2010年11月29日

建築家職能運動120年奮闘記 H

 明治維新の起きた1868年(明治元年)と西南戦争が鎮圧された1877年(明治10年)の10年間は、「歴史の峠」として実に興味深い時期です。当時は各藩が競って洋学校をつくり、西洋の文化や技術、特に軍事力を学ぶことに必死になっていました。というのもこのままでは日本が西欧に占領され、国自体がなくなってしまうかもしれないという危機感を強く感じていたからです。そのためには英語教育がまずもって必要だったわけです。
 前に少し触れましたが、江戸生まれで仙台藩足軽の高橋家の養子となった高橋是清は、祖母の薦めで横浜にいたヘボン式で有名なヘボン夫人に英語を学び、僅か13才で仙台藩士富田鉄之助らと共にアメリカに渡りました。そこで様々な苦難を経験し2年後に帰国、大学南校(東大の前身)の英語教師となった後、芸者に入れあげ免職になり17才の時、唐津藩の洋学校の英語教師となりました。そこで高橋は英会話を重視して授業はすべて英語で行い、さらに1872年(明治5年)には女子学生の入学も認めるよう藩に進言し、藩の改革派官僚の娘達が入学します。そこには後に辰野の妻となるお秀さんもいたのです。
 辰野や曽禰は、この藩の洋学校に入り、高橋から使える英語を身につけると同時に高橋の情報通のお陰で、工部寮の開校を知ることになったというわけです。

松本 純一郎

2010年11月28日

12月12日の座談会!

2010年11月吉日

担当教官各位
受賞者各位

座談会
『JIA宮城サロン 〜設計コンクールと傾向と対策と〜』
開催についてのお願い

(社)日本建築家協会(JIA)東北支部
宮城地域会長 渋谷 尚
教育委員 星野 明
 

謹啓 時下ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。日頃は、JIA東北支部の活動に対しご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
さて、(社)日本建築家協会東北支部宮城地域会では、会員建築家と市民との交流の場として例年行なっております「アーキテクツ・ウィーク」を、本年は単独ではなく「デザインウィークinせんだい」のプログラムに参加する形で開催いたします。宮城地域会の企画のひとつに、当協会を含めた学生設計コンクールの受賞者に集まっていただき「作品とそれぞれコンクールに参加して感じた全てを言葉にすること」をテーマにした座談会を開催します。
つきましては、貴校に在籍する受賞者にぜひ参加いただけますようお声がけをお願いいたします。
謹白




開催日:12月12日(デザインウィークinせんだい開催中
時 間:13時00分〜16時00分
場 所:メディアテーク5F交流スペース
−−−後は省略。


何度かここに登場した『座談会』企画への参加を、受賞のみなさんへ正式にお願いすることを学校にお願いした書類の抜粋です。
(直接連絡取ればいいじゃない・・・とお考えかもしれませんが、学校経由じゃないといけないんです)受賞したみなさんは先生経由で、もう話を聞いていることでしょう。
でも、もしかしたらと思って載せました。

「ブログで座談会のこと知りました。先生から話がある前に!」
一人でもいてくれたら、うれしいなぁ!


参加待ってます!!


星野 明

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2010年11月24日

物欲の秋

いつもいつも、同業者が大勢集まるごとに、ある疑問に引っかかり、深い深い思考の奥底に落ちていってしまいます……。
うむむ……。一体、この建築設計関係者のうち、何割くらいが、「アレ」を使っているんでしょうか?
建築設計関係者の集まりがあるたびに、この人たちの傾向が、一般的な傾向とは少し違っているのだと、感じてしまうのです。

まずは簡単なところから……、
とにかく、「アイフォン」の使用者が多い!!と言っても、インターフォンの方ではないですよ!携帯電話のほうです。電波状況が悪く、ぶちぶち切れちまうことが分かっていても、わたしたちの同業者には、肌身離さずアイフォンを愛用している人が多いです。会合にもよりますけれど、ひどいときには2/3くらいがそうだったことがあります。そういう趣味に走る気持ちは分からんでもないですけど…、いまのところ、わたしは溺れていません!理由はまぁ、単純に、カミサンに「家族割」を強要されているから、だったりしますが……。「離婚してでも、アイフォーン!!」って気にまではなれないですね。(苦笑)

次いで、いつも思うんですが……、カメラ!!
皆さんはどこのメーカーのカメラを使っていらっしゃいますか?

Wikipediaには、こう記述があります。
「2009年の国内販売シェアは、コンパクトデジタルカメラについてはキヤノン19.6%、カシオ18.6%、パナソニック14.6%、ソニー 10.9%、オリンパス10.1%、フジ9.2%、ニコン7.5%、一眼タイプについてはキヤノン39.1%、ニコン31.3%、パナソニック8.7%となっている」

……ふむふむ。なるほど、一般的にはこういうシェアなわけですな。
しかし、皆さん!甘いですな!
わたしたちの同業者が何人か集まると、こんな俗世間のシェアなどぶっ飛ぶような結果が待っています。
先日なんかなんと、10人の同業者が集まってそのうちの6人が、同じメーカーのカメラを使っていました。こう聞いた皆さんは、どこぞの外国製高級カメラか何かを思い浮かべたりしませんか?実は違うんです。そのメーカー名は「リコー」なんです。
「ええーっ」とのけぞる方がほとんどだと思いますが、訝しく思う方は、ぜひ電気屋さんに行って、実際に機械を触ってみてください。たしかに、あの「モノ感」には激しく物欲を掻き立てられます!

ああ、しかし久しぶりに何故か、激しく物欲に揺さぶられる今日この頃……。
思いっきり叫んでみたいなぁ…「離婚してでも、アイフォーン!!」
しかし、この男心は数百年前から普遍のようです。
「女房を質に入れても初鰹」だもんなぁ
SE

今週週末開催のオープンハウス情報「森を奔る回廊」プレビュー!

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2010年 11月 27日(土曜日)28日(日曜日)開催@宮城県仙台市宮城野区   /  入場無料
by 都市建築設計集団/UAPP 

「森を奔る回廊」は、今週の週末に開催予定ですが、バタバタと現場が仕上がってきています。ここでは、「プレビュー」と題して、チラリとその姿態をご覧いただきたいと思います。

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posted by JIAみやぎ at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | オープンハウス情報

2010年11月22日

建築家職能運動120年奮闘記 G

 工部寮は開校したといっても、体制は急ごしらえ。岩倉具視、大久保利通らと欧米視察旅行中だった伊藤博文が、教師の人選を依頼していたイギリスのグラスゴー大学工学部のM・ランキン教授らの推薦で、門下生のヘンリー・ダイアーら3名が着任し、取りあえず2年間の普通科だけが開校しました。翌年には12名のイギリス人教師も来日し、機械工学者ヘンリー・ダイアーを中心に、世界でも有数の工学教育が始まります。
 その構想は、「独仏の学理的な面と英国の実際面とが融合したエンジニアリング教育」で、学科は土木・機械・造家・通信・化学・冶金・鉱山の7学科、修業期間は6年間で後半の4年間は専門課程で実利的な実務教育でした。
 造家学科の教育も極めて実際的なもので、西欧の建築技術を日本の実地に移すことを主目的として、設計製図と実習を中心に行われました。少数精鋭、そして殆どの授業が英語で行われ、全寮制24時間教育という相当厳しい教育だったそうです。
 辰野は入学した時、全学科30人中30番でした。学生達の中には授業が難しすぎて、諦める者や、憂さ晴らしに吉原に通う様な者もいたらしい。そんななか、どんな時も共有の勉強部屋でもある学生食堂で、朋友曽祢が身体を心配するほど一心不乱に勉強する辰野の姿があったと、後年曽禰が述懐しています。

2010年11月21日

焼き芋煮大会

時折、娘の小学校での父親の会、「パパス」というものに参加しているのですが、その会の一大イベントがあるということで、参加してきました。指定された土曜日の朝に校庭に行ってみると……、校庭の真ん中に、なにやら怪しげな現代アートの作品が、展示されていました。
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適当に並べているように見えて、一点の隙も無いこの雰囲気……
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どこかの巨匠が手掛けたような風格がありませんか……

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2010年11月19日

星野新企画!続報

いやはや、世の中って本当に面白いものです。

きのうのブログに投稿した内容で、仙台在住の若手建築家数名に「批評人」としての参加をお声掛けしたところ、宮城大学の佐久間先生より、すぐに返信がありました。
要約すると、星野さんの主旨に賛意を示してくれた上で「今年の宮城大学はコンペの当たり年で、いろんなコンペに入選した優秀な連中がいるんだけど、良ければ彼らにも声を掛けてみるけど、どうだろう?」というものでした。

早速星野さんと電話でアレコレと話をしました。

結局、「星野さんの原案に、佐久間さんの案をプラスすると、更に面白く発展するのではないか」との話になりました。
企画当初は「今年の『JIA東北学生賞』『JIA卒業設計コンクール』の入賞学生を集めてのレビュー」という企画だったのですが、佐久間さんの「枠を限定せずに入賞した学生をどんどん参加させよう」という提案をそのまま乗せてしまおう、というのです。
つまり、『仙台、宮城県、もしくは東北地方で、設計コンペや様々な賞で勝ち残った学生の作品が一堂に見られる催し(レビュー)』になれば面白いのではないか、という企画に生まれ変わりつつあります。
せっかく苦心してまとめた案も、コンペが終われば埃に埋もれてゆくだけになってしまいます。それをまたいろんな人に見て貰う機会があるのは、入賞した学生にとっても面白いですし、そういった作品を一堂に見ることが出来る機会は、その他の学生にとっても刺激的な機会でしょう。
今年すぐにそういった形が整うかどうかは分かりませんが、そういった方向を目指してゆこう、と考えています。

先ほどもふと、このブログを覗いてみると、秋田地域会の花田順さんから、この件に関しての書き込みをいただいていました。ちなみに花田さんは今年の『JIA東北学生賞』の審査員長でした。
せっかくなので、勝手に転載すると…、

過日はお疲れ様でした。こんな形でコチラのブログに登場するとは思いもしませんでしたが、実は今、今年学生賞の講評を執筆中でして、私の全体講評は星野さんがお感じの内容同様で警鐘を促すような内容になっています。
結局手法だけが先行してプレゼンが画一化していく事で審査員へのロードが増えた(まぁこれは全然問題ないのですけれど)のが今年の審査時間不足につながったのではないか?と結論付けました。来年は一次審査の時間を増やしたほうが良いですよ。たぶん。
ついでに言うと切り口が一緒なんで際立ちにくい作品が多くなってきている感じはエントリーする学生さんにとっての最終的にデメリット化していくのだろうと強く感じています。
建築のコンクールですから手法じゃないんですけどね。
そんな訳で花田はその企画に賛同します!
何かお役に立てる事があれば言ってくださいww
花田順


こうしていろんな人たちの手に揉まれながら面白い企画に成長してゆけば良いですねぇ。
まぁ、でもあまり頑張りすぎずに、気長にやりましょうね……。
手島浩之
posted by JIAみやぎ at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | その他もろもろの告知

2010年11月18日

星野新企画!(仮題)JIA宮城サロン『設計コンクールの傾向と対策』

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先日、急に星野さんより電話があり、なにやら「凄まじい企画」を思いついたようで、何が始まるのか、日々恐れおののいておりましたが、その全貌が明らかになったのでお知らせします。
「デザインウィーク IN せんだい2010」内での企画です。

(仮題)JIA宮城サロン『設計コンクールの傾向と対策』
  日時 12月12日(日)13時〜16時
  場所 せんだいメディアテーク5F交流スペース

今年の『JIA東北学生賞』『JIA卒業設計コンクール』の入賞学生を集め、それらの賞や作品について、皆さんと自由に議論をする場にしよう、という企画です。
星野さんが、『JIA卒業設計コンクール』本選の運営に係わりながら会場を眺めていると、とにかく卒計を出していない2年生や3年生の参加が多く、彼らに「どぅして?」と訊いたところ、来年再来年に自分が応募するための情報収集と、勉強のために参加している、とのことだったようです。
このままでは「うぶな」東北の学生では勝負にならないだろう、と危機感を抱いた星野さんは、義憤に駆られて反逆の雄叫びを上げたそうです!!
ロッキーでいうところの階段を駆け上がって「エイドリアーン!!」ってやつですな。……違うか?
また、『賞』だけにこだわらず、良い建築とは何か、良い設計とは何か、を自然に熟成させてゆくような場になれば、と思っています。今でもそうですが、自分の過去を振り返ってみても、学生時代の設計と実際の仕事の間には、結構な溝があるような気がします。アトリエ事務所に就職した私でさえそう思うのですから、一般的には更に溝は深いのでしょう。そこをうまくなだらかに繋いでゆく為には何か工夫が必要です。

現在のところは詳細はあまり固まっていませんが、数年ののちに良い会に育ててゆければ、と考えています。

各賞に入賞した学生には星野さんから声がけを行い、十数人の学生が参加する予定になっています。
批評人(?)は、仙台在住の建築家から若手を中心に、星野さんと手島で、勝手にリストアップさせていただき、お誘いしております。
もし、古手でも古株でも、「俺にも参加させろ」という方がいらっしゃれば、是非ご参加ください!!
出来れば、そのあとに懇親会という名の場外乱闘バトルロイヤルにでもなればいいなぁ、と盛り上がっております!

ところで、…呼び出された星野事務所で、例の彼女を発見したことをご報告いたします。
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礼儀正しく、ぶら下がってました!
手島浩之
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2010年11月17日

JIAフォーラム『アジアの現代建築 - 日本・韓国の建築家がつなぐもの』

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JIAフォーラム
『アジアの現代建築 - 日本・韓国の建築家がつなぐもの』

パネリスト
古谷 誠章氏          建築家 早稲田大学 教授
  Chanjoong Kim / 贊中 金 氏  建築家 慶熙大学 教授

せんだいメディアテーク1階オープンスクエアにて
12月10日13:00〜15:45

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posted by JIAみやぎ at 16:27| その他もろもろの告知

2010年11月16日

学芸会でイソギンチャク役の娘を見る親の気持ち……追伸

次女からの情報によると……、
うちの小2の長女、去年は「さるかに合戦」でコンブのやく、その前は、保育所の学芸会で、くらげのやくだったそうです……。
どうがんばっても海の生物から抜け出せないようです。がんばって、せめて脊椎動物くらいには進化してほしいなぁ…。
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最前列で見守るのは、情報提供者の次女です。
来年は、彼女もこの舞台に立つんですなあ……、ついこの間までお漏らししてたのになぁ。
(T)
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2010年11月15日

学芸会でイソギンチャク役の娘を見る親の気持ち

先日、小学二年生の娘の「学習発表会」があったので、出掛けてきました。ちなみに、去年は仕事の都合で泣く泣く断念したので、今年が初参加です。

娘の学年の出し物は「スイミー」と言う童話を劇にしたもののようです。
娘は大張り切りですが、娘に割り当てられた役はというと、「イソギンチャク」だそうです。
みんなでひとつの劇をするとなると、みんなが主役のスイミーをやれるとは限りません。当然イソギンチャクの役をするこどもも出てくるでしょう。いやいや、主役は基本的に一人だけなので、ほかの大多数のこどもたちは脇役をやらざるを得ません。
…考えてみると当然なんですよねぇ…、
しかし、イソギンチャクの役ってのも微妙だよなぁ、でも、いちおう動物なだけ、ワカメよりもマシか…、などと思いながら、学習発表会に行ったのです。

娘の参加する劇が始まってみると、親の複雑な気持ちをよそに、娘は大張り切りで「イソギンチャク」の踊りを熱演していました!!

うちの娘!、イソギンチャクのくせに、踊りの最中に周りのみんなに「列を乱さないで!」とか「一列に!」「もっと、そっち!」とかって、指示出してんだもんなぁ…。主役そっちのけで奮闘してました。
こどもにとっては、どんな役だろうと関係ないんでしょうね。
イソギンチャク役をヘンに複雑に考えた自分が妙に恥ずかしくなりました…。自分に割り当てられた役が何なのかなんて関係なく、自分の思うように、一生懸命やるべきです。はい。
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家に帰って、娘の一生懸命さをほめてやりました。
「劇、すごくよかったよ。踊りもよかったねぇ。なんだっけ、あれ? …あ!こんにゃくの踊り!」
「こんにゃく、じゃないっつーの!いそぎんちゃく!!」
(T)
posted by JIAみやぎ at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記!のようなもの…

建築家職能運動120年奮闘記 F

 コンドルは建築を技術と芸術の融合として捉え、建築の中に「文化の融合」を模索しました。そしてプロフェッショナルとしての建築家のあり方も伝えようとしたに違いありません。しかし性急な西欧化・近代化を進めるなか、明治の指導者は建築を工学技術の一つとして捉え、日本に移植しようとしました。近代日本の建築は芸術的要素や思想的背景が少ない「工学技術」として移入され発展してきたといえるのです。そのあたりの時代的背景も少し見てみましょう。
 日本では1867年の大政奉還、そして1868年の明治維新を経て、1869年(明治2年)戊辰戦争が終結します。社会制度の変革と共に明治新政府にとっての急務は、欧米先進国に一刻も早く近づくための国造りでした。いわゆる「富国強兵・殖産興業」の政策です。その指導者として政府に雇われた外国人技術者、つまり御雇外国人は明治5年の段階で378人にも及んだそうです。そして最も多くの外国人を雇用したのが工部省と文部省でした。彼らから直接に、そして急速に最新の技術や文化を取り入れることこそが明治政府がめざす国造りの近道だったのです。
 1864年に来日し、グラバー商会の一員として薩摩藩の洋式工場を手がけたイギリス人建築技師トーマス・ウォートルスも、大蔵省で大阪造幣寮を設計した後1871年工部省に入ります。彼らのもとで見様見真似で偽洋風建築を手がけていた大工棟梁出身者らも雇われ、活躍し始めました。そして1873年(明治6年)辰野らが第一期生として入学する工部寮が、工業教育機関として設置されることになったのです。

松本 純一郎

雪国の冬支度

きのう、仕事で山形県の北の端、最上町に行ってきました。
敷地内の農作業小屋では、冬支度が始まっています。
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小屋の中を覗いてみると…
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こんな農作業小屋にでも宿る、建築のあたたかさと力強さをしみじみと感じたりします。
いまの建築は、どうしても人間だけの関係に閉じて計画され、語られることが多いようですが、ここでは冬支度の白菜やねぎも建築を構成する主要要素になり得るようです。
(T)
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2010年11月14日

北仙台

仙台に数十年住んでおりますが、実はきのう初めて、北仙台駅のホームに降り立ちました。ホームから、地下に潜るような階段を下って、改札にでるのですが、何気なく階段を降りかけて、ぎょっとしました。
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目に飛び込んだ水色が結構ショッキングで、何事かと周りを見渡しましたが、よく見ると、「海の底に潜ってゆく」イメージで、壁画が描かれていました。
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北仙台って、何か海に関係があるのでしょうか?どなたかご存知の方、ぜひ教えてください。
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改札を出ると、こんな店があったりと、面白そうな町でした。

(CSC)

2010年11月12日

「森を奔る回廊」「大和町の窟(いわや)」建築批評会の結果報告

何時だったかこのブログでもお知らせしましたが、昨日11月11日に「森を奔る回廊」「大和町の窟(いわや)」の建築批評会を行いました。

「森を奔る回廊」は塗装工事の真っ最中で、現場批評会って感じでしたが、逆にそれはそれで盛り上がったようです。構造や工法、法規的な処理など、普段の批評会とは違った意見や質問が飛び交いました。
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次いで、「大和町の窟(いわや)」です。車に分乗し、30分ほどかけて移動しました。
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こちらの現場は、今週末に引越しを控えており、皆さんにお見せするのはこれが最後の機会になりそうです。
様々な点について、いろいろな視線で指摘していただき、本当に良い勉強になりました。その内容については、後日まとめたいと思っていますが……、忙しさにかまけて流れてしまうかもしれません……。

何度か同じような主旨で会を行っているのですが、今回は今までよりもはるかに参加人数が多く、40人を越える方々にご参加いただきました。建築家から学生まで、栃木や福島・山形からの参加も多くありました。体調を崩して入院したため泣く泣く断念された青森の建築家もいましたね。ありがたいことです。また、年齢も十代から六十代までと幅広かったです。

帰りに(移動手段の無い)萩原新さんを仙台駅まで送っていったのですが、「設計段階での、模型と図面を前にしての批評会も面白いんじゃないか?」との話も出ました。
面白そうですよね。
それであれば、実作の経験の無い学生からも、対等に「生意気な意見」も出て来そうです。
学生の課題と我々の設計段階の模型や図面を対等に並べて、対等に批評しあうとか……!!
学生から「お前の建築にはリアリティが無い!!」って平気で言われたりしてね。「お前こそ若いくせにダセーんだよ!」って言い返したりして……。
多少の無理があっても乗り越えて、そんなことにもチャレンジしてみたいなぁ。

「ガキの喧嘩なら負けないぞ!日頃、娘たちと鍛えてんだからな!」(笑)
手島浩之
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2010年11月09日

出揃いましたっ!

この数日、仕事そっちのけでバタバタと悪戦苦闘をしておりましたが、星野師匠のお導きにより、何とか、行く先の光明が見え始めた気がします……。

オープンハウスネットワークは、現在、三っつの方式で稼動しております。

@従来からのページ
http://www.jia-tohoku.org/jiamiyagi/open_house_network/index.html
「HTML形式」のものです。ページが東北支部のサーバー内に設置されており、そのセキュリティへの配慮が必要なため、運営に支障が出ていました。

A「HTML形式」でもう少しいじり易いように作り直してみたもの
http://sendaiopenhousenetwork.mail-box.ne.jp/
HTML形式のため、見た目は良いのですが、「誰もが更新できる」かどうかが、一番の問題になりそうです。この一年間オープンハウスネットワークをやってみて、直前になってオープンハウスの日程が決まる方が予想以上に多かったので、「更新のし辛さ」は致命的かもしれません。

B「ブログ形式」で作成したもの
http://sendai-openhouse-net.sblo.jp/?1289287805
投稿のルールを決め、それにしたがって投稿してもらえれば、ある程度誰にでも更新できると思います。ただ、まだ、ページデザインがうまくいっていません。上半分だけでもHTML形式で編集できるようなのですが、よく分かっていません。
また「右上のカレンダー」中の日にちをクリックすると、その日に予定されている催しが一覧表示されるのは魅力的だと思います。
現在は「写真を一枚添付した投稿」と「写真なしの投稿」の両方でつくっていますが、ここら辺は「その後の成り行きに任せて、自由に放置しておく」方が良いのではないかと思っています。縛りを多くすればするほど、更新出来る人が限られ、その人の負担が増え、挙句の果てに更新が滞ってしまいます。(現在は、更新作業を針生事務所に頼っており、針生事務所が忙しい時には、そうなっています)これからは、更新を担当する人を複数人決めたいところです。

追加で……
C「Googleグループ」を使用するもの
って言うのもありましたね。更新作業の簡便さについては抜群に優れています。ただ、星野さんとの話にも出たように、ページデザインが固定されてしまっています。それに慣れてしまうと違和感は無いのですが、不慣れな一般の方々には、馴染み辛いかもしれません。

さて、みなさん。
どの方式が良いか、どんどんご意見をお聞かせください。
「B」といわず、「C」といわず、ダークホース「D」でも構いません!
「D」って無いか…。

星野師匠からは「B」に一票をいただきました……。


あーあ!さいきんは、こればっかりで本当に疲れたから、けふハ、先日仕込んだ「イカ三昧」にしよーっと!
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この「萩の鶴」も本醸造なのに本当にうまいんだよなぁ…
手島浩之

2010年11月08日

夜分遅くにすいませんが……

夜分遅くにすいませんが……。
もうひとつ、バージョンを試験運転してみました。
http://sendai-openhouse-net.sblo.jp/
こちらはブログのバージョンです。
カレンダーの日付に開催予定が表示されるようにしました。

こっちの方が使い勝手が良いような気もしますが、どうでしょうか……?

「毎週月曜日の怪現象……」

『せんだいオープンハウスネットワーク』をあれやこれやと弄くり回して試行錯誤を重ねているものの、こういうホームページ形式では、更新やメンテナンスに手間が掛かってしまいそうですね。出来れば、建築家からの投稿を受けたら、管理者が簡単に(出来ればワンクリック程度で)情報をUPできる、って感じが理想でしょうね。
今のページのように、「頭の部分」と「尻の部分」だけは、デザインや文章を必要に応じて変更できるようなHTML形式にして、真ん中の部分だけ『Googleグループ』のような(投稿の冒頭部分だけでも)羅列される方式ってないんでしょうかねぇ?

しかし次第に、何が理想のかたちなのか、薄っすらと見え始めているような気がします。

そういえば、話は180度逸れますが、気がついたことをひとつ。
最近、このブログの訪問者数が急激に増えつつあるのですが、何故か月曜日に限って、他の日の1.5倍程度も訪問者が増えるんです。
何ででしょう?
もしかして「毎週月曜日更新の連載」効果が現れているんでしょうかねぇ。
試しにもう1本、「毎週水曜日更新の新連載」ってのが始まってみると、その真偽のほどが明らかになるるんじゃないかと思っているんですが、どうでしょう?芳一さん!!

この数日、話題も偏りっ放しで、彩りも乏しい更新が続いているので、華やかな話題を!と思って投稿を企てたものの、あまりかわりばえのしない結果になってしまいました(苦笑)
ウチで今巻き起こりつつある「イカブーム」でも取り上げた方が良かったかナァ……。
……仕方ないので、何の脈絡も無くうちの「あんぽんたん」に少しでも貢献させます!……しかし、松本さんの連載の内容の濃さとずいぶん落差があるナァ……。
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手島浩之

建築家職能運動120年奮闘記 E

コンドルが育った国イギリスは、世界で最も古くからプロフェッショナルな職業が社会に定着した国でした。プロフェッショナルという言葉が、神に宣誓(プロフェス)するという意味から来ていて、元々キリスト教の歴史と深い関係があったことからも頷けますね。プロフェッションの元祖は聖職者だったんですね。
産業革命を契機として、イギリスの建築家は世界で最も早くアーキテクトとしての職能を確立し始めます。彼らは、他の職能人同様、私欲を捨てて神に奉仕するという自覚に支えられていて、公共への奉仕を重視し、反商業主義的、非営利主義的な意識を持っていました。王立英国建築家協会が設立されたのは1834年(天保5年)、日本で造家学会が発足する52年前のことです。その後1931年には、RIBAの想像を超えた努力の結果、建築家法が制定されたのです。
松本 純一郎

『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転開始……、とりあえず!

星野師匠のお導きにより、JIAみやぎでブログを開設している「さくらのインターネット」上に「ホームページ」が開設されたようなので、そこに、現在の『せんだいオープンハウスネットワーク』を噛み砕いて分かりやすくしたものを移植してみました。
http://sendaiopenhousenetwork.mail-box.ne.jp/

星野師匠との『往復書簡』では、当初『Googleグループ』を活用しての展開を本命にして話をすすめていましたが、「さくらのインターネット」でもメーリングリストが利用できることから、「さくらのインターネット」上でのスタートとしてあります。
『Googleグループ』と『Googleホームページ』を活用しての運用で、一番ネックになったのは、ページデザインの自由度です。『Google』は利用料無料なのですが、そのために広告などが掲載されてしまいます。

星野師匠のご指摘では、「さくらのインターネット」のメーリングリストを使用した場合、作業が大変になる、とのことですが、IT音痴の私には何のことだかさっぱり理解できません……。(苦笑)


とりあえずこの時点で気がついたことを羅列します。

とりあえず、ホームページの形式でつくってみましたが、もしかするとブログ形式の方が更新が容易で使い勝手が良いかもしれません。

「過去の配信履歴」のようなものがどんどん蓄積される形のほうが、ホームページ自体に活気が出ますし、過去の履歴は、このページの実績や性格を一番物語ることになると思います。
その点では『Googleグループ』の方が、よく出来ているかもしれません。

このページでは、「メールフォーム」を使ってみましたが、それが色んな意味で良いのかどうかはよく分かっていません。星野師匠のツッコミを期待しています。

それぞれの「オープンハウスの案内」は、個人的にはもっと自由度が高く、定式化していないほうが良いと思います。人の興味を引くためにそれぞれいろいろな試みをやってみる、ということも大切なことなので、極力縛りを少なく、「自由な投稿」という形にしたいなぁ、と思っています。その方が「運営労力」という意味でも負担が少なくて済みます。

……そんなもんでしょうかね……。

より良いページに昇華させるため、皆様の厳しいご指摘をお願いいたします!!
手島浩之


ちなみに、『せんだいオープンハウスネットワーク』現行バージョンはこれです。
 http://www.jia-tohoku.org/jiamiyagi/open_house_network/index.html

2010年11月07日

せんだいオープンハウスネットワークの実験

先のシリーズ「手島さんとのメールやりとり」を進めたひとつのかたちとして、実験をしています。
ブログ「JIA宮城のページ」のために契約しているサーバーへ完全な独自ドメインではありませんが、
以下のアドレスで『せんだいオープンハウスネットワーク』のトップページ(だけ!)を立上げました。

sendaiopenhousenetwork.mail-box.ne.jp


メールアドレスは
jiamiyagi@sendaiopenhousenetwork.mail-box.ne.jp
です。

独自ドメインを取得しなくても、現在の投資でここまで作成可能です。
運用の手間さえ惜しまなければ、メーリングリストも現在の契約で可能です。

openhouse-net-.jpg


星野 明

『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録-4 往復書簡(星野⇒手島)

さて、「『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録」と題してはじめたこのシリーズも、今回のメールをもって、手持ちのコマは打ち止めとなります。

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手島さま

おはようございます。

「『試験運用 せんだいオープンハウスネットワーク』のJIA宮城のアドレス等で作り直し」の件ですが、

JIA宮城のメールアドレスで少々問題(というほどではないかな)があるかもしれません。
JIA宮城のメールアドレスは、東北支部のサーバーから派生したメールアドレスですが、これを使うとメンテの情報など支部経由・または依存となり、現状の せんだいオープンハウスネットワークwebのなんかしっくりこない感を、そのまんま引継ぎそうな予感があります。

で提案です。
ブログのためにレンタルサーバー契約をした「さくらインターネット」のアドレスを使いませんか?
ただしドメインが「さくらインターネット」のものとなります。
標準のドメインの場合:〜▲■○◇@sakura.ne.jp
他に選ぶとすると、同社所有のサブドメイン60種から選択:〜▲■○◇@jpn.org
こちらを参照http://support.sakura.ad.jp/support/manual/rs/setdom_a.shtml
(怪しげな響きがほとんど(笑))

全く別案は、「さくらインターネット」に『せんだいオープンハウスネットワーク』のホームページを移してしまう手もあります。ドメインの問題が上記と同じに発生しますけど。

いろいろ試してみましょう。
今朝はこのへんで、失礼します。
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なるほど!
星野さんのご指摘のように、JIA宮城のアドレスを使うと、そういった煩わしさが残ってしまうかもしれませんね。
『「さくらインターネット」のアドレスを使う』と言う提案は良いかもしれませんねぇ。「ホームページアドレスの怪しい響き」は、独自ドメインをとれば問題はないでしょうし……
ちなみに「さくらインターネット」の場合、独自ドメインの取得は年間1800円だそうです。

さて、さて、みなさん!
ご意見をお待ちしております。

『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録-3 往復書簡(手島⇒星野)

さてさて、「『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録」と題したこのシリーズも3回目となります。
いままでは長らく過去をさまよっていましたが、ここでやっと現在の時間に戻ってきます。
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星野様

ありがとうございます!
素晴らしい回答ですね!!痒いところに手の届く見事な説明に、スッカリ感心してしまいました。

もし良ければ、今の状態をそのままブログにUPしようと思います。往復書簡みたいな感じで、そのまま掲載したほうが、面白いのではないかと思っています。

現在『Google グループ』内に星野さんが試験運用している『試験運用 せんだいオープンハウスネットワーク』ですが、現在は「あくまで試験運用なので自分個人のアドレスで行っている」とのことでしたよね。
せっかくの機会なので、『試験運用 せんだいオープンハウスネットワーク』をいつでも本格稼動できるように、「JIA宮城のアドレス等で作り直し」をして、さらに本格的な試験運転にしませんか?

『現状の せんだいオープンハウスネットワーク』と新しい『(星野版)せんだいオープンハウスネットワーク』、或いは、(もしほかの誰かから提案があれば)「もう幾つかの別案」をしばらく同時並行で稼動させ、一番皆に都合の良い方法を探る、っていうのはどうでしょうか?

今の世の中は、高速道路や自転車でさえ、社会実験が許されるので、これもそれでよいのではないか、と思います。

如何でしょうか?
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……と、ここでやっと現在の地点に浮上してきます。長い長いバサロスタートのような好発進でしたね。
「ただいま!」とご近所の皆さんに挨拶をして回りたい気分です。

さて、みなさん!
わたしたちは皆さん幅広いご意見をお聞きし、さらに良い形にバージョンアップしたいと思っています。
よろしく!!

『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録-2 往復書簡(星野⇒手島)

さて、「『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録 」と題しての、第二回目。今回は星野さんから手島にいただいたメールを取り上げます。
前回、わたしから星野さんの素早い活躍ぶりへの賛辞と、質問のメールを取り上げましたが、今回はそれに対しての、星野さんからの返答です。

ちなみに、メールの内容には意味の補足などのために、多少の修正を加えています。前回のメールでもそうですが、わたしの「恥ずかしすぎる無知っぷり」が露呈しそうなところにはモザイク並みに高度な修正を加えています。(笑)
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手島さま

こんばんは。

解っていないことや試していないこともたくさんなので途中経過として読んでください。

最初にまとめて、一言づつ……、お答えします。
[-1/『Google グループ』のページを使って、情報の配信をしたい建築家を募ることが出来る。]
情報配信を希望する人(JIA側)を募ることは可能です。一度登録すれば、その本人がページを作成(ブログ投稿とほぼ一緒です)やメーリングリストを利用した配信等を自由にできます。登録者の活動に対しての管理レベルは、たしか3種類で、現在は『マネージャー又はオーナーのみ』に制限しています。

[-2/(現在星野さんがやっているように)『Google グループ』のページに建築家が投稿したオープンハウス情報が一覧に表示される(文章と写真+書類)]
これは、標準仕様のようです。


[-3/『Google グループ』のページを使って、情報の受信をしたい方をつのり、メーリングリストとして管理することが出来る]
『Googleグループ』のトップページ『試験運用 せんだいオープンハウスネットワーク』はさすがに検索に引っかからないようなので(そういう仕様かな?)、どこかのホームページからのリンクが必要(宮城のページ・東北支部web・現在のオープンハウスネットワークweb)ですが、一般公開可能です。

[-4/『Google グループ』を使って、情報の受信をしたい方たちに、オープンハウス情報の配信をすることが出来る]
これも、標準仕様のようです。


「オープンハウス情報の配信」は、「決められた人に制限した方が良い」ですし、運営上大事な点なんですが、この点についてはよく解っていません。

順を追っていくと・・・
グループに登録する人は2種類に分かれます。
見学会を開催する建築家側。もうひとつは見学希望者。両者の登録方法に区別はありませんので『Google グループ』に登録すると、メーリングリストとして機能し、(宮城役員会のメーリングリストと同様に)誰からでも、情報の一斉配信が可能です。
建築家側も見学者もチャットではありませんが自由に意見を交わすことが可能です。ここでの建築批評会も可能です。
ここはこの仕様で問題ありませんよね。

しかし告知ページ作成のところで権限が問題となります。ページを作成・完成して『公開』のコマンドを実行すると、手島さんに配信されたような「ページ更新のお知らせ(お知らせ文は自由に作成できます)」が登録者全員に一斉配信されます。「オープンハウスのお知らせ」がこの時点で配信されます。
機能はよいのですが『建築家側の立場で登録したメールアドレスに、告知ページを作る権限を限定できるか』ということが、方法を含めて解っていません。これが出来ないと、いろいろ問題ありです。

また、ページデザインはどの程度自由にできるのか……、ですが、

画面上部と右側の領域(広告が表示されたり目次があったり)は内容とともに固定されていて、自由度はブログと同じようなものではないかと。(html編集も指定範囲の中で有効なのかなぁ)

以上、私の中のもの全部出力しました。
ページデザインの自由度とページ作成の権限がこちらの仕様に近ければ、
二重丸かなと思います。無料だし!

長文の駄文、お許しを。
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……と、ここまでが星野さんからいただいたメールです。

なるほど。
みなさん!いろいろと分かりかけてきましたね。
『Google グループ』は、「せんだいオープンハウスネットワーク」のメーリングリストとして、かなり有効に機能しそうですね。「情報の配信を希望する方の登録」と「情報の公開と配信」に関してかなり労力が削減できそうです。
残る問題は、星野さんが指摘されているように、「ページデザインの自由度」と「情報の配信に関する権限の問題」のようです。
また、いろいろなネット検索に引っ掛かるための広告塔(看板・旗)としての役割が、どの程度出来るか、がもうひとつの重要検討事項になりそうです。

……星野さん!わたしの修正を加えた箇所。問題はないですか?基本的にIT無知なので、意味が違っていないか不安です。

2010年11月06日

『せんだいオープンハウスネットワーク』試験運転記録-1 往復書簡(手島⇒星野)

先日、『せんだいオープンハウスネットワーク改革』と題して勝手な投稿をしたところ、星野さんが素早くも、様々な試みに取り組み始めたようです。
先ほども、ふと「試験運転のページ」を覗いてみると、更にアレコレと試行錯誤が行われていました。
以下は、わたしが、その様子を見て、星野さんに送ったメールです。
あとで皆さんに結果だけをご報告するよりも、成り行きを分かっていただいていた方が、より深く理解していただけると思いますし、こうしてみんなで作り上げてゆくことが何よりも大切だと思い、ここに転記いたします。
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星野様

素晴らしい!
先日電話があり「試験運転を始めたよ」と仰っていたときよりも、いつの間にか、試験運転がバージョンアップしていますね。

「『せんだいオープンハウスネットワーク改革』に『Google グループ』を使ってみては?」と提案をいただいてから、ネットで調べてみたりはしているのですが、いろいろ見てみても、「Google グループ」のことが今ひとつ理解でき無いんです……。

分からないなりに、判ったような気になっていることと、分からないことを簡単に整理してみます。それを見て、「違うよ!バカ!」とか、「まだ、わかんねぇのか!ボケ!」とか、「引っ込んでろ!うすのろ!」と、ツッコミを入れていただけると助かります。

『Google グループ』のページを見ると、『Google グループでできること』と題して、いくつかのことが書かれています。

それに基づいて、「せんだいオープンハウスネットワーク」に当て嵌めて考えようとしたのですが、どうにもよく分かりません……。
さっぱり分からないので、「せんだいオープンハウスネットワーク」では「こんなことが出来るといいな」と思う希望事項を身勝手に、整理・羅列してみると……、

[-1]
『Google グループ』のページを使って、情報の配信をしたい建築家を募ることが出来る。
  →→→出来れば「登録も、その解除も、その本人が自由に出来る」?

[-2]
(星野さんがやっているように)『Google グループ』のページに建築家が投稿したオープンハウス情報が一覧に表示される(文章と写真+書類)。

[-3]
『Google グループ』のページを使って、情報の受信をしたい方をつのり、メーリングアドレスとして管理することが出来る。

[-4]
『Google グループ』を使って、情報の受信をしたい方たちに、オープンハウス情報の配信をすることが出来る。

ということでしょうか?
これらのことが円滑に出来る、ってことは、今回の必要十分条件を満たすんでしょうけど、本当のところ、『Google グループ』では可能なんでしょうか?

また、ページデザイン等はどの程度できるんでしょうかねぇ……


星野師匠!教えてください!!
申し訳ありません。分からないことだらけです……。
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手島浩之


……ふと気付いたのですが、「情報を配信したい建築家」と「受信したい人」を分ける必要は無いのですね。
「利用者」としてひと括りにしても、その中で「情報の送受信をするひと(=建築家)」と「情報を受信するひと」に自然に別れますもんね。

2010年11月04日

「お菓子放浪記」ロケ見聞記 富谷

いつもの如く、妹に「富谷にいくよ」と車上の人に…。
富谷町の醤油屋さんの敷地に機材を持ち込み、町役場の公募による地元の方たちによるエキストラ。雰囲気いいです。
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上野の闇市のセット。パンパンとオンリーさんに見られています

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進駐軍。K1のニコラス・ペタスさん

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焼けた映画館。フィルムケースに拘りを感じます。

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パンパンとオンリーさんの諍いのテストシーン。
呼名の違いが分かる人も少なくなったなあ。

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小道具。「日活装飾」や黒澤組の機器を借用しているとのこと。

最後に建物。旧街道を中心に散策ルートも作成されております。
写真7.jpg 写真8.jpg

写真9.jpg 写真10.jpg



横山 芳一
posted by JIAみやぎ at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記!のようなもの…

社会実験「コミュニティサイクル」

久し振りの晴れ間に釣られて、昼休みに、ぶらりと街に出掛けると、こんなものを見つけました。

2010-1104-a.jpg

噂には聞いたことがありましたが、「コミュニティサイクル」というやつです。
憶測で簡単に説明すると、市内に何箇所か設けた拠点で、自由に自転車が借りれ、またどこの拠点に返しても良い、というシステムです。
http://www.sendai-ccs.jp/
少しネットで検索してみると、つまるところ、
「環境にやさしく健康にも良い『自転車』を使った新しい公共交通システム」ということのようです。
観光客の皆さんや、電車で移動する皆さんの利便性を上げ、車の使用を控えるように促進しよう、ということでしょう。
面白い試みですよね。

そういえば、これを見て、ひとつ思い出したことがあります。何年か前に友人を訪ねてオランダに行ったときのことです。
彼の地の電車や路面電車に乗ると、自転車を持った人たちが(自転車用ヘルメットをかぶったまま)どんどん電車に乗り込んできます。中には、自転車にまたがったまま、器用に車体をジャンプさせて乗り込んできます。その方はよほどのこだわりがあるのか、電車が発車してもバランスを保ったまま、自転車にまたがっていました。友人に聞くと、オランダでは基本的に自転車での乗車が許されており、「電車と自転車の組み合わせで、かなり行動半径が広がる」とのことでした。

これなんか、宮城県内でも簡単に実現できそうですけど、駄目なんでしょうか?
東京と違って、地方の駅はほとんどバリアフリー化されているから、仙台市としても初期投資も掛かんないし、中心市街地の活性化にもなると思うけどなぁ……。おまけに地方都市の地下鉄は、東京のように電車がすし詰め状態になることはありません。仙台の地下鉄なんか基本的にガラガラですもんねぇ。「コミュニティサイクル」より、メンテの問題もモラルの問題もないし、日本でもやっているところは無いんでしょうかねえ?あるとすれば、混雑時の問題だけでしょうけど、朝夕の混雑時だけは避けて、その他の時間帯はOKってことにすると良いと思いますが……、どうでしょう?

そういえば、先日「せんだいオープンハウスネットワーク改革」と題して投稿したところ、早速、☆野さんがいろいろと改善案を企画してくれているようです。
素晴らしい!!
私も「こういった知識」に乏しいので、必死で勉強して付いて行きます!

手島浩之
posted by JIAみやぎ at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記!のようなもの…

2010年11月01日

建築家職能運動120年奮闘記 D

 1876年(明治9年)、当時工部卿として工部寮(1877年工部大学校に改編)を設置した伊藤博文と元老院議官井上馨からの要請を受け、ロンドンの日本領事館は正統派の建築家を必死で探していました。そんな中、ロンドンに出張中の井上馨のもとにRIBAのソーン賞を若干23歳で射止めたコンドルの情報が舞い込みます。コンドルは、RIBAの重鎮であったトーマス・ロジャー・スミスの設計事務所での建築家見習いを終え、ウイリアム・バージェスの事務所で助手として働き始めたばかりでした。
バージェスはイギリスで最も早く日本文化に注目した1人で、早くから浮世絵などの日本文化のコレクションを始めていました。子供の頃から海外のことに興味を持っていたコンドルがその影響を受けないはずはありません。
日本の文化を理解し、謙虚な人柄のコンドルに領事館の担当者もほれこみ、井上に推挙したそうです。そして翌年1877年(明治10年)1月28日横浜港に到着、何と翌日から工部大学校の教壇に立つことになったのです。
松本 純一郎