2014年12月01日

ブログ再開のお知らせ

皆様

色々とバタバタしてしまい、
しばらく放っておいてしまいましたが、徐々に復活させる気になって来ました。

ゆっくりなペースでですが、よろしくお願いいたします。

てしま
posted by JIAみやぎ at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築雑記

2013年11月29日

地域型復興住宅第二弾「新田岡部邸」竣工式・設計施工者向け勉強会のお知らせ

気仙沼工務店とコラボレーションし設計監修として入りました、
地域型復興住宅プロジェクト第二弾「新田岡部邸」オープニングのご案内です。
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2013年11月30日(土)
10:00〜16:00
 「オープンハウス(※どなたでもご自由にご見学いただけます。)」
10:30〜12:00
 「竣工式・設計施工者向け勉強会」

主催者挨拶 JIA宮城地域会会長  鈴木 弘二
施主挨拶 岡部則之計画工房代表  岡部 則之
JIA宮城復興支援委員会 安田 直民「これまでの地域型復興住宅支援活動について」
挙s市建築設計集団 手島 浩之「基本計画について〜岩沼「黒い家」と新田岡部邸〜」
気仙沼工務店 佐藤 良昭「確認申請書類・実行予算書を元にした施工性等についての説明」

[所在地] 宮城県仙台市宮城野区新田1丁目9-39

□電車でお越しの方
 JR東北本線 東仙台駅より徒歩10分
 JR仙石線  苦竹駅より徒歩11分
□お車でお越しの方
 仙台駅より12分
 ※駐車場は数台分ありますが、竣工式にご参加の方はなるべく近隣のコインパーキングをご利用下さい。


□竣工式・勉強会に参加希望の方は、
11月29日(金)必着で、「区分(会員・事務所員・協会会員・会友・学生・一般)・会社/学校名・氏名・TEL・FAX」を記入し、JIA宮城事務局宛にFAXまたはEメールにてお申し込み下さい。 (※見学のみの方は申込不要です。)
   申込先:JIA宮城事務局(JIA東北支部事務局内)
   〒980-0811仙台市青葉区一番町4-1-1仙台セントラルビル4F
   TEL022−225−1120
   FAX022−213−2077
   E-Mail:miyagi@jia-tohoku.org

従来の見学会に加え、日本建築家協会宮城地域会主催の「竣工式・設計施工者向け勉強会」も開催されます。ぜひお越しください。
posted by JIAみやぎ at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | オープンハウス情報

2013年10月02日

にっこり地区住民まちなみづくり見学会

にっこり地区住民の鈴木健二さんの声掛けから
にっこり地区住民有志の方々の主催、石巻市北上地区復興応援隊+日本建築家協会東北支部宮城地域会の協力で、
9月29日(日)にまちづくりのための見学会を催しました。

にっこり地区では南側の計画が地質の問題によって白紙になり、
北側の計画に盛り込む形で計画を見直すことになっています。

今回は再び住民の士気を上げる意味合いとまちなみづくりの着眼点を明確にする目的があります。

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当日朝8時前ににっこり高台の北上中学校前に集合すると、
テニス部と思われる学生の大会が行われており大変賑わっています。
スポーツ施設がにっこりの賑わいの一端を担っていることを実感することが出来、
今後の計画を進めるうえで良い情景を見ることが出来たと思います。

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21名の住民とバスに揺られ、最初の見学場所である泉パークタウン紫山に到着。
比較的最近計画された住宅地であり、植栽や道路が非常にゆとりを持って配置され、
生垣整備などに地区の管理ルールが存在しているのが特徴です。

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高台移転の宅盤規模である100坪の敷地面積に比較的近い住宅が立ち並ぶため、
まちなみづくりの要素について触れながら、
造成終了後どのようなまちなみになるかを規模の面からも感じられたので、
住民の方たちも非常に関心を持って見学することが出来たのではないかと思います。


再びバスに乗り込み、次に訪れたのは仙台市青葉区桜ヶ丘の住宅地です。
完成してから40年が経つ住宅地で、紫山で見たような空間のゆとりのようなものは計画されていませんが、
生活空間として非常に醸された、雰囲気のある住宅地です。

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複数の住宅地を見学することで、住民の方々の中で、
各々どういうまちなみにしていきたいかというイメージが出来てきたのではないでしょうか?

この後本来の予定では岩沼の里の杜住宅地を見学する予定でしたが時間が押してしまい断念。


次に訪れたのは岩沼の地域型復興住宅のモデルハウス「黒い家」「白の家」です。
黒の家のリビングで東北工業大学専任講師の福屋粧子さんにまちなみづくりに関する講演をして頂きました。

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現在福屋さんは岩沼の玉浦西地区で実際に住民と行政とのまちづくり協議に携わっておられ、
その協議の流れや仕組み、どのようなスケジュールでまちづくりの情報をまとめたかについて
お話しして頂きました。

ここで講演いただいた内容を、今後のワークショップの中で活かしていければと思います。

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その後モデルハウスの見学をそこそこに時間も13時半を回ろうとしているので、
歩き回って疲れている参加者の空腹も限界に。。。

足早に昼食兼懇親会会場であるキリンビール工場レストラン「キリンビアポート仙台」へ
一部お酒を飲まない方は別ルートということで近くの三井アウトレットパークで降りるプランとで分かれましたが、
皆さんビールが入ったこともあり、今後のまちづくりに向けての熱い意見なども飛び出し、
懇親会は非常に盛り上がりました。
またこのような機会が持てればよいと言って頂けたのが非常にうれしかったです。

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帰りのバスの中では一日歩き回ってお酒を飲んでどっと疲れたのか皆さんグッスリ眠っておられました。
途中夕飯買い出しのために大型バスでスーパーマーケットに買い出しをしに行き、
出発地点であった北上中学校に到着。18:30に解散となりました。

朝8時から18:30までの長丁場でしたが、非常に有意義な会になったという参加者の声が聴けたので、
これからもこのような機会を、また、にっこり地区に限らずこのような会を企画したいという要望を頂ければ
是非そのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
posted by JIAみやぎ at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

2013年08月23日

北上まちづくり委員会

8月20日に北上まちづくり委員会が行われました。
今期最後ののまちづくり委員会になります。

北上の中心部になる、にっこり地区の計画が変更になったことと、
相川地区の集会所を多機能化してほしいという要望が住民から出ていることの
2点について話し合われました。

にっこり地区の計画は当初、南北2つのエリアに分かれていたのですが、
南側の計画地にひん岩の層があることが分かり、
工期、費用、施工上の問題から計画が変更になりました。
委員からは「1つのエリアにまとまって、計画としてはよくなったかもしれないが
今になって変更しなければいけないのは残念だ。」
「工期が遅れどんどん人口流出してしまうのではと不安に思う。早く計画を進めてほしい。」
等の意見が出ていました。

相川地区は第二の中心部になる場所で、
住民から「集会所を、図書室・会議室・高齢者や子供のためのスペース等のある複合施設としてほしい」
と要望が出ているそうです。
北上まちづくり委員会はこの要望がかなう様に応援していくこととなりました。

今期の北上まちづくり委員会は最後となりますが、
来期も再任される委員の方もいるのではないでしょうか。

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真田
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2013年07月01日

地域型復興住宅 竣工式

地域型 復興住宅プロジェクト
<岩沼モデルハウス「黒い家」「白の家」>の竣工式を行いました。

モデルハウスは「黒い家」と「白の家」の2棟です。
「黒い家」は設計が都市建築設計集団/UAPP、施工は佐善工務店、
「白の家」は設計がSOYsourece建築設計事務所、施工はセンケンホームです。

竣工式では、地域型復興住宅のレクチャーとピザ・パーティーも行われました。

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気がつくと、事務所の飲み会になっていました。

この地域型復興住宅は今週末から販売開始です!!!

2013年06月22日

地域型復興住宅 竣工式のご案内

地域型 復興住宅プロジェクト
<岩沼モデルハウス「黒い家」「白い家」> 竣工式のご案内

向暑の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
昨年度より当会にて企画、監修をおこない、木造住宅等の施工能力・継承事業
(国土交通省認定講座)、地域型復興住宅勉強会などを通して地域型復興住宅の
プロトタイプ建設を目指してきました<岩沼モデルハウス「黒い家」「白い家」>
が完成いたしました。これに合わせまして、竣工式ならびに地域型復興住宅
レクチャーを開催することとなりました。
つきま しては、多くの皆様にご出席いただきたくご案内申し上げます。

            記
1.名 称  (仮称)岩沼モデルハウス「黒い家」「白い家」竣工式
2.日 時  平成25年6月29日(土)11時 開会
3.場 所  岩沼市押分字奥山7街区9画地(別紙をご参照ください)
4.主 催  公益社団法人 日本建築家協会東北支部宮城地域会
5.参加人数  約50名  

※駐 車台数に限りがございますので乗り合わせて来場ください。

130621_竣工式_flyer.pdf

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2013年05月27日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.43

 高橋是清は、後年、日銀副総裁や首相、蔵相を歴任し、2・26事件で青年将校の銃弾に倒れました。そんな「日本のケインズ」と呼ばれるほどの大人物となる後半生に比して、若年時代は想像を絶するほどの波乱に満ちた人生を送っていました。
 高橋は1854年(嘉永7年)狩野派の絵師、川村守房と侍女北原きんの間に非嫡出子として生まれ、4日もたたないうちに仙台伊達藩の藩士、高橋是忠の養子に出されます。是清の人格形成に重要な役割を果たした養祖母の喜代子は、是清に子供のころから英語を学ばせるのです。
 王政復古が宣言された1867年(慶応3年)、後に日銀総裁となる仙台藩士、富田鉄之助らの一行と共に、12歳の若さでサンフランシスコに渡ります。ところが騙されて、意味不明の書類にサインをしたばかりに奴隷として売り買いされたり、様々な失敗を繰り返すのです。帰国後、南校の英語教師となるも、年上の芸者と駆け落ち。借金取りから逃れるために偽名を使って唐津藩の藩校英語教師となり、辰野らとの出会いにつながるわけです。
 前半生だけでも本当に波乱万丈の人生ですね。その後も、浮き沈みの激しい人生を繰り返していた最中に、曾根や辰野らと再会。そんな多くの人生経験を生かして、日銀建設の様々な困難を乗り越えるアイデアを提案し、辰野の建築家職能の実践と施工体制の近代化を、陰に陽に支えました。

松本 純一郎

2013年05月20日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.42

 お雇い外国人の時代から、国の公共建築の実施設計や工事監理は、幕府作事方の流れをくむ臨時建築局が担当していました。辰野はその仕組みを変えようとします。実施設計の詳細図関係は辰野の教え子で工部大学校10期生の葛西萬司、積算・仕様は井上工一、工事監理は岡田時太郎という体制で、日本銀行建築所を開設しました。
 さらにしばらくして、曾根達蔵の提案で、あの高橋是清を建築所の事務主任に推薦します。高橋は唐津藩校時代、曾根、辰野の二人に英語を教え、工部大学校開校の情報を与えて、建築家への道筋を作った人です。そして縁は異なものです。実は曾根は高橋是清の妹と結婚していたのです。
 当時の高橋は、農商務省の特許局長という重要ポストを辞職し、ペルーの銀山開発のために鉱山の管理者として赴きます。しかし、前任者の調査不足が原因で鉱山が廃坑であることが判明し、1890年(明治23年)4月帰国。しばらく、失意の生活を送っていました。その後、当時の日銀総裁川田小一郎の計らいもあり、1892年(明治25年)日銀建築工事総監督となっていた辰野の部下として辰野らを支えることになったのです。

松本 純一郎

2013年05月13日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.41

 1890年(明治23年)夏、辰野が提出した日本銀行本店の設計案が閣議の了承を得て、9月にいよいよ工事がスタートします。ついに、日本人建築家によるはじめての国家的建築の建設が始まったのです。その計画案は、地下1階、地上3階の総石造りでしたが、この年10月に岐阜県を襲った濃尾大地震の被害状況から、建物を軽くするために2,3階は煉瓦造に御影石張りとなりました。様式としては、柱やドームなどのバロック様式に、規則的な窓などのルネサンス様式を取り入れたネオ・バロック様式で、秩序と威厳が表現されています。外観はベルギー国立銀行にならって左右両端を強調して中央を軽く見せるという珍しい構成。中央の壁には銃眼が穿たれ、まさに城砦という雰囲気です。
 日銀本店の建設には、1896年(明治29年)2月まで7年近い歳月が費やされました。その間、辰野は近代的な施工体制作りにも挑戦します。旧幕府作事方の流れをくむ臨時建築局に残っていた、材料や施工に対する目こぼしや公然たる業者からの賄賂等々の悪弊に、目をつぶるわけにはいかなかったのでしょう。
 辰野は「アーキテクトは芸術家であると同時に技術者であり、デザインだけでなく、工事全般を監督し、工事一切に責任を負う職能だ」、ロンドンの建築家バージェスから学んだこのことを実行しようと固く決意し、挑戦したのです。

松本 純一郎

2013年04月22日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.40

 桜井小太郎が登録建築家資格を取得したイギリスでは、日本の幕末期に当たる1834年(天保5年)に、RIBAの前身であるIBAが設立されています。1837年(天保8年)には王室の勅許状(ROYAL CHARTER)を授与され、RIBA(英国王立建築家協会)に名称変更。その後1863年(文久3年)には、独自の建築教育認定試験を実施します。さらに、1887年(明治20年)にはRIBA会員登録試験制度を実施して、建築家職能の確立運動を着実に進めていました。
 ヨーロッパでは中世以来、友愛的な相互扶助を目的とした、職業団体であるギルドが発達していました。イギリスにも、自らの職能(プロフェッション)と構成員の利益を守ることを目的とした、職人のギルドであるクラフトギルドがありました。建築家協会の早い時期の設立は、こうした歴史とも無関係ではないでしょう。
 その後、RIBAや、同じ建築家の団体であるソサエティ・オブ・アーキテクツの半世紀以上にも及ぶ努力の結果、イギリスにアーキテクト登録法が成立したのは、1931年(昭和6年)でした。そのような歴史を経て、現在も行政のバックアップのもとで、RIBAという建築家職能団体が建築家の資格試験制度を取り仕切っているのです。

松本 純一郎

2013年04月15日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.39

 辰野、岡田と共に欧州銀行建築調査に同行した桜井小太郎は、第一高等中学校中退後東京帝大工科大学選科生となり、コンドルの建築事務所で建築実務の指導を受けていた変わり種でした。
 辰野、岡田が帰国したのちもロンドンに留まり、1889年(明治22年)9月にロンドン大学ユニバーサルカレッジに入学し、1890年(明治23年)に好成績で卒業します。その後、ロジャー・スミス建築事務所で2年間実務修習を行った後、1892年(明治25年)には英国王立建築家協会(RIBA)会員登録試験制度の認定試験に合格し、日本人として初めてRIBA公認建築家資格を取得しました。
 桜井は、1893年(明治26年)に帰国し、海軍技師を経て曾根達蔵の勧めで三菱合資会社地所部(現三菱地所)に入社します。そこで技師長として主に丸の内ビジネス街建設に関わり、1923年(大正12年)には桜井小太郎建築事務所を設立し、1935年(昭和10年)竣工の代表作、横浜正金銀行神戸支店(現神戸市立博物館)の設計を最後に引退しました。正面にドーリア様式の円柱が堂々と建ち並ぶ、新古典主義建築の重厚なその外観は、旧神戸外国人居留地の街並みに深みを与えていて、神戸における様式建築の最後期の作品として親しまれています。

松本 純一郎

2013年04月08日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.38

 辰野一行は、1888年(明治21年)の末にロンドンに渡り、岡田と桜井は早速ロンドン大学の講義を聴講することになりました。ロンドン大学はコンドルが卒業し、5年前には辰野も通った日本で建築を学ぶ者にとっては憧れの大学です。
 同時に一行は、今回の旅の主目的である17世紀末に設立された世界最古の中央銀行であるイングランド銀行を見学します。しかし、イングランド銀行は中世のカテドラルを改修したもので、図面は手に入ったものの日銀の設計にはあまり参考にならないことがわかり、辰野はヨーロッパ大陸に渡ることを決意するのです。
 そこで出会ったのが、日銀のお手本にふさわしい10年前に完成したベルギーの国立銀行本店でした。現在も国立銀行の一部に貨幣博物館として残されている、その建築の端正な美しさと重厚な佇まいに感動し、設計者である建築家のアンリ・ベイヤールに会います。そして、この銀行を「城砦」として設計したという話を聞き、当時の覇権を争うヨーロッパ情勢の中での小国ベルギーと、大陸の大国から常に脅かされている日本に相通ずるものを感じ、ベイヤールにアドバイザー就任の要請をします。
 辰野は岡田、桜井と共にベイヤールのアドバイスを受けながら、1889年(明治22年)初めには、日銀の基本計画を完成させました。その貴重な図面をスティール製の大筒に納め大切に抱えて、辰野と岡田がロンドンを発ち帰国したのはその年の秋でした。桜井はロンドン大学に正式入学するため、ひとりロンドンに残ることになりました。

松本 純一郎

2013年04月01日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.37

 辰野に岡田、そして当時まだ18歳だった桜井小太郎という若者を加えて始まった欧米銀行建築調査の旅は、1889年(明治22年)10月までの約1年間に及びました。
 まずはアメリカの主要都市、サンフランシスコ、シカゴ、ワシントン、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィア等を巡り、合衆国の大蔵省金庫や銀行を調査するなかで、新興国として試みられていた鉄筋コンクリート構造・鉄骨造など新しい技術に接することになります。
 そのなかでも当時のシカゴは、1871年の大火で失われた市街地の復興のさなかで、1880年代から1900年には多くの高層建築が建設されていました。フランク・ロイド・ライトの師であるルイス・サリバンに代表されるシカゴ派と呼ばれる建築家たちが、高層ビルという新たな課題に挑戦していました。鉄骨骨組構造に石積みという新しい建築技術によるサリバンの代表作、オーディトリウムビルが完成したのも、ちょうどその頃1889年(明治22年)です。

松本 純一郎

2013年03月27日

みやぎボイス

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震災復興シンポジウム2013
みやぎボイス
  地域とずっと一緒に考える復興まちづくり
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   日時:4月6日[土]─7日[日]13:00~18:00
   場所:せんだいメディアテーク1F/オープンスクエア
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日本建築家協会(JIA)東北支部では、4月6日、7日両日に
「震災復興シンポジウム2013 みやぎボイス 地域とずっと一緒に考える復興まちづくり」と題して、
震災復興シンポジウムを開催いたします。

シンポジウムの趣旨としては、

@復興に関わる方を、支援される側と支援される側、あるいは行政か民間か、あるいはボラン ティアか 職業人としての取組か、団体か個人か を分けず同等に扱い、どんな立場であれ、復興を願い、復興に向けて動き出している方々を支援し、結び付けることを目的とします。

A1日目のシンポジウムは、狭いエリア(北上)に限定し、その場所で復興に 携わっている方々 を、どんな取り組み方をしているかに関わらず、一堂にお集まりいただき、お互い の話を聞き、意見を交換すること。漁業の再興を願う漁師、学校の先生、まちにひとつしかない診療所の先生、NPO団体、市役所の担当者、県の各担当者、復 興庁、有識者など、立場 によ るいっさいに峻別を行わずお話がお聞きできる場を設けたいと思っています。

B2日目は、広く宮城県全域で活動する方々を対象とし、しかし、「まちづくり関連の復興」に限って活動する方々に御出でいただき、ジャン ルを限った、広がりを持った集まりとすることを考えています。

Cこの2つの「深さ」「広がり」を「復興の大きなうねり」の全体像の縦軸と横軸と捉え、少しでも全体像に迫り、今後の復興に役立てよ うと考えています。



お問い合わせ先
(社)日本建築家協会(JIA)東北支部事務局
  〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21 北四ビル3F
           TEL022-225-1120 FAX022-213-2077
        E-Mail:shibu@jia-tohoku.org 
           URL http://www.jia-tohoku.org/
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posted by JIAみやぎ at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災関連

2013年01月29日

2012年度 第4回JIA宮城見学会をご案内いたします!

見学先:地産直売所 We Are One 北上 (北上地産直売所 兼 子供ハウス) 
日 時:2月2日(土)13:40〜15:00

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 この建物は、2011.3.11に甚大な被害を受けた石巻市北上町のにっこり仮設団地入口脇に立地しており、津波被害で買い物をする場所や働く場をなくした仮設団地の若いお母さん方が,震災後に組織したWe Are One 北上に、アーキテクチャーフォーヒューマニティー(AFH)というアメリカの支援団体から建設資金の提供を受けて建設した施設です。近くの農産物や海産物も扱う直売店舗と、仮設の子供たちも遊べる子供ハウス、地域の会合にも使用できる多目的室を備えた、小さいながらこの被災地の復興シンボルとなれるように願いを込め、みんなの協力のもと、ローコストで完成した施設です。外観はシンプルなガルバリウム鋼板張りですが、内部は勾配天井で、木造の梁組がみえ、とくに子供ハウスは杉の落とし板とさわらの床板で構成された、ぬくもりのある空間をめざしています。

参加ご希望の方は、
1月31日(木)必着でJIA宮城事務局(JIA東北支部事務局内)宛に
Eメールにてお申し込み願います。
E-Mail:miyagi@jia-tohoku.org

貴重な機会ですので会員・賛助会員、またご家族など多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。


posted by JIAみやぎ at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | その他もろもろの告知

2013年01月24日

北上まちづくり委員会 第3回分科会

2013年1月21日(月曜日)に北上まちづくり委員会 第三回分科会中心部分科会が行われました。

写真のみUPしておきます…。

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本当に手抜きですいません…。

また、下記の日程で、
「自力再建者に向けた、住宅再建のための融資説明会および建築相談会」
を行います。

◆日時:2013年2月11日(月・祝)
    午前の部・・・9:30〜
    午後の部・・・13:30〜
◆場所:午前の部・・・にっこりサンパーク仮設住宅団地集会所
    午後の部・・・石巻市北上総合支所2階会議室

主催は「北上復興応援隊」です。
奮ってご参加ください。

(T)
posted by JIAみやぎ at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

2013年01月01日

地域型復興住宅、岩沼モデルハウス地鎮祭

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新年もあけてしまいましたが、昨年12月25日にJIA宮城で長いこと取り組んできた支援活動がひとつの区切りを迎えましたので、その後報告をいたします。

JIA宮城地域会では、地域の震災復興のためには、地域の中小工務店が地域の素材を使いながら、地域の復興の中核を担ってゆくことが重要であると考え、幾つかの地域生産者グループへの設計支援を行ってきました。

岩沼近辺で、今年の春ころから敷地選定をはじめ、夏頃からは、平面プランの検討、工法の検討などを経て、断面計画の検討を、地道に継続してきました。

南北に続く二宅地に、平屋タイプと二階建てタイプを各一戸づつ、計画しています。
住戸計画の詳細は、今後ゆっくりと紹介してゆきますが、とりあえず、地鎮祭の様子をご紹介いたします。

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手島浩之

2012年12月02日

北上まちづくり分科会 & JIA建築家大会2012横浜大会

11月28日に第1回北上まちづくり分科会が開かれました。

これは北上まちづくり委員会の分科会として、
復興に係わる多様な課題を住民主体で考えてくために立ち上げられたものです。
JIAは北海道大学・法政大学・立教大学の社会学チームとNPOのPARCICとともに支援をしていきます。

今回の主な議題は、北上の中心部になる「にっこり」の計画についてです。
告知がギリギリになってしまった今回の分科会ですが、
まちづくり委員ではない方々の参加もあり、大変盛り上がりました。

その中で、分科会は多くの住民が参加してわいわいやるのが楽しいという意見も出ました。
街の将来についてみんなで考えていく場がある、というのがとても重要なのではないでしょうか。
次回はもっと多くの人に来てもらえるように告知をする、というのが支援チームの課題です。

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そして
次の日、朝から車を飛ばしてJIA横浜大会へ。
前日の分科会でにっこりの模型を使用していたため、車で模型を運搬するのです。
横浜は遠いようで近いような・・・。
朝の高速を運転するのはわりと楽しいです。

JIA横浜大会では、北上での支援活動をメインにしたシンポジウムが行われました。
こちらも告知がギリギリになってしまったようですが、
多くの方に参加していただきました。
岩手や福島の復興支援活動や全国からの参加者の意見を聞くことで、
あらためて復興支援について考える機会となりました。

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東日本大震災復興支援活動報告・シンポジウム
http://www.jia-kanto.org/jia2012/program-sympo.html

2012年11月29日(木) 13:20 〜 16:40    @開港記念会館


東日本大震災の被災地となったJIA東北支部は、地域に密着した復興支援活動を行っており、本年3月には、その検証と課題をテーマにしたシンポジウムを仙台で開催しました。その後、被災地は集団移転のための合意形成の難しさや仮設住宅の入居期間延長が報じられるなど、順調な復興には程遠い歩みの中にあります。また、JIAの復興支援活動も多くの課題に直面しています。シンポジウムにおいては、宮城県石巻市北上地域での高台移転や被災低地利用などへの取組みを焦点に、既に提案したものやこれからの提案内容について、また、その取組み方法も含めて意見やアイデアをいただきます。

■13:20〜13:30
開会挨拶・主旨説明:JIA東北支部長 渡邉 宏

■13:30〜14:00
活動報告:岩手・宮城・福島地域会会員

■14:00〜15:20
パネルディスカッション
課題提起:手島浩之(JIA宮城地域会復興支援委員長)
コーディネーター:松本純一郎(JIA東北支部復興支援委員長)
パネリスト:4名(JIA本部および他支部の会員)

■15:30〜16:30
参加者を交えての意見交換

■16:30〜16:40
まとめ・閉会挨拶:鈴木弘二(JIA宮城地域会長)

[パネリスト]
篠田義男(JIA復興支援本部委員、篠田義男建築研究所)
高木彬夫(JIA関東甲信越支部、A+A建築企画設計事務所)
上西 明(JIA都市づくり街づくり等推進委員、上西建築都市設計事務所)
佐藤文人(JIA城南地域会、スタジオクチン)

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真田
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2012年11月15日

北上まちづくり委員会

11月8日に第三回北上まちづくり委員会が行われました。

「国道の付け替えの要望書について」、「8月に行われた従前地調査の報告」、
「北上全体の構想マップと各集落の構想について」、
「にっこり中心部の計画」、「まちづくり勉強会について」等もりだくさんの委員会でした。

とくに将来の北上中心部になるにっこりの計画については
早急に話し合う必要があるため分科会(名前未定)をつくって密に議論をする、ということになりました。
委員の方はやる気と熱意があり、分科会と言いながらもみなさん参加されるようです。

また、委員会の内容や分科会についての広報をどうするのかという問題が話し合われました。
当面は大人気のPARCIC作成かわら版でお知らせをするしかなさそうです。JIAチームも協力をしていきます。

委員長の「この第三回まちづくり委員会は、震災後ゼロからのスタートで、
本当のまちづくり委員会になる。最高のまちをつくろう。」という言葉が印象的でした。
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真田
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2012年10月24日

第16回東北建築学生賞 結果のお知らせ

最優秀賞
記憶の丘                       
熊谷 雄     仙台高等専門学校

優秀賞
田ノ浦番屋 〜コミュニティ・文化・生業の再生拠点〜  
瀬野尾 真里子     東北文化学園大学

優秀賞
箱庭 〜安心と安全子どもたちの未来へ〜        
新妻 慎也  新長 一茂     wiz専門学校国際情報工科大学校

奨励賞 みやぎ建設総合センター賞
ひとの編み目、まちの編み目     
塩田 佑太郎     wiz専門学校国際情報工科大学校  

奨励賞 東北専門新聞連盟賞
都市のヴォイド 〜高密度な都市空間における小学校の提案〜     
永久 淳一     東北大学  

奨励賞 東北専門新聞連盟賞
水と暮らす  つかずはなれず     
中井 奨太     日本大学   

奨励賞 河北賞
     
加藤 雅人  平塚 亮太郎  福田 浩之     秋田県立大学

賛助会 特別賞
たかだいたがだいの灯
後藤 忠平  秋山 由衣  山口 裕史     八戸工業大学

賛助会 特別賞
ひとりだけふたりだけかぞくだけ     
米田 菜奈子     東北芸術工科大学

賛助会 特別賞
Ripple −音と暮らしのミュージアム−  
堰内 宏香     秋田県立大学

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 第16回JIA東北建築学生賞審査会は例年通りせんだいメディアテーク1階オープンスクエアで開催されました。
昨年は、3.11の東日本大震災の影響などで、開催日が11月上旬と大幅にずれ込んでしまいましたが、今年は例年同時期の10月19日(金)に行われました。昨年より3点少ない34作品の応募となりましたが、審査会にはほぼ全員の学生が参加していただいたこともあり、盛況のうちに終了しました。

応募作品の傾向としては、昨年に続き震災復興関係の作品が多く、通常の課題との審査基準の設定とその評価に審査員の方々は苦慮したようでした。結果的にも震災関連のテーマで取り組んだものが多く入選したことは、復興道半ばの現状として、それぞれの地域で様々な課題があるにことが改めて浮かび上がったように思います。

また、審査の方法も昨年から見直し、多くの作品を一同に審査するディスカッションのスタイルで行われました。応募作品を全体で再確認することができたうえで審査、投票が行われることは審査員とギャラリーの学生との一体感につながり、概ね好評だったようでした。
来年度以降もより公平、真正な審査が出来る体制を整えていきたいと考えています。

最後に各地域会ならびに関係団体から参加していただいた審査員の皆様、会場設営、進行などに御協力いただいたスタッフ、賛助会員の皆様、そして、学生賞に応募していただいた学生の皆さん、学校関係者の方々に心よりの御礼を申し上げます。

お疲れさま、有難うございました。

2012年度JIA東北支部・支部企画事業実行委員長 佐藤忠幸
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2012年10月11日

震災復興支援活動(を主とした業務の)スタッフ募集

震災復興支援活動にご興味をお持ちの皆様

ガッツのある専門家不足が深刻な今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

「都市建築設計集団/UAPP」では、震災復興支援活動を主に設計業務を明るく!楽しく!手伝ってくれるスタッフを募集しています。

ご興味のある方は、下記連絡先までご連絡ください。

uapp@mve.biglobe.ne.jp

基本的には、メールでご連絡をいただいたあと、ポートフォリオ等の資料を送付していただきます。
内容を確認後、メールにてその後のステップについて、ご連絡を差し上げます。

※経験者を優遇したいと思っていますが、未経験者でもご連絡ください。

手島 浩之
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都市建築設計集団/UAPP
宮城県仙台市青葉区一番町一丁目15-38小林ビル2F 
〒980-0811  telephone 022-217-2515  facsimile 022-217-2516
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uapp@mve.biglobe.ne.jp  http://www.uapp.jp 
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2012年10月09日

北上の植生勉強会

9月29日に北上の『高台移転地(造成地)の植生を考える』セミナーが行われました。
講師の佐々木豊さんのお話がとても面白く、あっというまの二時間でした。
久しぶりに(建築以外の)知識を教えていただく貴重な機会でした。
「何かを知る」というのはなぜ楽しいのでしょうか・・・。

セミナーを動画に撮りましたので、下のリンクから御覧ください。






真田
posted by JIAみやぎ at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

小室集落 テレビ取材のお知らせ


10/5(木)に東日本放送KHBによる、小室集落の防災集団移転について取材申し込みがあり、PARCICから日方さん、 JIAチームからは渡辺、真田が対応しました。

取材内容は、千葉区長と小室住民3名へのインタビューと、移転案とその模型の趣旨説明、北上専門家支援の主旨についてなどでした。

その後、石巻市集団移転対策課にも取材を行ったようです。

放送は以下の予定です。

KHB東日本放送「スーパーJチャンネルみやぎ」
10/11(木)放送の回の中で、18:15頃放送予定

是非ご覧ください。
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2012年10月08日

2012年秋の東京の夜

おめでとうございます!!
・・・と言っても、自分のことですし、しかもJIAではない建築士関連団体からの賞ですので、ここでわたしが書くべきか、迷うところではありますが、とりあえず挙げておきます・・・。

午前中の打ち合わせを終え、車を飛ばしてスタッフ三人で会場に向かいました。
目当ては授賞式会場の前にある、去年竣工した「日比谷花壇」です。

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思ったよりも建物が小さく、驚きました。たぶんこれは訪れた人が誰も思うのではないでしょうか?よく考えれば、この柱のピッチは、構造上の必要ではなく、ガラスの製作可能限界を元に設定されているので、スケールの錯誤が起きるのは当然と言えば、当然かも知れません。
日差しが強すぎる所為か、ブラインドが閉じ気味なのも残念でした。

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この施設は、基本的に完全に別棟で幾つかの「部分建物」が寄り添うように建てられているのですが、その施設どうしの接続は面白く出来ていました。一方の建物を自動ドアで出ると、その歩行速度のまま、1mほど離れた「隣の棟」に、そのまま自動ドアが開きます。分棟の建物をつなぐアイデアとして、その連続する「自動ドアの快感」を思い付いた瞬間の建築家の頭の中がどんなに激しい至福に包まれたかは想像できます。

たぶんこの建築の新しさ、特筆した面白さを言え、と言われると、誰もがその快感を言うのでは無いでしょうか?

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うちのスタッフの一人は、「誰の設計か分からないけど、帝国ホテルのこのパースはすごく格好いい・・・」と呟いていました。

日事連建築賞授賞式の会場はこんな感じ・・・。
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日事連全国大会の中での授賞式でしたが、びっくりするくらいに立派でした・・・。ほんとうにびっくりしました・・・。
・・・といっても、実は、わたし、JIAの全国大会にも一度も出たことがありません・・・。すいません・・・。

パーティ会場では更にびっくり。会場は倍以上に大きくなり・・・、

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スタッフが思わず「喜ばし組」と呼んだ女性スタッフも多数配置されていて、(ヘンな意味ではなくて、帝国ホテルのホステスさんです、たぶん・・・)

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JIAの芦原会長も乾杯の音頭をとられていました。
芦原会長には、この夏の北上従前地調査への協力を直々にお願いに上がった経緯もあり、直にご報告がしたいと思い、会場中を探したのですが、広すぎて見つけることが出来ませんでした。

ともあれ、この席で優秀な建築家数人と話が出来たのがほんとうにうれしかったです。

帰りに、浅草の隈さんの新作を見に行きました。

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どうでっしゃろうかぁ〜?

手島
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2012年10月07日

2012-10-04-福岡建築ツアー

前の記事の翌日、福岡の松山さんに、いろいろと連れ回してもらいました。
本人は九州でもピカイチに忙しい身だというのに・・・。

先ずは、NKSアーキテクツの末広さんご夫妻の保育所です。
外から見ただけですが、門型モチーフの繰り返しが面白いです。
きっと中でも、執拗に繰り返されているのでしょう。

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打ち放しと、黄色の塗装の切り替えも、面白いし。
前夜、宣子さんにはいろいろとお話をお伺いしていましたが、すごく魅力的な方でした・・・。


ついで「ぐりんぐりん」
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周りのうわさを聞くと「竣工当初とは違い、木々でうまく建物が覆われるようになって随分良くなった」とのことでした。

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うううんんん…。
地面がめくれて様々な空間が出来ているのは面白いんだけど、人の、建物への近づき方が地上の真正面から一方的に近づくだけで、その点が普通の建物以上に普通なんですよねぇ・・・。

同じ伊東豊雄さんの、アルミのトイレ

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これも良かった。

次。
ネクサスは実は二度目でしたが、今回は随分良いと感じました。
建築家の谷口遵さんの事務所にお邪魔し、案内をしていただきました。谷口さんは自宅と事務所をここにお持ちだそうです。

マークマック棟
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ステーブンホール棟
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レムクールハース棟
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スティーブンホール棟が圧倒的に良かったです。
前に行った時には、中に入れなかったこともあり、「綺麗なデティール」くらいの印象しかなかったのですが、とにかく共用部といい、住戸配置といい、良く出来ています。雑誌で見たときにはクールハース棟に一番衝撃を受けましたが、いくとそうでもないんです・・・。クールハース棟は縦型の住戸配置アイデアの斬新さに惹かれますが、行くと「戸建て住宅の集約化タイプの構成」として見え、戸建て住宅よりも住戸と住戸の間のスペースが貧弱さが目に付いてしまいます。
一方でスティーブンホール棟は共用部分が非常に充実しており、「人と人がどうすれ違うか」が良く練られていると感じました。

実は、偶然にもスティーブンホール棟には福岡の錚々たる建築家たちが多く住んでいるそうです。

次いで大宰府天満宮のスタバ
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これも良かったです。

菊竹さんの博物館
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このでかさは、ある意味でこの時代の中では特異な輝きを放っていました・・・。
いまどきこんな作り方はあまりしないもんなぁ。

前日見せてもらった、松山さん作の個人住宅も本当によかったなぁ・・・。


少し手抜き気味ではありますが、二日連続で更新してしまいました・・・。
復興と関係なければ気が楽なんですけどねぇ。復興関連となれば、妙に気が重くなってしまうのです。
なんででしょう?
それはこの復興に関して、(正直に言って)何か為し得ている実感のある人は誰もいないでしょう、総理大臣を含めて。
それを今言葉にしてしまうことは、かなり「盛っている」感じになってしまう気がします。それを惜しげもなく開陳してしまうのは、政治的、プロパガンダ的なんですよねぇ。

しかしそんなことが広報をサボってよい理由にはなりません・・・、よねぇ・・・?ああ、サボりたい

手島
posted by JIAみやぎ at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築雑記

2012年10月06日

2012-10-03 福岡の夜

みなさん、ご無沙汰しております・・・。
何ヶ月かぶりの投稿です。

行く先々で、やんわりと「せっかくJIA宮城のブログを見ているのにぃ・・・」といった小言をぽつぽつと耳にしながらも無視を決め込んでいたのですが、次第にその仕草も痛々しさを増していたのか、言う方々も気を遣ってかなり遠回りな婉曲な物言いをしてくださるのが、かえって心に突き刺さります。

10月3日、4日に松本純一郎元支部長と共に、福岡に震災復興支援報告を行ってきました。それもこれも福岡の松山さんと、佐久間さんが熱心に誘ってくれたおかげです。
ついつい「洗濯機の中で叩き洗いをされているような」復興の慌しさに追われ、こうして誰かが熱心に引っ張って暮れないと、こうしたことはなかなか実現しません・・・。

ほんとうにありがたい限りです。

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わたしたちも、震災が他の地域からどう見えているのか、この復興支援が遠い九州からどう見えているのか、ほんとうに勉強になりました。
分かったのは、伝える努力をしなければ、何にも分かってもらえていないことです。その専門職であるメディアに任せていれば、距離は関係なく何でも伝わっているだろう、と当然のごとくタカを括っていたのですが、びっくりするくらいに「距離に比例して」何も伝わっていないことが印象的でした。
関東の連中に伝わっていないニュアンスと、関西の連中のそれと、面と向かって突き付けられる九州人の質問は、びっくりするくらいに開きがありました。
(ほんとうに誰ひとりとして「AA」を知らないんです・・・。)
なんだかんだと言っても、やはり、日本は広いです。

そしてそのことにすごく安心しました。

そして当然のごとく、懇親会です・・・。
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すごく楽しかったなぁ・・・。翌日、いろいろとつれまわしてもらった建築見学記も残しておきたいのですが、出来るかなぁ・・・。

手島
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2012年08月28日

2012-08-19石巻市北上防災集団移転WS 小室集落

8月19日に行った小室集落のワークショップが、8月25日の河北新報に掲載されました。
小室は北上でもっとも早く計画が進んでいる集落です。今後、小室がモデルとなって他の集落の計画もどんどん進んでいくといいです。
20120828094306024z.jpg20120828094306024.pdf
しかし、求められるのはやはり出来るだけ早い集落移転です。
住民の方の要望をきちんと反映した移転案をつくり、ワークショップをすることで、
迅速な合意形成の役に立てればと思います。


真田

posted by JIAみやぎ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

2012年08月06日

2012年夏の北上従前地調査

皆さま

大変ご無沙汰しております。

7月24日(火曜日)に芦原JIA会長他の方々に、北上の支援に対しての本部の協力をお願いし、8月2日18時にJIA会員希望者に向けて、「北上支援活動についての説明会」を行なってきました。

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彼らの協力もあって、8月7日から20日にかけて、石巻市北上の従前地調査を行ないます。

調査は、「北大法政大環境社会学のチーム」と「特定非営利活動法人 パルシック」そして、JIAの共同した活動です。

…途中報告でした…。
…また、ご報告します。

手島
posted by JIAみやぎ at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻北上での復興支援活動

2012年07月23日

建築家職能運動120年奮闘記 vol.36

 岡田時太郎は、辰野の同郷唐津藩の生まれで、その生家は辰野の里方に当たる姫松家の向かい側にあり、6歳上の辰野は、岡田にとって兄のような存在だったようです。辰野や曾禰同様、高橋是清が教えていた藩校で英語を学び、1876年(明治9年)から4年間、大阪境造幣寮付属日進学校に通った後、大阪造幣寮に勤めました。
 岡田が建築を始めるのは鉄道省で大阪梅田停車場建築課に配属されてからです。そして27歳の時、辰野の元で最初の助手となり、1888年(明治21年)には辰野に同行し欧米へ行き、そのまま1年間ロンドン大学に留学。建築を学んだのち翌年帰国します。日本銀行本店工事の際には工事主任として腕をふるいますが、日銀本館の工事を終えると独立して岡田工務所を設立します。1905年(明治38年)に完成した岡田の設計による軽井沢の旧三笠ホテルは、国の重要文化財として今も美しい姿をとどめています。
松本 純一郎

2012年07月20日

2012-07-12石巻市北上防災集団移転WS 白浜・長塩谷集落

更新が遅くなってしまいましたが、7月12日に白浜・長塩谷集落のWSを行いました。
この日のWSは、白浜集落に松本さんの親戚の方がいるということもあり、和やかな雰囲気で始まりました。
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この集落では、移転案の図面をもとにしてWSをするのは初めてで、いろいろな意見やアイデアが出ました。
概ねよいという反応だったと思いますが、とくに住民の皆さんが気にされていたのは、道路の勾配についてでした。地形に合わせた造成は、工事土量の低減や景観への配慮といったメリットはありますが、高齢者にとっては住みにくいのではないかという懸念があります。そのあたりのバランスが重要かもしれません。
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若い人達にもWSに参加してもらいたいという意見があり、今後若い人も来やすい場を設けることが必要なようです。また、とにかく急いでほしいという思いが1番大きいように感じました。
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WS後は、白浜集落の屋号がデザインされた手ぬぐい(?)について話し合いをされていました。手ぬぐいそのものも素敵ですが、集落の人が集まる機会がつくられることにも意義があります。このWSもそのような役割を持つことができたらと思いました。

真田
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