると拡大できるので、どうぞご覧ください。
先ずは「資料ー1」全体の概要です。
A4タテ、4ページ。
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次いで「資料ー2」
『「総返済負担率」とは?』と題したペーパー。A4ヨコ表裏2ページです。
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裏面はその計算例。
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「資料-3」は、「災害復興住宅融資のご利用例」の紹介です。
A4タテ表裏2ページに、相談例を4例挙げ、「災害復興住宅融資」について事例に基づいて説明しています。
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最後に「資料-4」。「災害復興住宅融資の返済額の目安」と題したペーパー。
借入額を制度の枠に即して三つに分けて例示し、返済期間と、それぞれの利子相当額を記載しています。
この「利子相当額」が今回の制度で国庫から補填される分のようです。
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会が終了したあとも講師の方に熱心に質問をする姿も見られました。

(T)
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2012年03月12日

311一年目を通り過ぎて

みなさん。
去年の3月11日からちょうど通り過ぎて一年目をむかえて、どうでしたか?

振り返ってみると、この数日間は気持ちが妙に高揚したり、沈みきったり、といつにない不思議な数日間を過ごしました。
「一年」なんて、頭の中にしか存在しないような区切りなんて何の意味も無いと思っていました。
季節が一巡りし、また新たに季節がもう一巡りするだけなのですが、これからの一年は輪廻の端緒あるような、すべてが強制的に元に戻されるような、不思議な気持ちのする始まりであり……、また、終わりであるような……、不思議な区切りであります。

こんな風に一年と言う一巡りを感じるとは、こうして一年を迎えるまで思ってもみませんでした。
みなさんはどうでしたか?

(T)
posted by JIAみやぎ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年03月10日

311関連のイベント

告知も何も出来ずに通り過ぎてしまいましたが、3月8日(木)9日(金)にJIAの震災復興関連のイベントがありました……。
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すごく充実したイベントでしたが、終了後の懇親会の席で、本部から来たある美しい復興対策委員の方に「手島さんですか?」と声を掛けられたのが悔やまれます……。
続いてこう言われました。
このブログをずっと読んでいて、どんな人だろうなぁと楽しみにしていたんです……。
で、どうでした?
「イスにふんぞり返ってあくびをしているさまを見て、とてもがっかりしました……」

わたしも同じくがっかりです……

さて、気を取り直して、8時からは場所を変えての送別会でした。
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こんなに親密に盛り上がった送別会も珍しいでしょう。


次いで、本日、東北大学杜春会でイベントがありました。
杜春会というのは東北大学工学部建築学科の同窓会組織です。

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「震災から 1 年」杜春塾 +JIA東北支部 主催イベント
 ……JIA東北支部の建築家と学生が語り合う……
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内容については、省きます。現場にいた人にしかわからない密やかで親密な場所というのがこの世の中にあるべきだと思いますので……。

しかし、こういうイベントは今までありそうでなかったのですが、ほんとうに有意義でした。
僕らも若い人たちを巻き込んでいこうという意識に欠けていました。これからの長い道のりで意義のある復興支援活動を展開しようと考えると、若い人たちに向けて活動をオープンにしてゆくことが重要ですね。
僕らもあらゆる人たちに向けて、活動への参加を心から呼びかけ、必死で情に絆してでも懐柔する熱意が必要です。

震災後一年にふさわしい、ほんとうに楽しい会でした。
参加した人数はたったアレだけですし、正面玄関の閉まったエレベーターの無い研究棟の四階でのイベントでしたが……、
今回の震災は、わたしたち個々人にとっても緩みかけたいろいろな親しかった人たちとの関係を結びなおす、良い機会になっているんだと思います。復興に向けての意欲を持った人たちが素直にお互いに信頼しあって進んでゆける状況を目指して、わたしたちも次のステップへ歩みだそうと考えています。

人類初飛行がたった五人の証人の前でしか成立しなかったように、この日の出来事も未来に向かって大きく飛び立ってゆきそうです。

手島
posted by JIAみやぎ at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2012年03月04日

赤い羽根共同募金

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石巻市北上での高台移転専門家支援活動に、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ)」の支援を受けることが決定しました。

今後、こうした基金を活用しながら、活動を展開してゆきます。

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突然こうした箱が届き・・・、

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今後ともよろしく!!
posted by JIAみやぎ at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連